――みなさんは8月に開催された『EBiDAN THE LIVE UNIVERSE 2023』にて大きなステージで楽曲を披露していましたが、いかがでしたか?

一同「感動しました!」

高岡ミロ「パフォーマンスが終わってから楽屋に戻った時に、いろんな先輩から“良かったよ!”と言ってもらえて、めちゃめちゃ嬉しかったですね」

近藤駿太「たくさんの先輩といろんなお話が出来ましたし、写真も撮ってもらえたんです。とくにONE N ONLYKENSHINくんと一緒にTikTokを撮れたのがすごく嬉しかったです。僕、KENSHINくんがめっちゃ好きなんですよ」

――LienelはONE N’ ONLYのツアーのオープニングアクトをしていましたしね。

芳賀柊斗「そうなんです。メンバーみんながワンエンさんのことが大好きなんです!」

森田璃空「まずあの大きなステージに立てたこと自体すごく嬉しかったですし、ステージから見るペンライトの景色が本当にキレイで…!あとは、原因は自分にある。さんの「チョコループ」をシャッフルユニット=きっかけは自分にある。としてパフォーマンスさせていただいたんですが、(吉澤)要人くんにいろいろ教えていただいて、仲良くなることが出来ました」

高岡「かわいかったね!」

森田「まだLienelでは見せていない表情ができたので嬉しかったです」

武田創世「僕たち中学生組は、時間の関係で最後の方は参加が出来なかったんですが、それでも満足ができるパフォーマンスが出来たのはすごく嬉しかったです」

高桑真之「僕もものすごく緊張しました。ただ、一度ステージに立ったら緊張がほぐれて、グッと楽しめるようになったんです。とてもいい経験になりました」

――特に印象的だった先輩はいましたか?

高桑「SUPERDRAGONさんがリハーサルからずっとカッコよかったんです!いつかシャッフルでスパドラさんの曲ができたらいいなと思いました」

――U-NEXTではあらためて観ることが出来るので、何度でも楽しんでもらいたいですね。そして、ついに届いたニューシングル「kimito」は、前回のシングルとはまた違う雰囲気で驚きました!

芳賀「すごくいい曲ですよね。「kimito」は、曲調がすごくオシャレでカッコよさもあるんですが、歌詞をみるとかわいらしさがあるんです。その中にあざとさも隠れているので、注目してみてください」

――Lienelで一番あざといのは誰になりますか?

武田「…僕?」

高岡「自分で言うスタイルだ(笑)。でも身体のサイズ込みでそうかもね(笑)」

――成長期だからこれから変わるかもしれないですね。あざとさは意識しているんですか?

武田「しています!(大声)」

一同「あはは!」

武田「でも、僕から見れば、はがしゅう(芳賀)も最年長だけど、すごくあざといと思います。ステージに立った時の表情や、ファンサをするときの表情がすごくあざといんですよ」

高岡「あと、焦った時に、“アワアワアワ!”ってマンガみたいになるんです。あれはかわいいよね」

芳賀「意識的にやっているワケではないんですが、ついつい…(笑)。とくに振り入れをしているときに、アワアワしちゃうんですよね」

武田「それを見ると、“またやってるな…”って思います(笑)」

近藤「あと、この曲はさねちゃん(高桑)の<こっちおいでよ>とう歌詞がポイントになるんです。ライブだと、このセリフが日替わりになるので、毎回ドキドキしながら聴いてもらいたいですね。それに、普通に聞いているときにこのさねちゃんの声が聴こえると、“行く~!”ってなるんですよ(笑)」

一同「わかる!」

近藤「さねちゃんは、ふだん“こっちにおいでよ”って言うタイプではないからこそ、グッとくるんですよね。すごくお気に入りです」

高桑「このレコーディングをするときに、めちゃくちゃ緊張しました。でも、切り替えて頑張ったので聴いてくれたら嬉しいです」

近藤「僕なら“素”で言えるんですけどね」

一同「あはは!」

高桑「僕自身、ほかのメンバーが言うのもすごく楽しみなんですよ」

――年齢を重ねたら、さらに雰囲気もかわるだろうから楽しみですね。

高岡「「kimito」は、曲のかわいい雰囲気からカッコいいダンスにガラッとかわる所があるんです。その最上級のギャップを楽しんでもらいたいですね。それまでバチバチに踊っていた人たちが、急にかわいいポーズを見せるんですよ。しかも、そのポーズもイベントごとに日替わりなんです」

近藤「ライブ前にみんなで決めているんですよ」

武田「みんながバラバラなポーズをするんですが、そこで困っていると、芳賀ちゃんがアドバイスをしてくれるんです」

芳賀「いろんなストックを持っているので、困ったメンバーがいたら一緒に考えてあげるくらいですけどね」

高岡「みんなどんなポーズでもかわいいよ!(大声)」

近藤「(すました顔で)ありがとう」

――いい関係ですね! 

森田「歌割りも、それぞれの魅力が溢れているんです。僕の<君と見たい>というフレーズには、自分の世界観に引き込むことをイメージして歌っていて。すごくドラマティックな歌詞なんですよ」

武田「さねが歌っている<恋はactuary>というフレーズでは、ダンスの振りがすごく楽しいんです!」

高桑「僕もそこはすごく好きですね。ぜひMVでチェックしてもらえたら嬉しいです!」

――これまで2作品(「LOVE Communication」、「Love Me Madly」)MVが公開されていますが、どちらも雨に降られていましたよね。今回は雨に…

一同「濡れていません!(笑)」

芳賀「今回は僕たちのプライベート感が出ているようなストーリー性のあるものに仕上がっているんです」

近藤「僕と璃空が、デートに行くために服を決めている物語になっているんです。あとはお菓子も作るシーンがあるんだよね」

森田「うん。クッキーの型を取ったり…」

武田「卵を割ったり…」

高岡「そういえば、創世が“卵を片手で割れる”と言い出したので、みんなで見ていたんですよ。そしたら、思いっきり握りつぶしてビックリして!」

――それ、筋肉自慢がリンゴを割るヤツですね…。

武田「イメージはできていたんですよ。ただ、脳と手が上手くいかなくて…」

近藤「初めてやったの!?」

武田「うん。だって両手ではできるので…。そこで脳と手は上手く連動しないということに気づきました」

高岡「よかったね(笑)」

――あはは。あとはお芝居のシーンがありましたが、誰が一番お芝居が上手でしたか?

森田「おもしろかったのははがしゅうだね!」

芳賀「あはは。MVなのでセリフがないんですよ。なので、演技中にまったく違う話をしていたらみんなが面白がってくれて(笑)」

武田「もしかしたらオフショットに入っているかもしれないので、チェックしてもらえると…(笑)」

高岡「それにしても、撮影中はいつ雨が降ってくるかちょっと心配していたよね」

高桑「うん(笑)」

武田「ミロと“いつ濡れるの!?”って言っていたもんね(笑)」

――(笑)。

――そしてカップリング曲もすごく素敵な曲が揃っているので、それぞれ教えてください。

高桑「「Navy Blue」(TYPE-A収録曲)は、これまでのLienelの曲とは違う、クールでしっとりした雰囲気の曲になっているんです」

高岡「歌詞も<『幸せになれよ』なんて言えない>とか、大人なんですよ」

高桑「少しでも雰囲気がちゃんと出るように、クールをイメージしながら歌いました」

武田「優しく歌ったり、ファルセットも使ったりと、今までにないLienelを感じてもらえると思います」

高岡「今回、この曲と「Over Days」(TYPE-A収録曲)の2曲は初めての失恋ソングなので、すごく新鮮でした」

武田「僕は「Over Days」の曲の雰囲気がすごく好きなんです。ダンスも曲の世界観にすごくあっていて、揃えるほどにカッコいいダンスなんですよね。失恋ソングだからこそ、より聴いてくれる人達の気持ちも入ると思うので、じっくり聴いてもらいたいです」

――「Over Days」の方が、どちらかというと切ないですね。

武田「そうですね。こちらの方が切ない…」

芳賀「こんな曲をLienelでも歌えるんだなと思いました。気持ちの入れ方や、表現も変わってくるので、すごく面白かったですね」

森田「僕は「Fly High」(TYPE-B収録曲)もすごく好きです。ファンのみなさんと一緒に明るい未来に歩んでいこう!という曲なんですが、初めてジャズダンスに挑戦しているんです。ジャズダンスって、動きが独特ですし、魅せ方にこだわりがあるので、楽しんでもらいたいですね」

――より感情が出やすいダンスですよね。

森田「そうですね。だからこそ、苦戦したところもあるんです。ちょっと難しかったですね」

高岡「僕は感情を出すダンスが好きなので、すごく好きでした。想像をするのが好きなので、手を伸ばすだけでも、ちょっと工夫を加えるだけで雰囲気が変わるんです。そこも注目してください!」

芳賀「僕は「Beautiful Music」(TYPE-B収録曲)が好きです。実は、すでにファンの皆さんの前では披露させていただいている曲なんですが、すごくポジティブな曲なので歌うと笑顔になるんですよね」

高岡「この曲はかなり早い段階で披露していたよね」

芳賀「うん。きっと、ファンの皆さんの中でも“謎の曲”として知られていて(笑)。最初のリリイベから披露していたんですよ」

高岡「この曲のイントロが流れると“わ~!”ってなるので、やっと音源になった喜びもあるんです。みなさんの反応が楽しみですね」

近藤「僕は「純情シンドローム」(TYPE-C収録曲)をオススメします。この曲はちょっとレトロでオシャレなんです。ダンスもジャケットを使っていて、今までにない振り付けなんです。クールな部分を前に出したものなので、カッコいい僕らを堪能してもらえると思います」

芳賀「ちょっとセクシーだよね」

近藤「うん。あとは、“漢(おとこ)!”って感じ!これまでになかったパフォーマンスなので、楽しみにしていてください!」

高岡「「Party Now!」(TYPE-C収録曲)も、すごくカッコいいですよ。この曲は英語のラップから始まるんです。歌詞の内容も大人っぽくて、10代の僕たちが歌うにはちょっと背伸びをした内容なんですよね。それに、タイトル通りかなり盛り上がる曲なのでライブでパフォーマンスをするのが楽しみです」

――英語のラップはいかがでしたか?

森田「まずは英語を解読するところから始めていかないとダメだなと思い、なんて言っているか分析してから挑みました」

高桑「そのラップは、オラオラしていて、普段とのギャップを感じられるんですよ」

近藤「プライベートではこっちのタイプなんでしょ?」

森田「違うから!(笑)」

高岡「僕も英語が苦手なので、LienelのグループLINEにカタカナで送ってもらったんですよ」

――カタカナをラップするのは…大丈夫なんですか…!?

高岡「僕はカタカナを英語に発音するのが本当に得意なんです!」

森田「これが本当にうまくて、英語が読めない人だとは思えなくて」

高岡「海外の人と話すのは大好きで、英会話の授業はいつも満点なんです。テンションとパッションで乗り越えているので!」

――筆記は…?

高岡「それは聞かないでください!」

一同「あはは!」

――そんなみなさんは、ついに年末にワンマンライブが開催されますね。

芳賀「まだどんな演出になるのかは決まっていないんですが、大きな場所ですし、ライブハウスなので今からすごく楽しみです」

――ワンマンライブを終えたら、何がしたいですか?

森田「みんなと打ち上げに行きたいです!ご飯を食べに行くのでもいいし、お出かけしてもいいし…」

高岡「焼肉がいいね!より親睦を深めて、いいグループになれるように楽しみます!」

(おわり)

取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣

RELEASE INFORMATION

Lienel 「kimito」

2023年111日(水)発売
TYPE-A
収録曲:1. kimito 2. Over Days 3. Navy Blue
ZXRC-1257/1,500円(税込)
SDR

Lienel 「kimito」

Lienel 「kimito」

2023年111日(水)発売
TYPE-B
収録曲:1. kimito 2. Fly High 3. Beautiful Music
ZXRC-1258/1,500円(税込)
SDR

Lienel 「kimito」

Lienel 「kimito」

2023年111日(水)発売
TYPE-C
収録曲:1. kimito 2. 純情シンドローム 3. Party Now!
ZXRC-1259/1,500円(税込)
SDR

Lienel 「kimito」

LIVE INFORMATION

1stワンマンライブ「Lien éternel」

【日程】
2023年12月28日(木) Zepp Haneda(TOKYO)
開場13:30/開演14:00

1stワンマンライブ「Lien éternel」

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