先生(セ)と生徒(セ)と先生の友達(セノト)が結成したバンドSESESEnoTO(読み:セセセノト)が12月17日「引きこもりナイト」をデジタルリリースしメジャーデビューした。
同楽曲のテーマは<引きこもり>。「なんだか学校に行きたくない」や「今日はサボっちゃおう」など思ったことは誰しも1度ならずともあると思う。実はそれが引きこもりの入口であり、気がついていないだけで無意識のうちに誰しも引きこもりの入口に立った経験があるはず。
メンバー全員が引きこもりを経験し、それを乗り越えたことがあるからこそ、引きこもりの日々は「決して無駄な日々じゃない!」と楽曲に強い気持ちを込めているという。
引きこもりを自然と乗り越えられた人もまだ遭遇してない人も、そして今まさにその最中にいる人も、全ての人の助けになるまさに最強ソングに仕上がっている。
メンバーの先生は「どうか今を生きる中で行き詰まってしまった人がいるならこの曲を聴いて、一度全ての荷物を下ろして引きこもりナイト(休息)を過ごしてもらえたらと思う。そしたらまた明日への力が湧いてくるかもしれない、、、」と楽曲に対してコメントしているように、この「引きこもりナイト」が多くの人の心の奥底にまで届いて欲しい。
なお、SESESEnoTOは同楽曲のショート動画を公式TikTokやInstagramにて公開予定とのこと。さらに現在は楽曲制作のみでライブ活動は行っていないという。しかし今後は活動の幅も大きく広がっていくはずなので、ライブ開催も含めた今後の活動情報は各SNSをフォローして発信を楽しみにしたい。
≪リリース情報≫
2025年12月17日リリース
デジタルシングル
「引きこもりナイト」
・収録
1. 引きこもりナイト
https://lnk.to/sesese_hikikomori
iTunes、レコチョクほか主要配信サイト
AppleMusic、Spotify、LINEMUSICほか主要音楽配信サブスクサイトにて配信となります。
「引きこもりナイト」セルフライナー
記:先生
セセセノトのメンバーは皆一度引きこもりになったことがある。
そして、どんな人も実は引きこもりの入り口にいたことがあるはずだと思っている。何かしらの方法で乗り越えてきた、もしくは、まだ入ったことがない人もいるかもしれない、ただどんな人もそれに似た経験は必ずあるし、訪れる。
自然とそれを乗り越えられた人もまだ遭遇してない人もそして今その最中にいる人へこの曲がそこから抜け出す助けになればと願っている。
自分が引きこもりになってしまった経験は、とても些細な事から始まった、人間関係や日々の生活の疲れから学校を何となく休んだあの日、夜になり明日が近づいてくる恐怖を感じ、そして次の日の朝、親に言う『今日も頭痛い』。
そのサイクルにはまってから、どうしたら家を出られるのかがわからなくなっていってしまった。そんな自分がそこから脱した方法は一つ、引きこもりの状態が悪いと思わないことだった。
家にいるとある日(引きこもり中)ふと気がついたことがあった、せっかく休んだあの日から今日まで、ほとんど休めていないことに気づいた、休んだあの日から『勉強の遅れ』や『部活の先輩達の気持ち』いろんなことが心配で、晴れやかな気持ちで休めていない。
その日から初めて休みをとった、好きなものだけを部屋に集め、時間を過ごす、、、
そう、引きこもりのパーティナイトが始まる。その日をきっかけに、徐々に余裕が生まれ、自身を達観し、引きこもりの時間を有効に使えるようになり、自信を見つめる時間ができた事で、次のスタートを切る気持ちになれた。
大人になった今でもあの夜を想いだし、そして自分だけのパーティナイトを今でも開催する。多分どんな人も形は違えど自身のパーティナイトを開きながら日々生きているのではないだろうかと思う。そして、その休憩方法がわから
ないまま生きているとどこかで、パンクしてしまうのだと思う。
どうか今を生きる中で行き詰まってしまった人がいるならこの曲を聴いて、一度全ての荷物を下ろして引きこもりナイト(休息)を過ごしてもらえたらと思う。そしたらまた明日への力が湧いてくるかもしれない、、、
≪プロフィール≫
SESESEnoTO
ユニット名の SESESEnoTO(セセセノト)の由来は先生(セ)と生徒(セ)と先生の友達(セノト)を合わせたもの。
メンバー 3人全員が吹奏楽部出身。
先生は自身の教師生活の中で吹奏楽部の顧問、当時吹奏楽部に所属していた Aoiと出会い、Tomodachiとも吹奏楽の大会で出会った。
リーダーである先生は先天性の心臓と肺の病気を抱える中、教師生活を送っていたが、教師10年目に病気が悪化。
2019年病気がいよいよのところまできた際、移植手術を受けた。右手が動かなくなる後遺症を残したがなんとか手術が成功。 自身の病気が治るという想像もしていなかった人生を歩み出す中、自身の経験が何か活かせればと、教員を辞め、会社員を やりながら音楽活動を開始。2020年に地元飛騨高山の友人であるピアノ&コーラスの Tomodachiと活動を開始、2 年後、移植以来会っていなかった生徒のAoiと再会、Aoiを中心とした楽曲を制作し、2022年SESESEnoTOを結成、現在に至る。楽曲制作のみでまだライブ等は行っていない。
・メンバー
先生(Teach/Rap)
Aoi(Vo)
Tomodachi(Pf/Cho)
