――OCTPATHに西島蓮汰さんが加入して初のシングル『OCTAVE / Daydream』がリリースされます。あらためて、加入した今の心境を聞かせてください。

西島蓮汰「加入後、初めて参加するライブ『OCTPATH LIVE 2023 -THE OCTPATH-』に向けてずっと準備を重ねたことで、すごく良いパフォーマンスが出来たんです。そこでより自信もつき、あらためてこれからスタートする未来にすごくワクワクしています」

太田駿静「ライブ、すごく楽しかったよね」

小堀柊「達成感がすごかった!」

栗田航兵「わかる。終わった後の達成感は今までにないものだったよね」

海帆「ライブ後の余韻がなかなか抜けませんでした。THmeのみなさんもすごく喜んでくれた、いいライブになったと思います」

古瀬直輝「メンバーみんながすごくいい顔をしていたことが印象的でしたね。そこで、すごくほっとしたんです」

太田「僕の家族も“いい顔してたね!”って言ってくれました」

――たしかに、ものすごく多幸感に溢れたライブでしたね。

四谷真佑「そうなんですよね。すごく次につながる、ワクワクするようなライブでした。より次はこうしたいというアイディアも浮かんできましたし、もっともっと成長したいという想いも強くなりました」

――こんなにたくさんの曲数をパフォーマンスしたのも初めてですよね。

小堀「はい。今回のライブの組み方として、この2年間で培ってきたベストな流れを自信を持って提示することが出来たんです。蓮汰が加入して、新たな形になったからこそ、“THE OCTPATH”という名前で、あえてセオリー通りのライブに挑戦したんです。すごくいい経験になりました」

高橋「ひと言で言うと、“ユーフォリア”でしたね」

――ん?

高橋わたる「幸福感です(笑)」

一同「(笑)」

高橋「あとは、蓮汰が加入して、ほら、虹が…虹がね」

小堀「パレットにまた違う色が増えたことで、虹も書けるし、いろんな絵が描けるようになったってことでしょ?」

高橋「その通り!(笑)」

小堀「今のはわたるの言葉にしておいてください(笑)」

――全部そのまま書きますね(笑)。

――それにしても、本当に次のビジョンが見えたライブになったのではないでしょうか?

太田「そうですね。2024年はホールツアーもしたいですし、そのステージが似合うグループになりたいと思っています」

栗田「なによりも、THmeに会えたのが久しぶりだったので、すごく嬉しかったんです。たくさんのイベントに出演して、ライブはしていたんですが、THmeだけの空間はやっぱり特別でした」

『OCTPATH LIVE 2023 -THE OCTPATH-』 オフィシャルライブレポート >>>

――そのライブでも披露した「OCTAVE」が収録されるシングルが発売されます。新体制になるからこそ、選曲に対してどんな話し合いをしましたか?

古瀬「まず、「OCTAVE」ではOCTPATHとしての意思を感じられるような楽曲にしたいと思っていました。蓮汰が加入して最初のシングルだからこそ、ラップが多めの方がいいと思っていて」

――たしかに、西島さんのラップが入ることで楽曲の雰囲気がまた変わりますよね。

小堀「蓮汰、歌い出しを担当しているけど、どう?」

西島「僕にとってOCTPATHのデビュー曲になるからこそ、フルパワーでやろうと思っていたんですが、まずはこの曲で自分がどういうキャラクターなのか?、どんな意思を持っているのか?、そんな想いを届ける気持ちで歌いました」

小堀「すごくカッコいいんですよ。これまでにないOCTPATHになっていて、蓮汰にとって初めての曲になるので、蓮汰の得意なラップで魅せています。パフォーマンスもすごく強烈で迫力のあるものになっているんです。他の7人もこれまで磨いてきた武器を存分に出しているパートがたくさんあるので、すごくいい曲になりました」

海帆「僕たち8人はそれぞれ、本当に違うセンスを持っているんです。最初にみんなでデモを聴くんですが、その時に感じた雰囲気とは違ったフローを蓮汰が生み出していたことがすごく新鮮でしたし、ずっしりと構えた声で無理せずに歌っているラップがすごく素敵だったので、僕と柊にはまたない新たな武器が増えたなと思いました」

西島「この曲でランキングの1位を獲りたいですし、次につなげるためにも思い切りいい作品を作りたいと思いました」

四谷「蓮汰の良さはもちろん、メンバーみんなの良さ、それぞれの魅力が表現できる、本当に素敵な曲だと思いました」

――四谷さんがこの曲で発揮できたものはどんなことでしたか?

四谷「やっぱり、ラップですね!」

一同「ふぅ~!」

古瀬「念願だよね」

太田「ずっとやりたいって言っていたもんね」

四谷「そう思ってはいたんですが、ここまでみんなに絶賛されるとは思っていなかかったんです。でも、すごく勉強になりましたし、みんなが改めてスキルの高いことをしているんだなって実感しました」

一同「あはは!」

古瀬「最初、「ITS A BOP」の時に、ラップのパートですごく悩んでいたもんね」

四谷「2年間ずっと模索していました(笑)。でも、「OCTAVE」でラッパー四谷が帰ってきました!」

――覚醒しましたね!

四谷「はい(笑)。僕のラッパーの一面もそうですが、みんなの新しい一面も詰まっているので、楽しんでもらえたら嬉しいです」

――高橋さんは、どんなことに挑戦しましたか?

高橋「この曲にはEnglish ver.があるんです。これはイングリッシュの人が聴いたときに、ちゃんと聴いてもらえるように…」

小堀「英語圏の人にね(笑)」

高橋「うん(笑)。違和感がないように、海帆くんに発音を教えてもらって頑張りました」

海帆「すごく上手くなったんですよ。僕だけでなく、英語の発音を補正してくれるトレーナーさんがいるんですが、以前よりかなりいい発音になったと言ってもらえたんです」

――いつかライブのラストの英語のMCも高橋さんがやるように…。

海帆「お!わたるにバトンを渡す日が!」

高橋「え!あ!…頑張ります!(笑)」

――MVはどんなものになりましたか?

太田「MVは韓国で撮影をしたんです!」

――デビュー時から、いつか韓国で撮影したいと言っていましたよね。

太田「はい。今回、夢が叶いました。韓国では、日本のスタッフさんとはまた違う雰囲気の撮影だったんです。カメラマンさんがセグウェイに乗って撮影をしていて!」

――独特!

海帆「めっちゃおもしろかったね(笑)」

太田「なかなか見られないものがたくさんありました(笑)」

西島「2日間かけて、じっくり撮影をしたので楽しんでほしいです」

小堀「CGもふんだんに使われていてカッコいいんですよ。僕たちがさらに上に行くためにブーストがかけられる材料になってくれたらいいなと思っています」

――撮影以外に韓国は楽しめましたか?

栗田「四谷とふたりで弘大に行きました。一緒に服を見て、たくさん買いました。帽子にアームウォーマーに…小物ばっかり買い込みました!(笑)」

四谷「僕は普段はインドア派なのであまり外出しないんです。買い物もオンラインばかりでしていて。ウィンドウショッピングをしながらの買い物はすごく新鮮でたくさん買っちゃいました(笑)」

古瀬「今回、MV撮影とは別に、韓国で合宿をさせてもらったんです。振付師のRENANさんも来ていただいて、みっちり教えていただきました。振りをガッツリそろえるところもありつつ、自分たちのパッションを表現したり、“個々のパートはそれぞれの見せ場だから唯一無二の表現で自由にしていいから”と言っていただき、それぞれがちゃんと自分と向き合って作りこむことが出来ました」

太田「そういえば、四谷が新たな挑戦をしていたんですよ」

四谷「そうそう。人と違うジェスチャーがいいと言われて、僕なりにジェスチャーを考えて持って行ったらやんわりと却下されました(笑)」

小堀「“それはやめておこうか”ってサラッと流されてたね(笑)」

四谷「優しくだけどね、優しく!(笑)」

栗田「あはは。それに今回は、構成的に画変わりがすごくあるので、今まで以上にカッコいいんです。視覚的に面白いですし、韓国スタイルも取り入れているので、楽しんでもらえると思います!」

――では2024年も2月になりましたが、大きな目標を教えてください!

古瀬「今回、2,000人のTHmeの前でライブができたことは大きな自信になったので、さらに規模を大きくして、2024年は4,000人規模を目標に頑張りたいです」

栗田「ライブでも言ったんですが、ライブが終わった後に、“すごくよかったよ!今度一緒に行こうよ“って言ってもらえたら単純に倍になりますからね!」

――口コミで広がっていくのはすごくいいですよね。

小堀「あと、直輝さん、もう一つありますよね」

古瀬「うん。今、音楽番組でボーイズグループがコラボをする企画がよくありますよね。あそこにぜひ参加したいんです。競い合うのではなくて、高め合うコラボがしてみたいです」

小堀「誰とやりたいか、言っちゃってくださいよ!」

古瀬「JO1先輩の川尻蓮さんや、Snow Manのラウールさん!」

一同「おぉ~!」

太田「僕が兄さん(古瀬)とコラボしてほしいのが、ヨジャドル(女性グループ)なんですよ」

一同「わかる~!」

太田「XGさんとか!」

小堀「絶対カッコいい!」

古瀬「やってみたいですね。性別関係なく、エンタメ業界を盛り上げられたらいいなと思っています!」

(おわり)

取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣

RELEASE INFORMATION

OCTPATH『OCTAVE / Daydream』

2024年221日(水)発売
初回盤(CDDVD)/UMCK-72292,200円(税込)

OCTPATH『OCTAVE / Daydream』

OCTPATH『OCTAVE / Daydream』

2024年221日(水)発売
通常盤(CD only)/UMCK-5742/1,400円(税込)

OCTPATH『OCTAVE / Daydream』

OCTPATH『OCTAVE / Daydream』

2024年221日(水)発売
ファンクラブ限定盤(CD+Blu-ray+フォトブック)/PROS-5921/5,200円(税込)

OCTPATH『OCTAVE / Daydream』

LIVE INFORMATION

OCTPATH SUMMER LIVE

<日程・場所>
2024年720日(土) 大阪 NHK大阪ホール
2024年721日(日) 東京 LINE CUBE SHIBUYA
※ライブの詳細は後日発表いたしますので、お楽しみにお待ちください。

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