藤澤ノリマサが12⽉24⽇に東京・浜離宮朝⽇ホール⾳楽ホールで「藤澤ノリマサ クリスマスコンサート 2025」を開催する。昼公演、夜公演と2公演が⾏われるが、それぞれ内容が異なる公演になる予定。この⽇にぴったりなクリスマスソングだけではなく、オリジナル曲や、カバー曲も披露するとのことで、充実の公演になりそうだ。アクティブだった2025年について振り返ってもらいつつ、クリスマスコンサートへの想いを語っていただいた。
――2025年を振り返ってみていかがですか︖
積極的にいろんなカテゴリーのライブをみなさんにお⾒せすることができたかな、と思います。去年から始まったピアノの弾き語りをメインとした「歌の旅⼈」で、多くの地域に⾏くことができました。夏ぐらいからはカバ
ー曲をメインにしたライブ「ノリカバ」を。「ノリカバ」はインディーズのころの対バンライブでやっていたんですが、そのときのタイトルを使っています。
――今年は新曲のリリースもありました。
僕の原点である『ポップオペラ』の新曲を5 年ぶりに出すことができました。CDも作ることができたし、今年の頭からライブをやって、全国を回ったり、イベントに出たりして過ごしていたら本当にあっという間だな、という気持ちです。来年のスケジュールもぼちぼちと解禁されていますしね。
――5年ぶりということですが、リリースしてみての反響はいかがでしたか。
今年はいろんなところに⾏ったんですよ。久しぶりに福岡に⾏きましたし、下関、⼤阪、京都、奈良、地元の北海道にも。今年、17 周年なんですけど、「17 年前からあなたのことを知っていたんだけど、コロナで来れなくて。今⽇は久しぶりに来ました」と⾔ってくださる⽅が本当に多かったです。「やっぱりポップオペラはいいよね」って。そう考えると今年は再会が多かったですね。
――改めてポップオペラについて教えてください。
1曲の中にクラシックのモチーフの⼀部をサビに取り⼊れて、そのほかは新たに書き下ろしポップスのメロディを散りばめています。で、ポップスのメロディのところはポップス⾵な歌い⽅で、クラシックのモチーフのところはオペラを歌うように、ボイスチェンジをして歌うというのが特徴です。
――ポップオペラを始めようと思われたきっかけはどういったところだったのでしょうか︖
ポップスとクラシックを聴く架け橋になろうというところで始めたジャンルになっています。クラシックは敷居が⾼くて難しいというイメージがある⽅にも⾝近に聴いていただこう、というところからで始めたジャンルがポップオペラというものになりました。僕がデビューしたときはクラシカルクロスオーバーって少なかったんですけど、今となってはいろんな⽅が出ていらっしゃいます。その中で僕はひとりで17 年やってきて、⾳楽史もいろいろ変わったりはしていますけど、オンリーワンのジャンルでやらせていただいております。
――今年、すごくアクティブに活動されたのは、何か気持ちの変化が︖
去年は⼼⾝ともに疲れが出てしまったというか、何をやっても空回りしているような年だったんです。⾃分が思っていたことと違ってうまくいかなかったり。今年は去年のようにならないように、積極的に計画を⽴てようと決めて、マネージャーと相談して年間のスケジュールを決めていたので、そういう意味では去年とだいぶ違う1年になった気がします。
――そんな1年の締めくくりが昨年に引き続き、クリスマスコンサートになります。藤澤さんはクリスマスにはどんな思い出がありますか︖
この世界に⼊ってからはクリスマスにレコーディングをしていたことはありました。でも、やっぱりファンの皆さんと⼀緒にライブはしていたいですね。誰かと⼀緒に過ごすという予定が全然なくて。暗い話になりますけど、レコーディングの後にコンビニに⾏って売れ残ったクリスマスケーキを買ってきてひとりで⾷べたりとか(笑)。そんな苦い思い出もありましたね。
――クリスマス⾃体はお好きですか︖
うちは、実家がお寺なんでけど、⽗がちょっと変わっていてクリスマスが好きなんですよ。でもさすがにお寺ではクリスマスパーティーはできないでしょ、ということでみんなでいとこの家に⾏ってクリスマスを過ごしていました。その代わり、お正⽉はいとこたちがうちに来て、お参りして、おせち料理を⾷べて帰る、という感じでしたね。
――昨年のクリスマスライブは振り返ってみていかがですか︖
去年はピアノの森丘ヒロキさんがいらっしゃって。1部、2部と分けていたんですけど、その中でもさらに1部、2 部と分けていたんです。1 部では僕が弾き語りでカバーをやって、2 部では森丘さんのピアノでオリジナル曲を中⼼に歌うという構成でした。
――今年はどのような構成になりそうでしょうか。
今年はまだ概要が全ては決まっていないんですけど、森丘さんのほかにアコーディオンの桑⼭哲也さんもいらっしゃいます。シャンソンまではいかなくてもコラボは桑⼭さん、森丘さんとそれぞれできたらいいな、と今のと
ころは思っています。オンリーワンなことをしたいですね。やっぱりイブですし、⼼温まるハートフルなコンサートができたらいいな、と思っています。
――どういった曲を歌いたいと考えていらっしゃるかなど、少し教えていただければ嬉しいです。
クリスマスソングもオリジナルも歌いたいですね。
あとはやっぱり愛の歌を歌いたいな、というところがあります。やっぱり、ラブソングは誰もが歌いたい楽曲だと思うので。誰かが⾔っていましたけど、どんなロックアーティストでもバンドでもラブバラードは永遠の課題ですから。名曲はたくさんありますから、そういう曲を紡げたらいいな、と思っています。
――最後に、クリスマスライブに来られる⽅にはどんなことを楽しみにしていただきたいですか︖
いろいろ試⾏錯誤しながら、桑⼭さん、森丘さんの3⼈で何ができるのか考えます。とりあえず、今年、これまでやったことも振り返りつつ、「ノリカバ」でやったものも含めながら選曲したいですね。「ノリカバ」でやっていない曲ももちろんやるかもしれないし、あとは4⽉に発売した新曲だったり、新しくチャレンジするトラディショナルなクリスマスソングだったりも取り⼊れながらセットリストを作ろうと思います。いつもと同じように1部、2部は曲を変えてお届けするので、ぜひ2ステージともに⾒ていただければ嬉しいです。
<公演概要>
藤澤ノリマサ クリスマスコンサート2025 〜歌は⼼のメッセージ〜
〈1st公演〉
2025年12⽉24⽇(⽔) 開場 13:30 開演 14:00
〈2nd公演〉
2025年12⽉24⽇(⽔) 開場 17:30 開演 18:00
会場︓浜離宮朝⽇ホール(〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 朝⽇新聞東京本社・新館2階)
出演者︓藤澤ノリマサ 桑⼭哲也(アコーディオン) 森丘ヒロキ(ピアノ)
チケット料⾦︓9,500円(税込)
※未就学児⼊場不可
⼀般発売中
プレイガイド︓
BSフジチケット︓https://www.cnplayguide.com/fujisawa25xmas/
チケットぴあ︓https://w.pia.jp/t/fujisawa25xmas/ <Pコード︓307-767>
ローソンチケット︓https://l-tike.com/fujisawa25xmas/ <Lコード︓75206>
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主催︓BSフジ
企画制作︓オフィスダッタンミュージック