──7th Single『未完成ZEAL』でビジュアルがガラッと変わりましたね。

佐藤 咲菜「初めてのパンツスタイルで私たちも驚いています(笑)」

東恩納 瑠花「私は髪型もストレートから三つ編みツインテールになりました。ダンスが踊れそうな格好になりました」

──これから『ミルユメカサナレプロジェクト 第2章』が始まるということなのでしょうか?

佐藤「ライブ動員1,000人を達成して次のステージに向かうために、プラモデルの他にも、私たちの強みを何か明確に持ちたくて、“パフォーマンス力を上げたい”という目標をみんなで掲げていました。そのために、今回のシングルからまずは形からというか(笑)、スタイリッシュで踊りやすい衣装になって」

東恩納「大前提として、プラモデルが一番大事なんですけど、歌もダンスももっと頑張りたいという気持ちがあって。ダンスの先生にも“この衣装なら踊れるでしょ”と言われました(笑)」

佐藤「そう! 今まではみんな、9cmくらいの高いヒールを履いていたんですけど、全員スニーカーに変わって。シングルのカップリング曲にはダンスナンバーもあって、今までとは違ったダンスパフォーマンスにもなっているので、“新しいリンプラの一面を見てもらいたい!”という意気込みです」

佐藤 咲菜
東恩納 瑠花

──新コンセプト第1弾となる7thSingleの表題曲「未完成ZEAL」を最初に受け取った時はどう感じましたか?

佐藤「“すごく新しい!”と思いました。<未完成>という言葉に少しマイナスなイメージがあったんですけど、この曲は<未完成>をプラスに捉えていて。リンプラならではのプラモ要素も交えながら、“未完成の僕をこれから作り上げていく”というドキドキワクワクが夏っぽい雰囲気の曲調とすごくマッチしていると思います」

東恩納「リンプラは“組み立て中のグループ”として活動していて、未完成だからこそ、どんどん組み上がっていく姿をファンの方に見ていただきたいですし、成長過程も楽しんでいただけると思っています。歌詞もポジティヴで、この曲を通して、“どんどん組み上がって完成していく過程をみんなに見て欲しい”という気持ちがこもっている曲だと感じています」

──<ランナー>や<組み立て>、<フル塗装>など、リンプラらしいフレーズもありますが、歌詞で特に好きな部分や共感したところはありますか?

佐藤「プラモデルとマッチしているところだと、<命吹き込むように切り出そう/どんな表情(かお) どんな色に/出会えるだろう>が、私たちの人生というか、これからの生活にも当てはまる部分ですごく好きです。あと、個人的には、<完成形に早く会いに行きたい>というところも好きです。るかちも言ってくれた通り、リンプラは組み立て中で、これから先どんどん大きくなっていくにつれて、どんな完成形をファンの方に見せられるのか?…私たち自身も“どんなリンプラをこれから作っていけるんだろう?”というワクワクがこの歌詞に込められているような気がして、すごい好きです」

東恩納「私は<一つずつ順に組み立ててく/逸る想いも 工程も/無視はできない>というところが好きです。リンプラとして、ダンスや歌、パフォーマンスのレッスンを頑張って完成形に近づけていく工程は無視できないですし、ファンの方がリンプラを知ってくださって、“もっと応援したい”とか、どんどん好きになっていく気持ちも込められていると思って。リンプラとしてもプラモとしても共感できる部分だと思います」

──歌入れはどんなアプローチで望みましたか?

佐藤「ずっと目標にしてきたライブ動員1,000人を達成したこともあって、心機一転して初心に戻ろうと思いました。歌詞は毎回、読み込んでからレコーディングするんですけど、歌詞にもある通り、まだ未完成なことを再確認して、“また新たにLINKL PLANET をスタートする”という気持ち、本当にまっさらな気持ちというか…“1からリンプラを組み立てる、また新しい章を始めるぞ”という気持ちでレコーディングに挑みました」

東恩納「私もたくさん聴き込んで、歌詞もすべて自分でノートに書き写して、“どんな感じで歌おう?”と考えていました。レコーディングでは自分らしく歌えたと思います。あと、最初はもっと激しくダンスを踊るような曲になるのかな?と思っていたんですけど、爽やかで前向きな曲だったのも意外でした」

──どんなダンスになっているのでしょうか?

佐藤「(取材時点では)まだ振り入れ前ですけど、レクチャー動画だけはいただいていて。難しそうですけど、爆踊りというよりはシンクロ系です。みんなで息を合わせて、細かいところまで揃えないと綺麗に見えないダンスになっています」

東恩納「もともとリンプラは、誰かが間違えちゃうとすごく目立つような…全員で揃える振り付けが多いんです。今回もフォーメーションを綺麗に揃えることが課題になると思います」

佐藤「そうだね。もう練習あるのみです!」

──(笑)。

──では、楽曲から少し話がそれますが、『未完成ZEAL』の“ZEAL”には、熱意や熱中という意味があります。お二人がリンプラの活動以外で今、熱中してることを教えてください。

佐藤「私、ドラマや映画、アニメに昔からあまり馴染みがなくて、ほとんど通ってこなかったんですけど…韓ドラに今、ハマっています。先日、3 日間ほどお休みがあった時に“何か新しいものを見てみよう”と思って、韓ドラの吹き替え版を見て、見事にハマってしまいました。日本のドラマよりも感情がコロコロ変わるんですよ! それがすごい面白くて」

東恩納「韓ドラ、見たことないです!」

佐藤「ない? すごく面白いよ」

──佐藤さんがハマってしまったドラマのタイトルを聞いていいですか?

佐藤「『涙の女王』です。まだ見ている途中なんですけど…熱中しています。プラモデルを作る時とかもずっとながら見をしています」

東恩納「私はすごく変なんですけど…レタスにハマっています」

佐藤「確かに、ハマっているのがレタスって変だ(笑)」

東恩納「理由は、私、レタスが本当に苦手というか…あまり食べたくなくて。でも、最近の趣味が“苦手なものを克服する”なんです。1週間に1つ、絶対に克服する食材を決めていて、今週がレタスなんです」

佐藤「あははは。えらい!」

──これまでにどんな食材を克服してきたんですか?

東恩納「これまでに成功したのは、パクチーと、あと…なめこ? なまこ? なまこです!」

佐藤「なまこは食べなくてもいいよ。あまり食べる機会ないから(笑)」

東恩納「なまこが苦手だったんですけど、なまこを食べている TikTokerさんを見つけて。“なまこを食べれるようになったら私、海にめっちゃ行ける”と思って」

佐藤「…え? どういうこと?」

東恩納「たまたま入ったお店になまこの漬物があって…それを注文してなまこを克服しました。レタスは味がないのが苦手なんですけど、今週は学校に必ずレタスを持っていっています。レタスに合うドレッシングも探しながら研究するのにハマってます」

──…東恩納さんは独特な感性をお持ちですね。

佐藤「面白いですよね。前々から“変わってるな”とは思っていたんですけど…。さなの韓ドラが薄まっちゃったじゃん」

東恩納「そんなことないよ!」

──(笑)。

──もう1つ、7th Single『未完成ZEAL』にはサマーソングが揃っているので、夏の思い出を聞かせてください。

東恩納「私は去年の夏がリンプラで過ごす初めての夏でした。ありがたいことにフェスにもたくさん出演させていただいたり忙しい毎日で、“これは痩せるな”と思って、たくさん食べていたんです。そしたらその分、とても太ってしまって! それが去年の夏の思い出です」

──あははは。何を食べて太ってしまったのでしょうか?

東恩納「アイスですね。暑くて1日に3個は食べていたので。“夏だからといって痩せはしないんだな”と思いました。あと、私は沖縄県出身で、沖縄県民は海に入らないんです。足くらいしか入らなくて。でも、私は入る派なので、夏は沖縄でキャンプしたり、たくさん泳ぐのが好きです」

佐藤「私が夏の思い出でパッと思い浮かんだのはロックフェスです。バンドが好きで、最初は友だちについていくみたいな感じでフェスに行ったんですけど、本当に楽しくて。昨年は初めて一人で夏フェスに参加して、グッズも一人で買いました。ライブハウスには何回か一人で遊びに行ったことはあったんですけど、夏フェスって友だちとかと行くイメージですよね。だから、すごく勇気がいったし、ギリギリまで悩んだんですけど、“行くか行かないかは置いといて、チケットを買っちゃえ!と思って買って。当日は一人で行って、”気まずかったら帰ってこよう“って思っていたんですけど、周りを気にすることもなく、ステージに熱中してすごく楽しかったのと同時に、”こんな大きいフェスに出たい“と思いました。”私もあっち側に立ちたいな“と思ったのを覚えています」

──ありがとうございます。

──そして、7th Singleにはまさに夏フェスにもぴったりのサマーソングが収録されていますが、カップリング曲でお気に入りはありますか?

佐藤「私は圧倒的に「Fairy Tale」が大好きです。カッコいい曲調ですし、イントロからこれまでのリンプラにはなかった感じで。鬼が来るかのような…」

──あはははは。確かにダークでミステリアスなムードになっていますね。

佐藤「インパクトのある曲ですぐに心を掴まれました。とは言いつつ、内容はおとぎ話がモチーフで、<毒リンゴ>とか、少し可愛らしい歌詞もあって。そこのギャップも魅力的だと思いましたし、この曲の内容が、“ありのままの自分”、“自分らしくいたい”という主張を強気に歌っている曲だと思っていて」

──この曲にも<組み立て>や<パーツ>など、リンプラらしいフレーズも入りつつ…。

佐藤「そうなんです。しかも<自分偽るのが大人なら もうならなくていい>って、すごく強気な歌詞ですよね。そういう強気さがダンスにも溢れていて。グッと入り込める世界観ですし、曲調もダンスも歌詞も全てがカッコいいので、「Fairy Tale」が大好きです」

東恩納「私はこの曲、レコーディングで苦戦しました…<BAN BAN カットダウン>のパートを担当させていただいたんですけど、今までにない音程の低さで。ここはすごくインパクトがあって、重要なところだと思って何回も聴き込んでいたんですけど、今までにない声で、“誰が歌ってるんだろう?”と思ってもらえるように歌いたくて。すごく練習したところなので、思い出に残っていますし、ダンスパートではソロパートをいただいたんですけど、そこをどう見せるかも課題として持ち帰ってずっと練習していた曲なので、自分自身ともたくさん向き合った曲です」

──リンプラの新章の幕開けを象徴するようなクールなダンスナンバーですね。

佐藤「飛び跳ねて踊りまくります! この曲だけで、今までの3曲分ぐらいの消費カロリーレベルです」

東恩納「レッスンが終わったらみんな倒れ込むくらいハードで…」

佐藤「ダンスの先生からも、“これから一生の課題曲になる”と言われていて。“基礎から応用まで全てこの曲に詰め込んだから、リンプラがどれだけ大きくなっても、この曲を一生レベルアップし続けてほしい”という想いも込められた踊りなので、本当に課題が多い曲です」

──ビートもラテンになったり、クラップが入ったりするので、音を取るのも難しそうですね。

──一方で東恩納さんがカップリング曲で好きな曲をあげるとすると?

東恩納「私は「バイバイ・シャイ」が、初めて聴いたときから“すごく耳に残る曲だな”って思いました。最初の部分に、ファンの方が<ヘイ! ヘイ!>って掛け声を入れられる部分があって。歌詞に<夏祭り>、<花火>、<焼きそば、射的、かき氷>と夏が詰め込まれた“ザ・夏曲”で、ファンの方と一緒にフェスで盛り上がれる曲だと思うので、フェスやイベントで披露するのが楽しみです。あと、この曲はリンプラには珍しい、恋愛ソングです。今まではプラモ愛とか、プラモに関することが多くて、この曲でも<パーツ>や<組み立てる>というワードがありながらも、<君のことが好きだ>とか<出会ってくれて>とか、恋愛の曲になっていて」

佐藤「確かに<恋人>って歌詞は初めてだよね」

東恩納「そう! “青春曲だな”って感じています」

佐藤「聴いてるだけで夏祭りや夏の風景が思い浮かぶくらい、細かく情景が描かれているので、聴いてくださるファンの皆さんにもキュンキュンしてもらえる曲になると思います。でも、元気な曲調の中に繊細な儚さもあって。さっきも言った通り、<恋人になってくれますか?>という歌詞がリンプラには珍しくて。今までのリンプラの曲は、叶わない恋が多かったり、人に向けて言ってるのか、プラモに向けて言ってるのか、曖昧なところがあったんですけど、「バイバイ・シャイ」はがっつり恋愛曲です。しかも、私の解釈では恋愛成就間際の曲なんです。なので、ファンの方も一緒にキュンキュンしながら、甘酸っぱいアイドルソングとして楽しんでいただける曲だと思うのと、さっき、るかちが言ってくれた通り、掛け声を出しやすい曲なので、夏フェスやリンプラのライブで、皆さんと一緒にキュンキュンしながら大声を出して盛り上がりたい曲です」

──もう1曲の「Summer Rain」はどうでしたか?

東恩納「初めて聴いた時は、“また一転して、切ない曲だな…”と思いました。<雨雨雨>と雨を連呼したり、<何遍も何遍も泣いても>とか、耳に残る歌詞が多いと思いました」

佐藤「<会いたいのに会えないね>とか<いつかまた逢えるといいな>とか、切ない歌詞が多くても、私が聴く限り、あまりマイナスのイメージには聴こえなくて。希望の中で<いつかまた逢えるといいな>って微笑みながら思い出している曲というか…。自分の中でいい思い出として残っていて、またその思い出を味わいたいという感情から溢れている歌詞だと感じたので、そこの儚さをパフォーマンスで表現したいと思います」

──メンバー1人ずつ歌い継いでいくソロパートと追っかけコーラスが印象的ですね。

東恩納「そうなんです。<まだ見えないね でもでも>からの歌割りは<ミルユメカサナレ>(MIKARUKAYUKINAMEIKARINSANANANAREMIの順)になっています。その後の<でもでも>や<それでも>はメンバー全員がその子に向けてまた返すような歌割りです」

佐藤「そこもメンバーだけではなくて、ファンの方と一緒に掛け合いができたら、1人のメンバーに対して、ファンの方と他のメンバー全員で返すと、とても素敵な空間ができると思うんです。この曲は私たちだけで完成でなく、ファンの方と一緒に作り上げて完成させたいです」

──全4曲揃って、アイドルの王道サマーシングルのような7th Single『未完成ZEAL』になっていますが、リンプラとしてはどんな夏を過ごしたいですか?

東恩納「去年の夏を振り返ると、出会いが多い夏だったと思うんです。アイドルさんを好きな方が集まるフェスにたくさん出演させていただけたことで、それをきっかけに“リンプラにハマってくれたよ”って方がたくさんいたと感じています。だからこそ、今年はまた勝負の夏だと思っています。去年同様に今年もフェスやイベントに出演させていただくんですけど、他のアイドルさんもたくさんいる中でリンプラらしさを見せていきたいです。パフォーマンス力を上げて、去年とはまた違った姿、新たな一面を見せていけるような夏にしたいです。その夏を越えた先には東名阪ツアー『LINKL PLANET 2nd Live Tour -CONNECT PARTS-』があって。“どの会場も満員になった景色を見たい!”という目標があるので、このツアーに向けても、自分自身でも勝負の夏にしたいと思っています」

佐藤「次のステージに向かうリンプラが始まったので、既に好きになっていただいているファンの方には飽きさせないように、もっとさらに好きになってもらえる夏にしたいですし、まだ出会っていない方たちにも、去年の夏とはまた違うリンプラの魅力を存分に出して、その後のツアーで再会できるような…出会いの夏にしたいです」

──今、お話にもあった10月から始まる東名阪ツアー『CONNECT PARTS』はどんなツアーにしたいですか?

東恩納「私にとって、リンプラに加入して初めてのツアーなので、“どんな感じになるんだろう?”という期待と少しの不安もあるんですけど、今までのライブよりも一段と成長した姿を見せたいですし、“もっともっとリンプラを追いかけたい!”と思ってもらえるようなツアーにしなきゃ!という使命感もあります。まだツアーの内容はわからないですけど、メンバー11人の個性をたっぷりと届けられるようなライブにしたいと思っています」

佐藤「リンプラは東京での活動が主軸となっているので、地方で“リンプラを好き”と思ってくださっている方がワンマンライブに来るのはこれまでかなりハードルが高くて…。リンプラに会いたいのに会いに来れなかったり、オンラインでの参加になったりする方が多かったと思うんです。でも今回、私たち全員で名古屋と大阪にも行けることはすごく大きなチャンスだと思っています。地方で応援してくれていて、“東京は遠いよ”という方には大阪や名古屋のライブに来て欲しいですし、そこで今度は“東京まで会いにいきたい!”と思っていただけるようなライブにしたいと思っています!」

(おわり)

取材・文/永堀アツオ
写真/中村功

RELEASE INFORMATION

LINKL PLANET『未完成ZEAL』プラモパッケージスタイル限定盤

2026年729日(水)発売
LAUE-340039,000円(税込)

LINKL PLANET『未完成ZEAL』

LINKL PLANET『未完成ZEAL』初回限定盤

2026年729日(水)発売
LAUE-34007/1,500円(税込)

LINKL PLANET『未完成ZEAL』

LINKL PLANET『未完成ZEAL』通常盤

2026年729日(水)発売
LAUE-40051,500円(税込)

LINKL PLANET『未完成ZEAL』

LIVE INFORMATION

LINKL PLANET 2nd Live Tour CONNECT PARTS

2026年10月17日(土) 東京 duo MUSIC EXCHANGE
 昼公演 13:00開場/13:30開演
 夜公演 17:00開場/17:30開演
2026年11月7日(土) 愛知 NAGOYA JAMMIN'
 昼公演 13:00開場/13:30開演
 夜公演 17:00開場/17:30開演
2026年11月8日(日) 大阪 ESAKA MUSE
 昼公演 12:30開場/13:00開演
 夜公演 16:30開場/17:00開演

LINKL PLANET 2nd Live Tour CONNECT PARTS

©︎BANDAI SPIRITS 2021 ©︎PLAMO GIRLS PROJECT

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