12月5日(金)に東京はKanadevia Hallにて、岡崎体育ワンマンライブ『OKAZAKI ROCK FESTIVA 2025』が開催された。

ロックフェスティバル”と銘打っているものの、岡崎体育一人三役こなす一人ロックフェスティバルで、オープニングアクトでは池田綾子とのアコースティック・デュオ<Pool  on the  Hill>として(10月に開催された阪公演(@オリックス劇場)では、<愛はズボーン>のメンバーと組んだヒップホップ・ユニット<いざゆかんとす!>)、続くバンドセットでは<ポテト探検隊>のメンバーとして、トリはソロアクトとして出演するというもの。

 

オープニングアクトとして登場した<Pool on the Hill>では、岡崎体育のバラード「龍」、池田綾子の「空の欠片」と互いの代表曲、ピアノアレンジでしっとりと歌い上げ、最後は<岡崎体育feat. 池田綾子>名義で10月に配信リリースされた「リボン」で美しいハーモニー響かせた。

 

ソニーミュージックの社員扮する<DJ TSUKIYUBI>によるDJセット挟んで、第2アクトとなる<ポテト探検隊>がステージに登場。歌ラップの「スナック」から、2021年にリリースされた澤野弘之のボーカルプロジェクトSawanoHiroyuki[nZk]でのコラボレーション曲「膏」披露。それまでのピンと張りつめた会場の雰囲気は一気に祝祭感じさせる高揚感に包まれた。バンド名にもある「芋」に因んだ架空のメンバー紹介はさんで、アニメタイアップ曲の「Suffer」、MBS/TBS系列「情熱陸」でも取り上げられ話題となった「一般」含む全6披露。バンドならではのアレンジで会場盛り上げた。

 

再び「DJ TSUKIYUBI」のDJセット経て、トリのアクト岡崎体育が満持して登場。それまでのオーガニックなパフォーマンスから一転、デジタル音が炸裂するEDMチューン「Audiopilot」(未発表曲)で幕開けると、続く「Okazaki Little Opera」では、実際にステージ後方の幕が開いていき煌々とした照明セットが現れ、トリのアクトに相応しい派手な演出。ライブでお馴染みの人気曲「FRIENDS」では、翌年にメジャーデビュー10周年迎えるにあたっての意欲に水差すような毒々しい自虐ネタ披露するが、のちのMCでは「(音楽活動において)口ばっかりで全く態度で示してこなかった」自分の怠慢赤裸々に語り、「だから紅白(歌合戦)にも出れないんだ」と自責の念爆発させる一幕も。「今年国内最後のライブ」ということもあり、翌年見据えて自ら鼓舞し、奮い立たせるようなMCが印象的だった。一方で、観客の声に応えて急遽アカペラで即興の曲、その名も「水道橋のノクターン」披露するなど岡崎体育らしいエンターテイナーな一面も見せ、笑いあり、涙あり、感動ありの“唯一無二のパフォーマンスで観客楽しませた。

 

最後は、来年2月に東京と阪でファンクラブ限定ワンマンライブの開催発表。この日の出演者ステージ上に再び呼び込んでの記念撮影もって2025年国内最後の公演は幕閉じた。

 

なお、1214日には今年最後かつ、初の海外公演となる台湾でのワンマンライブ控えている。

岡崎体育Wallets(ファンクラブ)限定ライブ『LIVE OT WORKS』>

■開催概要

2026/2/11(水・祝)東京・EX THEATER ROPPONGI

2026/2/14(土)阪・なんばHatch

開場 16:00 開演 17:00

 

TICKET

全席指定 \8,000(ドリンク代別)

3歳以下入場不可、4歳以上チケット必要

Wallets1次先行>

▼受付期間

2025/12/5()22:0012/21()23:59

https://okazakitaiiku-wallets.com/

<『OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2025』セットリスト>

Pool on the Hill(オープニングアクト)

M01. 

M0.2, 空の欠片(池田綾子カヴァー)

M03. リボン

 

DJ TIME (DJ TSUKIYUBI)

 

■ポテト探検隊

M01. Snack

M02. 

M03. Suffer

M04. サブマリン

M05. 一般

M06. 俺に告ぐ

 

DJ TIME (DJ TSUKIYUBI)

 

岡崎体育

M01. Autopilot

M02. Okazaki Little Opera

M03. FRIENDS

M04. Stamp

M05. ニニニニニ

M06. Stereo

M07. GSBW (extended version)                                                    

M08. Youth           

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