アー・ペー・セーは、約40年にわたりデニムを作り続けてきた。その歩みの中で、デニムはブランドを象徴する存在となっている。アー・ペー・セーのデニムには、バックポケットのレザーパッチや過度なロゴ装飾が存在しない。その「何もないこと」こそが本質であり、ロゴではなくシルエットや素材、作りそのものによってアイデンティティーを表現している。
今回の「ザ マークス ウィ メイク」では、着用することによって生じる色落ちやシワ、着る人が刻む痕跡といった経年変化のプロセスそのものを主題として捉える。アー・ペー・セーのアーカイブに残る数十年にわたるデニムの歴史と、今シーズン登場するアイテムを並べ、その歩みを紐解いていく。
会場となるアー・ペー・セー ハラジュク アンダーグラウンドは、フランス人建築家ローラン・ドゥローの設計により2002年にオープンした。ノルマンディー沿岸のトーチカに着想を得た閉ざされた親密な空間であり、床の傾斜や壁を覆う木材、低く間接的に差し込む光が静けさをもたらしている。街の喧騒から離れ、地下へと入り込んだような感覚を体験できる空間となっている。
10月1日から登場している新作デニムは2型。ウィメンズではインディゴの「Jean Victoria(ジーン ヴィクトリア)」、メンズではインディゴの「Jean Dude(ジーン デュード)」を展開する。
・ジーン デュード
ハイウエストで腰回りはすっきりフィットし、裾にかけてわずかにテーパードしたルーズフィットのワイドストレートシルエット。
・ジーン ヴィクトリア
ややミッドライズでヒップにゆとりを持たせたリラックスシルエットで、クリーンなラインとパッチポケットが特徴のロング丈ストレートジーンズ。
また、経年変化を楽しむアイテムとして、日本限定の「Veste Jean Work(ヴェスト ジーン ワーク)」と「Jean New Standard(ジーン ニュー スタンダード)」が登場する。アー・ペー・セーのスタッフが実際に長年着用してきたジャケットとジーンズに生まれたビンテージ特有の風合いや表情を忠実に再現する加工が施されている。
スタイリングは、1990年代からアー・ペー・セーと仕事を続けてきたスタイリストの二村毅が手掛ける。過去と現在のデニムをミックス&マッチし、日本に根差した独自のスタイルを構築している。
DENIM POP-UP: THE MARKS WE MAKE
会期: 2026年10月1日~10月31日
場所: アー・ペー・セー ハラジュク アンダーグラウンド
住所: 東京都渋谷区神宮前4-27-6 B1F
電話番号: 03-5775-7216
営業時間: 11:00~19:00



