デジタルリリースされた福山雅治「クスノキ-500年の風に吹かれて-」のミュージックビデオが6月30日(月)19時、福山雅治 公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開された。

今回の映像は、国内外で高く評価されている画家 junaidaが、楽曲に触発され描き下ろした絵画「KUSUNOKI」をもとにしたアニメーション作品となっており、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、アラビア語、マレー語、インドネシア語、タイ語の字幕対応となっている。

本作品についてjunaidaは「今の子どもたちがいつか大きくなったとき、この絵とともに、この歌のことを覚えていてくれたら、ほんとうにうれしいです。」とメッセージを寄せた。

福山は2014年に被爆樹木を題材にした楽曲「クスノキ」を発表。この楽曲は、爆心地から約800 メートルの地点、長崎市の山王神社に現存する樹齢 500年以上とも言われる“被爆クスノキ”を題材に、そのクスノキの視点を通して「すべての生命が等しく生きられる世界」への願い、「生命の尊さ、逞しさ」というメッセージが描かれている。

被爆80年を迎えた今年、福山が“みんなで歌えるように”と合唱隊やオーケストラを加え、自身のボーカルレコーディングも新たに行い新録された。

楽曲配信の利益の一部は「長崎クスノキプロジェクト」を通して長崎市の【クスノキ基金】に寄付される。

悠久の時を生き抜く「クスノキ」と対峙した、 2人のアーティストの感情と願いが ひとつの映像として昇華された今回のアニメーション作品は、来月から開催される長崎県美術館でも特別展示「クスノキ/福山雅治×junaida」で原画と共に観ることが出来る。

▼「クスノキ-500年の風に吹かれて」ミュージックビデオ

https://youtu.be/vuxCfIijgIc

▼「クスノキ-500年の風に吹かれて-」 ミュージックビデオクレジット
作詞・作曲:福山雅治 
編曲:福山雅治・井上鑑

絵:junaida 
監督:稲葉卓也 
アニメーション:石橋広海・八百悟志・中根有梨紗・松村麻郁・森本眞生・矢内厚子 
コンポジット:石橋広海 
タイトルデザイン:名久井直子 
アニメーションプロデューサー:大嶋美穂 (Paper Boat) 
プロダクションマネージャー:斉藤理宇 (Paper Boat) 
プロデューサー:松本紀子(ドワーフ) 
制作:ドワーフ

▼デジタルリリース「クスノキ-500年の風に吹かれて」:2025年6月30日(月)配信
https://masaharufukuyama.lnk.to/kusunoki2025

▼特設サイト
https://fukuyamamasaharu.com/kusunoki2025/
※2025年6月30日(月)0:00~2025年7月6日(日)23:59ダウンロードキャンペーン実施中 
詳細は特設サイトをご確認ください。

▼プロフィール
福山雅治
1969年2月6日生まれ。長崎県出身。 1990年、シンガーソングライターとしてデビュー。以降
音楽活動、俳優、写真家、ラジオパーソナリティなど幅広い分野で活躍。長崎の被爆樹木の存在を伝え、
命の逞しさ、平和への願いを次世代へとつないでいく「長崎クスノキプロジェクト」の総合プロデュー
サーを務める。

junaida
画家。1978年生まれ。2015年『HOME』(サンリード)で「ボローニャ国際絵本原画展」入選、
2021年『怪物園』(福音館書店)でミュンヘン国際児童図書館発行「ホワイト・レイブンズ」入選、
2023年『怪物園』で IBBY(国際児童図書評議会)「ピーター・パン賞」を受賞するなど、国内外で
高い評価を受ける。2024年『の』(福音館書店)が日本郵便「絵本の世界シリーズ第8集」特殊
切手になる。近刊に『世界』(福音館書店)、『ともしび』(サンリード)などがある。長崎県美術館では、2024年に企画展としてjunaida展「IMAGINARIUM」を開催。

▼長崎県美術館特別展示「クスノキ/福山雅治×junaida」
会  期|2025年7月5日(土)~8月31日(日)
会  場|長崎県美術館/常設展示室第4室
https://www.nagasaki-museum.jp

▼「長崎クスノキプロジェクト」
長崎に現存する「被爆樹木」の保全、保護を行い、その存在を広く認知してもらうことで、
戦争の記憶、被爆の実相を伝え、命の逞しさ、平和への願いを次世代へとつないでいくプロジェクト。https://nagasaki.kusunoki-project.jp/page/

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