若くしてグラミー賞ノミネート11回、受賞5回。8月の来日公演や、サマーソニックでの星野源との共演などでも大きな盛り上がりを呼んだジェイコブ・コリアー。

ニューヨーク・タイムズ誌に「Z世代のカラフルなモーツァルト」と絶賛されるなど各所で大きな話題を集めているが、そんな彼が来年リリースするニュー・アルバム『ジェシー Vol. 4』からの第2弾シングルとして、ローレンスとマイケル・マクドナルドをフィーチャーした「ホエアエヴァー・アイ・ゴー」(原題:Wherever I Go)の配信がスタートした。

「ホエアエヴァー・アイ・ゴー」(原題:Wherever I Go)配信>>>

『ジェシー Vol. 4』は、ジェイコブが2018年からスタートさせた「ジェシー・プロジェクト」四部作のフィナーレを飾る作品。

グラミー賞を3度受賞、そしてアルバム・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされるなど大きな反響を呼んだ過去三作で探求された音楽的な要素も反映させつつ、人間の感情を表現するという部分にコンセプトが置かれているとのこと。今や彼の代名詞となった、コンサートでのオーディエンス・クワイアのような人間の声の力を祝福するような内容となっているようだ。世界各国のアーティストや音楽を網羅した、まさにプロジェクトの集大成となるような大注目の一枚と言える。既にシングルとしてリリースされている「ネヴァー・ゴナ・ビー・アローン」や「WELLLL」、「リトル・ブルー」も本作に収録されるとのこと。また、アートワークは、複雑且つ幻想的なガラス彫刻やコラージュ作品で知られるブルックリンのアーティスト、ダスティン・イェリンが担当している。


本作について、ジェイコブは「5年前、自分ひとりで始めた音楽の旅をきっかけに、4作にも及ぶコラボレーション・アルバムという大きな夢を持って、僕は音楽と人生について最も偉大なヒーローだちから学ぶという壮大な冒険に旅立ったんだ。そして今回の『ジェシー Vol. 4』は、あらゆる意味で僕が30年かけて作り上げたアルバムと言える。この作品は僕にとって、世界各地のミュージシャンと作り上げた、人間への祝福のようなものなんだ。この実験の集大成として、10万人のオーディエンス・クワイアのようにこのアルバムの核心を成すサウンドを見つけることが出来たと思う。僕の声はまわりの人々の声と同じだし、みんながこの音楽というタペストリーの一部だということ。そして何よりも、このアルバムを作ることで、人生は魔法に満ちているということを思い出すことが出来たんだ」と語っている。

第2弾シングルとなる「ホエアエヴァー・アイ・ゴー」は、いかにもジェイコブ的であるカラフルなイントロから、1970年代を思わせるエレクトリック・ピアノに導かれキャッチーなメロディが続くミドル・ナンバー。ゲスト・ヴォーカルには、ニューヨーク発の兄妹バンドであるローレンスと、AOR/ソウルのレジェンドであるマイケル・マクドナルドがフィーチャーされている。当時のソウル/R&Bに敬意を払いつつ、それらと現代のサウンドを見事に融合させた必聴の仕上がりだ。

『ジェシー Vol. 4』

ジェイコブ・コリアー SG「ホエアエヴァー・アイ・ゴー (feat. ローレンス&マイケル・マクドナルド)」

最新リリース情報
ジェイコブ・コリアー SG「ホエアエヴァー・アイ・ゴー (feat. ローレンス&マイケル・マクドナルド)」
2023年10月27日リリース

ホエアエヴァー・アイ・ゴー

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