大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:上原茂)が運営するTAISHO BEAUTY ONLINE内のTHE MYTOLブランドサイトにて発刊している『美の知的好奇心マガジン』にて、與 真司郎さんをゲストにお迎えし、大正製薬 先端皮膚科学研究者とのスペシャル対談を公開しています。また、スペシャル対談特別サイトでは未公開の対談内容を、3月17日(月)より本リリースにて公開いたします。
「美の知的好奇心マガジン」サイト上で公開中のスペシャル対談では、與さんが大正製薬 先端皮膚科学研究者と、「BEAUTY」「SCIENCE」「LIFE STYLE」の3つのテーマを軸に対談。世界中を旅している與さんの現在や生き方、スキンケアなどについて語っていただきました。旅先で必ず行っていることや、肌ケアで意識していること、将来の展望などについても明かしました。
本リリースにて初公開する対談内容では、自分らしく生きる自由なスタイルや考え方に加え、ファーストエイジングケア※1の重要性など美について語っていただきました。アメリカでの経験を経て、自分らしく生きることへの大切さを知ったことや、自身のセクシャルマイノリティをカミングアウトした経験についても触れました。さらに今後の活動の目標についても語っていただいたほか、ファンへの想いを明かしました。
※1:ファーストエイジングケアとは、将来の肌を考えて、今から始める年齢に応じたお手入れのこと
<與真司郎さん出演スペシャル対談「美の知的好奇心マガジン」URL>
https://taisho-beauty.jp/shop/pages/mytol_special01.aspx

今回のスペシャル対談では、與真司郎さんが大正製薬の先端皮膚科学研究者と「BEAUTY」「SCIENCE」「LIFE STYLE」の3つをテーマに対談。與さんに旅の様子や生き方、スキンケアやファーストエイジングケア※1など美について語っていただきました。美しさの本質と自分らしい生き方のヒントが詰まっています。詳細は特設サイトをご覧ください。
【概要】
■BEAUTY
與さんの世界を巡る旅の様子や、スキンケア、生き方について迫ります。ここ最近、世界9カ国16都市を自由に旅してきた與さんは、旅の行き先は流れに任せつつ感覚で、自分らしく行き先を決めていると話します。また、「元々好きで、楽しみながらやっている」というスキンケアへのこだわりについては、旅先では元より、移動中の機内でもケアを怠らないと言います。さらに、様々な経験を経て、自分らしい生き方をするようになった理由や考えもお話しいただきました。
■SCIENCE
大正製薬の研究員が肌細胞を「工場」に例え、肌の変化のメカニズムを分かりやすく解説し、ファーストエイジングケア※1の重要性を解説。解説を踏まえつつ與さんはエイジングケア※2を始めたきっかけや考えについて話します。仕事が忙しくなった19歳からスキンケアを始めた経験を話し、「年齢より若く見て頂けることが多いのは、早くケアしてきたからだと思う」と振り返りました。ただ、「誰でも年齢を重ねるもので、無理に抗おうとは思わない」とご自身のケアへの考え方についてもお話しいただきました。また、大正製薬の「3D培養皮膚モデル」を使用した先端皮膚科学研究についても紹介を受け、與さんもその徹底した研究姿勢に、得心した様子でした。
■LIFE STYLE
9年の開発期間を経て誕生した大正製薬の製品「マイトルエッセンス」の特徴が紹介され、独自の浸透※3技術について説明を受けた與さん。その話を受けて「スキンケア=メディテーション」という独自の考えを示し、「自分自身をケアすることでエネルギーが満ちるというか、最高な自分につながると思うんです」と、スキンケアをはじめ心と体をケアすることの重要性を話します。さらに、世界を旅しながら得た経験を共有したいという将来の展望と、「今後は料理に挑戦したい。人を助けるような存在にもなりたい」という想いを明かしました。
※1:ファーストエイジングケアとは、将来の肌を考えて、今から始める年齢に応じたお手入れのこと
※2:エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと
※3:角層まで

―海外での生活について教えてください。
実はLAの家はもう引き払っていて、今は世界をぐるぐる回っています。一人でぐるぐる回っているので、海外旅行は相当慣れていると思います。アメリカ人の友達にも「You are crazy」ってよく言われます(笑)。ただ、旅行は結構疲れるものでもあるので、海外のどこかに一つ家が欲しいなという思いはあります。今は次にどこに住むか検討中です。もしかしたらまたLAかもしれないし、ヨーロッパにも住んでみたいなと思っています。世界を回るのは大変ですが慣れますし、逆に一人なので楽です。全部一人でやっているので、一人で生きていく力は強いです。SNS用の動画なども自分で撮って、スタッフさんに送って編集してもらっています。
―語学は英語ですか?
基本は英語です。スペインなど、英語以外がメインの国に行ったら基本的な挨拶などの簡単なワードは頑張って勉強するようにしていますが、基本どこでも英語はみんな喋れる印象です。
―スキンケアについて教えてください。
肌ケアは結構好きでやっています。毎日肌の状況を見て、調子がいい時は自分も明るくなるし、ざらついている時は食べ物など気を付けようと思うきっかけになったりします。20代の時は少し荒れるだけで落ち込んでいたのですが、最近は歳の問題もあるし、白髪とかも出てきたので、それもそれだという気持ちで歳をとることを楽しんでいます。また、見られる仕事なので第一印象として肌ってすごく大事なんじゃないかなと思うんです。海外でも肌に気を遣ってスキンケアをしている人が多くなってきた印象ですが、最近は周りの人にどんなスキンケアをしているのか、何を使っているのか聞かれる機会が多くなったように感じます。僕が肌に気を遣っていることをみんな知っているということもあると思いますが、世界共通でみんな老けたくないっていう思いは、少しはあるんだろうなと感じます。
―自分の肌の状態に合わせて使い分けられるように、スキンケア用品は色々なものを持っていますか?
持っています。でも最近はシンプルな方が良いなと思っています。昔は何ステップもやったり、高いものを使っていたりしていたんです。ですが、高すぎるものでも肌荒れしたりするので一時期一回シンプルにしてみたら、何種類も使っていた時と全然変わらないことに気付きました。35~36歳になってからシンプルになってきました。
―與さんにとって、スキンケアをする時間とは何ですか?
僕はスキンケア=メディテーションと考えています。僕は自分の顔を見たくないので、鏡があるお風呂などもいつも暗くしているんです。小さい光やキャンドルを灯して、ヒーリング系の曲などゆっくり聴けるような曲をかけて、音楽を聴きながらスキンケアしています。お風呂あがりにちゃちゃっと済ますことはほぼなくて、忙しくてもしっかりスキンケアをするようにしています。
―ファーストエイジングケア※1は早ければ早いほど良いと最近の研究でいわれています。
僕は年齢より若く見ていただけることが多くて。それは、早い段階からケアしてきたからだと思います。色々な仕事が重なって忙しすぎた19歳頃からニキビができるようになって、そこから肌を気にするようになりました。食べ物に気をつけるようになったのはアメリカに行ってからです。LAに行ってから食事を気にする人が周りに多くて、26歳頃から体の中に入れるものも大事だということを知りました。メンタルヘルスもそうですし、食べ物にも気をつけると肌も変わってきます。今は料理にも挑戦しようと思っています。また、自分のケアをするのに時間とお金は惜しまないです。どうせ生きるんだったら元気で長生きしたい。誰でも年齢を重ねるので抗おうとは思いませんが、ある程度若々しく保ちたいとは思います。どんどん老いていくのは仕方ないですが、頑張れるところは頑張りたいなって。
エイジングケア※2については楽屋でメイクさんやスタイリストさんとも話します。友達とか男女関係なく、美容の話や健康の話になります。僕は良いものだったら周りに教えたいタイプなんです。歩く広告塔って言われています(笑)。
※1:ファーストエイジングケアとは、将来の肌を考えて、今から始める年齢に応じたお手入れのこと
※2:エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと

―自身の肌の変化を感じることはありますか?
20代の時からファンの方が好きと言ってくれる目元のしわがどんどん深くなってきて。あれこんなのあったっけ?となっています(笑)。また、うちは白髪家系なのですが僕も白髪が生えてきて、最近染めた方がいいのか迷っています。写真を見ていても昔の自分とは少し違うなと感じますし、体調にも出やすくなりましたね。昨年の3月に仕事のプレッシャーなどで、すごく肌が荒れてしまったんです。今はだいぶ回復しました。ですが“こういう時もあるよな”と逆に吹っ切れましたし、人生が楽に生きられるようになった気がします。ストレスをためるのは本当にダメだなと、精神面が一番大事だなとすごく感じました。
―どういった時にストレスを感じますか?
色々な面のプレッシャーですかね。見られる仕事なので、これまでどう思われるかなど周りの意見をすごく気にしていました。若い頃から芸能界にいるので、できるだけ一人でも多くの人に好かれたいっていう思いに縛られているというか。だから、それをできるだけ気にしないようにしています。ファンクラブやInstagramのコメントは見ますが、DMやネット記事のコメントを見ないようにしたり、SNSでエゴサーチしないようにしています。温かいコメントは多い一方で、特にカミングアウトをした後は嫌なコメントもありました。だからこそ、周りの意見ではなくて自分らしく生きていくようにしています。やっぱり自分の人生は自分で決めないと、誰かのせいにしてしまうので。自分らしく生きるっていうことは、自分が何をしたいかっていうのを分かってないとだめなんだなと改めて気付きました。本当に自分が好きなように人生を生きるようにしています。
―自分の声を聞くということを大事にされているんですね。
自分に聞くのは当たり前になっていますね。やりたいと思ったら止められても何でもやっちゃいます。それで失敗しても自分のせいにできますし、仕方ないと考えています。失敗してもそこからはい上がる。20代の時は、どうしたらいいか人に聞いたり、それをやって上手くいかなかったときに人のせいにしてしまっていました。それこそが20代の時の反省点です。アメリカでメンタルヘルスや自分が大事だと教えてもらってから、本当に自分らしく生きることの大切さを知りました。精神が悪いと、肌に出てきたり、胃腸にも出てきたり。脳と胃腸と肌は本当に繋がっているなというのを最近すごく感じています。
―食事面で気を付けていることは何ですか?
今は胃腸にすごい気を遣っているので、グルテンフリーにしたり乳製品も取らないようにしたりしています。無農薬の野菜を取り寄せたり自分で畑をしたりするのも1つの夢です。最近料理があまりできていないのですが、母が料理上手で和食って良いなと改めて感じていて。味噌など体に良いものも多いなと思っているので、有機野菜とか今後取り寄せちゃう感じになると思います。
―モーニングルーティンはありますか?
あります。仕事がある日は2時間前に起きないとモーニングルーティンを終えられません。起きてまず歯磨きをして、白湯をグッと飲んでいます。冷たい水はここ何年も飲んでないです。最低でも常温で、ワークアウトしているときこそ冷たいものは飲まないようにしています。そのあとメディテーションをやって、最近はブレスワークを取り入れるようになりました。
―ブレスワークとは何ですか?
色々なやり方があるのですが、僕は、呼吸を深く30回し、最後の一回を出し切った後、最後に呼吸を1分半程止めるんです。僕はもう3分程止められるのですが、息を吐いて止めておくと手もびりびりしてくるんですよ。でもそれでいいんです。それで免疫が上がったり、朝パッと起きられるようになりました。例えば災害とかって落ち着いている人が勝つっていうじゃないですか。あれって呼吸が荒れがちでイライラしてしまう状況になってしまうからだと思うのですが、それをこのブレスワークや瞑想で呼吸を整えるようにしたら落ち着ける。瞑想が嫌な人はブレスワークを絶対やった方がいいです。とても面倒くさいですが、10分ほどで終わりますし大事だと思っているので毎朝やっています。
ブレスワークの後は朝ヨガをしています。一時期サボっていましたが、やるとやらないでは全然違います。そして朝ごはんを食べてお風呂に入って一日が始まります。散歩に行けたらベストです。日本にいるとなかなかできないのですが、海外だと朝と夕方の2回散歩に行っています。日本ではマネージャーさんと二人でよく仕事終わりに散歩するのですが、先日は表参道から五反田まで1時間半歩きました。好きな音楽を聴いて散歩する時間はとても楽しいです。また、散歩の時間はクリエイティブなアイデアが浮かびやすいです。散歩以外だとお風呂に入ってる時です。

―将来の展望について教えてください。
もちろんまずはこれからも自分らしく。生きていると大変なこともあるのでずっとハッピーなのは無理だと思いますが、できるだけポジティブにいたいなと思います。最近は自分にフォーカスを当てられるようになって、自分のケアができるようになったので、相手のこともちゃんと考えて人を助ける存在になりたいっていう気持ちが増えました。また、色々なカルチャーや人種の方と話して得ることってすごく大きいので、引き続き世界を回っていきたいです。そういう人たちと話すと自分もどんどんオープンマインドになるし、自分の考えも正されるので、それを繰り返していきたいです。そして、それらを何かの形で人に共有していきたいなと思います。
―自分らしくいやすい時代にもなっていますよね。
嘘をついて生きていくよりかはさらけ出して、“批判する人は批判して全然大丈夫です”というスタンスでいるようにしています。でも同じことを20代の時にできたかと聞かれると、できなかったと思います。アメリカに行っていなかったらカミングアウトもしていないと思います。自分を大切にすることはアメリカで学んだ部分がすごく大きいので、アメリカに感謝しています。日本では自分のセクシャルマイノリティについて親や職場には言えない人が結構いるみたいです。でも最近、コリアン系アメリカ人の友達に言われてハッとしたことがあります。日本は特にアジアの他の国より多様性だなと。例えば秋葉原に行ったらオタク系の方たち、原宿に行けばロリータファッションをしている方たちなどが居て、それを見て好きに生きていていいなって思う人が多い。だから日本ってジャッジしているように見えて意外と寛容というか。友達に言われて確かにと思いました。だから僕がカミングアウトした時も、そこまで批判がなく、“そういう人もいるよね”ぐらいの感覚で捉えてもらえたのかなと振り返って感じました。
―言葉選びが、自分の中で沢山会話をしてこられたんだろうと感じました。
自分のセクシュアリティの部分などで自分と向き合わないといけない時間も多かったですし、傷ついてきたのはあると思います。僕は自分でそう思っているわけではないですが、昔、傷ついて人の痛みが分かるから人に優しくできるんだね、と言われたことがあります。
―與さんのように自分らしく生きられる方がどんどん増えてほしいです。
自分らしく生きてほしいというのは僕のファンの方にはいつも言っています。僕の生き方が好きと言ってくれる人がすごく多くて本当にありがたい気持ちでいっぱいです。本当に良い方しかいないので、大好きです。街でも僕のブランドの服を着てくれているファンの方がいたら話しかけます。僕のことを応援してくれている方は本当に本当に大切です。僕とファンの方との関係は最高ですよ。
―今後どのような活動をされるのか教えてください。
僕の人生が今後ハリウッドで映画になります。映画というかドキュメンタリーですが、“與真司郎ってこういう人生か”と思ってもらえると思います。アメリカ人ってすごく陽気でみんなフレンドリーな感じですがそれぞれに悩みはあって。僕自身も悩みがあったのですが、世界で何かできないかなっていうのをずっと思っていたので取材を受けたりもしました。自分は日本人なのでもちろん日本人は助けたいですが、世界の一人でも多くの人が、僕の話を聞いて変わってくれたらいいなと思っています。僕はそんなに大きいことをしたわけではないですが、一人でも多くの人の気持ちが少しでも楽になってくれたらいいなという思いです。3年撮影していましたが、編集には携わっていないのでどんな感じになっているのか分からないですが、ぜひ観てください。

與 真司郎プロフィール
AAAのメンバーとして2005年にデビュー。2019年には初のソロライブアリーナ公演を開催。現在は世界各地を旅しながら、アーティスト活動の傍、アパレル、雑貨、アクセサリー等、自身のライフスタイルを幅広く表現する「446 - DOUBLE FOUR SIX - 」のブランドプロデューサーとしても活動している。2023年7月に自身がLGBTQ+の当事者であることを公表。
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