楽曲「3%」がSNSで大きな話題となり、サブスクのバイラルチャートTOP10にランクイン、全国放送のTV出演や各媒体の10代・20代が選ぶ次世代アーティストに度々選ばれるなど、彗星のごとく現れたシンガーソングライターさとう。が、自身初となるツアーのファイナル公演を川崎SUPERNOVAにて行った。静岡、大阪、名古屋と巡ったツアーは全公演SOLD OUTとなり、川崎公演は追加立見席も売り切れる盛況ぶりとなった

2024年1月より7ヶ月連続でDigital Singleをリリースし、8月に1st ALBUM「産声みたいで、」をリリース、それまでほとんど都内のライブハウスしか出演してこなかったさとう。が全国各地でインストアライブを行い、その勢いのままツアーへ突入と、目まぐるしく変わる環境にしがみつきながらも、SNS上で応援してくれている全国のファンに初めて会いに行ける喜びを爆発させながら各地を回った。

「産声みたいで、」の1曲目に収録されている「食卓」から幕を開け、今や、さとう。の代名詞ともいえる「3%」はもちろんのこと、アルバムに収録されている全12曲に加え、ライブの定番曲「逃避行ハイウェイ」や、「流れる色は」「点滅する」といった今年に入ってから書き下ろした新曲も惜しげもなく披露した。

「ワンマンは何もやっても許されると聞きまして・・」と少しはにかみながら、普段は滅多にやらないという、手拍子やシンガロングなども煽り、大合唱が起こると満面の笑顔で喜びを爆発させた。

2024年たくさんの人に会いに行けるようにと願いを込めて昨年の大みそかに書き下ろした「 Aini 」という楽曲の前のMCでは「あれ、もしかしてその夢かなったんじゃないかなって、今ステージからの景色を見てそう思います。たくさんの人が出会ってくれて嬉し い、本当に今素直にそう思います 。ありがとうございます 」と感謝を伝えた。

本編ラストは「楽屋」。ツアータイトルにもなっている「線路沿い1Kを飛び出して」は「楽屋」の歌詞の一節から名付けたものだ。コロナ禍で部屋にこもり誰にも会えない、歌を聴いてもらえない環境下で世界から取り残されたような気持に陥り、その時の感情をそのままに閉じ込めた楽曲だ。歌詞を一言一言かみしめるように、そして目の前にいるすべての人へ届けようとする真摯な姿勢に会場いる誰もがは心を打たれた

アンコールが沸き起こる中、場内が暗転したままステージに再登場したさとう。、深く息を吸い込んだ後に静寂が一瞬訪れたかと思うと、初めて聴くさとう。の楽曲が響き渡る。およそ90秒ほどの弾き語りにオーディエンスは息をするのも忘れてしまったかのように静まり返る。そして演奏が終わると、さとう。から「いま歌った曲が、1/8にリリースされる「朗朗」という新曲です」と告げられ、大きな拍手と歓声が響き渡った。

「朗朗」は1/7(火)から日本テレビ・BS日テレほかで放送開始となるTVアニメ「花は咲く、修羅の如く」のエンディング主題歌として決定している。高校の放送部を舞台とした本作に、同じく「声」を生業としているさとう。はシンパシーを感じ、原作をじっくり読みこんでから書き下ろしたという。

そして、「朗朗」を携えて早くも次のツアーが発表された。今回のツアーよりもさらに規模を大きくし、更にはバンドを従えてのツアーになるといい、さとう。本人も未知への挑戦にワクワクが抑えられないといった高揚感に包まれていた。ツアーは2025/3/21(金)東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE、3/29(土)愛知・名古屋SPADE BOX、3/30(日)大阪・南堀江knaveで開催され、12/6(金)22:00よりイープラスにてチケット最速先行がスタートしている。

線路沿い1Kを飛び出し、次のステージへと向かうさとう。の姿をその目で耳で感じてほしい。

叫びにも似た力強さと今にも壊れてしまいそうな儚さを併せ持つ歌声、感情の赴くままにかき鳴らすアコースティックギターがダイレクトに観る者の心を打ちまくる。不純物が一切無い、今日というステージに懸けた思いを吐き出す姿に会場全体が熱を帯びていく。

終盤のMCでさとう。は、「こんなにたくさんの人が来てくれて本当に嬉しいです。ずっと歌い続けてて良かったなって、こうやって皆さんと出会えたんだから。まだまだ頼りないさとう。ですけど、どうかこれから先も皆さんのそばに置いてやってください。」と満員のオーディエンスへ向けて笑顔で感謝の思いを伝え、決意と覚悟を詰め込んだ楽曲「決別」で本編を締めくくった。

【Release 詳細】
Digital Single『朗朗』
2025年1月8日(水)
DL & Streaming配信

だらりレコーズ

【TOUR 詳細】

さとう。 LIVE TOUR『朗朗、その声だけを頼りに』
3/21(金)【東京】渋谷duo MUSIC EXCHANGE
OPEN 18:30 / START 19:00
3/29(土)【愛知】名古屋SPADE BOX
OPEN 17:30 / START 18:00
3/30(日)【大阪】南堀江knave
OPEN 15:30 / START 16:00


【TICKET最速先行】
12/6(金) 22:00 ~ 12/15(日) 23:59
(e+) https://eplus.jp/sato-darari/

さとう。

静岡県伊豆出身
2000年7月18日生まれ
シンガーソングライター
2018年、高校3年生の時に本格的に音楽活動を開始。
2024年1月に配信リリースした「3%」がSNSで火が付き、Spotifyバイラルチャートに2週連続でTOP10にランクイン。LINE MUSICが選ぶ次世代アーティスト「NEXT SPIKES」や渋谷の高校生が選ぶ「ネクストトレンド」に選出されるなど支持を集めている。
その歌声は繊細で儚く、心の叫びにも似たビビッドな力強さを併せ持ち、等身大の歌詞は男女問わず「自分目線」として聴き手の感情に寄り添う。

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