「ジュニー」の愛称で親しまれる、韓国出身の演歌歌手パク・ジュニョンが 19日、東京・品川区のきゅりあん小ホールで、「パク・ジュニョン 夢楽咲(むらさき)コンサート2024」を開催した。
構成・演出からタイトル、幕間映像に至るまでパク本人が手掛けたという今回のコンサートは『追憶のブルース』で開幕。『東京Hold Me Tight』『東京物語』と続けると『銀閣寺』『終わりに出来ない』はバックダンサーも登場し振り付きで披露。サビ部分は観客も一緒になって踊り、会場に一体感が生まれた。
その後も『チャラ』『渇いた街』などアップテンポな曲で激しいダンスを披露し、そうかと思えば『赤い雪』『月よ高く昇れ』ではしっとりと歌い上げる。『愛が壊れた日』はこの日がダンス初披露。この日のためにレッスンを重ねてきたというダンスは、バックダンサーと息ピッタリの完璧なパフォーマンスとなり客席は歓声の渦に包まれた。
そして自身の祖父の思い出と重なるという2024年の勝負曲『寒流』では<逢いたい 逢いたい も一度あのひとに>と、溢れる想いを力強く熱唱。アンコールでは最早コンサートでは定番となった『ゴンドゥレマンドゥレ』『無条件』をどちらもダンス付きで披露。全17曲、緩急自在のステージで集まったファンを魅了し、コンサートは幕を閉じた。
パクは「ファンの皆さまに支えられて12(ジュニー)周年を迎えられました。これからも皆さまを楽しませられるように頑張りたい!」とコメント。さらには「今日のこのステージでまた夢が広がりました。いつかこの「夢楽咲」コンサートを武道館でやりたいです!応援よろしくお願いします!」と力強く語った。
またこの日はパク・ジュニョンデビュー12(ジュニー)周年を記念して『寒流』MVフルバージョンが公開される。7月19日21時にキングレコードYouTubeチャンネルにアップロードされるので是非チェックしてほしい。
12(ジュニー)周年を迎え今後もライブツアーやキャンペーンで精力的に全国を周るパク・ジュニョンから目が離せない。