今年も12月28日から31日までの4日間有明アリーナで開催されるLDHの年末恒例のスペシャル公演。2日目となる29日に登場したFANTASTICS。この日はグループの結成日でもあり、メモリアルな2024年ラストライブとなった。
「Welcome to FANTASTIC DISCO !!」というアナウンスを合図にメンバーが1人ずつ登場。マーチングバンド風のダンサーとともに、公演タイトルにちなんで1曲目は「SUPER DUPER DISCO」からスタート。挨拶を終えるとそこから「Play Back」「PANORAMA JET」「Got Boost?」「Flying Fish」「Yellow Yellow」と序盤から怒涛のパフォーマンスに会場は大熱狂。
ボーカル2人によるMCの後は、「Maybe In Love」を歌唱。アカペラの演出もありボーカル2人の透明感ある歌声が会場に響き渡った。「The Only One」で再びパフォーマーも登場し、「BABY LOSE」では前半戦とは変わってクールでセクシーな姿を見せ、その雰囲気のままEXILEの「Ti Amo」をカバー。
ライブ中盤にはパフォーマーによるDANCE TRACKで、それぞれの個性が光るステージを披露。続いて「Peppermint Yum」「SPLASH」と力強いパフォーマンスを魅せ、「Overflow」から始まるメドーレーがスタート。「Tarte Tatin」では会場も一緒になって踊り、「Keep On Movin'」「Easy come, easy go」と続き、「CANNONBALL」ではメンバーから少し早いお年玉のプレゼント企画も。「Can't Give You Up」、メドレーラストは瀬口黎弥のラップから始まる「WHAT A WONDER」で締めくくり、アップテンポ続きのメドレーに会場はまさに“DISCO“の熱気に。
その後は「M.V.P.」、EXILEの「銀河鉄道999」を披露し、八木勇征の「それでは最後、僕たちのデビュー曲で盛り上がっていこうぜ!」を合図にデビューシングル「OVER DRIVE」で結成日にふさわしい本編ラストを飾った。
アンコール前、巨大スクリーンに2025年2月5日発売のアルバムリリース情報の紹介映像が流れると、「今夜初披露」の文字が映し出され、現在放送中のラウンドワンのCMでも起用されている新曲「TOP OF THE GAME」を初パフォーマンス。嬉しいサプライズに喜びの歓声が上がる。
この日のサプライズはこれだけでは終わらない。パフォーマンスを終えると再び暗転し、スクリーンには主演瀬口黎弥の舞台『THE 面接』上演決定、木村慧人待望の1st写真集発売決定、佐藤大樹編集長による『TAIKI MAGAZINE』発売決定、そしてFANTASTICSの冠番組の新シーズン「FUN!FUN!FANTASTICS SEASON5」放送決定と、連動したライブステージ『BACK TO THE MEMORIES PART5』の開催も決定、さらにはABEMAにて新冠番組「FANTASTICSのイケメンを、壊したい!」の放送決定が発表された。嬉しい発表の嵐にファンは大興奮。
再びステージに戻ってきたメンバー。堀夏喜は「僕らアリーナツアー2月から回って夏頃に終わって、最後もライブで終われるって本当に幸せなことだなって思います。みなさんありがとうございます!」と、世界は「ツアーとは全く違う内容でやろうということで、12月29日という大事な日にみなさんと集まって。だから「OVER DRIBE」で本編締めたんだよ!」、瀬口黎弥は「2024年ももうそろそろ終わりですよ!毎年早いなって言ってるんですけど、来年もさらにスピードアップしていきたいと思いますのでみなさん応援よろしくお願いします!」とそれぞれに今回のライブの感想を述べた。
解禁情報について、木村慧人は「12月29日という貴重な日にライブをすることができて本当に嬉しい限りです。そして、ようやく写真集を出させて頂きます!すごくいい写真集にしますので是非買ってください!後悔はさせませんので!」、瀬口も主演舞台について「情報はこれから解禁していきますのでみなさん楽しみにしていてください!」、そして「編集長!」と呼ばれた佐藤は「2nd写真集だと思ったでしょ?久々に見ました、数万人のポカン(笑)私の好きなものを詰め込んだ一冊を発売することになりました!僕ももちろん出るんですけど、企画・編集・構成全てやっております。毎日編集作業行っています!みなさん詳細は楽しみに待っていてください!」とそれぞれ語り、また「FUN!FUN!FANTASTICS SEASON5」については、世界が「シーズン5ですよ、すごいですね。映像でご覧になられた通り、撮り終えています。チラッと映りましたけど、ゲストの堺正章さんが。今回もちょっとやばかったですね」と、中島颯太は「舞台もありますのでよかったら遊びに来てください!」と。最後にABEMAの番組については、中島が「全員の面白い魅力が詰まっていますので、よかったら”イケ壊”で盛り上げてください!」とコメント。
そして記念に会場に集まったファンと記念撮影を行い、最後はFANTASTICSバージョンの「Turn Back Time」で2024年ラストライブを締めくくった。