――デビューシングル「Love Me Medly」を最初に聴いた感想を教えてください。

芳賀柊斗「最初にこの曲を聴いたときに、僕たちLienelらしさを感じました。<諦めて愛しなさい>というフレーズがすごく強いなと思いましたし、より気持ちが入る曲だと思いました。切なく、落ち着いたイメージも持ちました」

近藤駿太「僕は、言葉の選び方や音の取り方に、すごく雰囲気がある曲だなと思ったんです」

森田璃空「僕も思った!」

近藤「さらに、<全部僕で染まるように>という歌詞は、言葉通り、全部僕で染まったらいいのになという想いで歌っているので、この曲でハマってくれたら嬉しいです」

高岡ミロ「僕たちのデビュー曲である「LOVE Communication」に続いて、“Love”が付く曲名なので、“この曲もラブソングになるのかな?”と思いきや、全く違う愛を表現しているんです。だからこそ、これからはいろんな“Love”を表現できたらいいなと思いました」

高桑真之「ものすごく大人っぽいラブソングですよね。主人公が片思いをしていて、思い切り好きを伝えようとしている歌詞がグッときました」

――すごくロマンチックですよね。

高桑「そうですね。<僕と二人だけの世界へ>というフレーズのところでのダンスパフォーマンスや、<「愛して、愛して」>というダンスが印象的なので、しっかり見てもらえたら嬉しいです」

――パフォーマンスは難しかったですか?

高岡「オシャレな振り付けですね」

高桑「音にしっかりと合っているんですよ。歌詞にハマった振り付けがすごく印象的です」

武田「最初から最後まで、ずっと“あなたのことが好き”という表現をしているんです。すごく重い歌詞にも感じるんですが、そこも含めてLienelっぽさなのかな?って思いました」

高岡「今の主流の音楽では使われないような楽器が使われていたり、レトロなサウンドがすごくいいんですよね」

森田「あとは、<愛に彷徨う人>というフレーズは、ものすごく気持ちを込めているので、ライブでもしっかり聴いてもらえたら嬉しいです」

――ものすごく熱く、執着心のある主人公ですが、メンバーの中だと誰にフィットすると思いますか?

高岡「駿太はこういうこといいそうだけどね?」

近藤「そう!?」

武田創世「芳賀ちゃんじゃない?」

一同「あぁ~!」

武田「芳賀ちゃんって、あまり自分の感情を表に出さないから、クールに感じるんですけど、実は情熱的になりやすいタイプだと思うんです。気持ちが一度入ったら、すごく情熱的になりそう!」

芳賀「たしかにそう言われたら、そうなのかも(笑)」

――そのギャップはすごくいい武器になりそうですね。

――MVは、「LOVE Communication」に続き、雨に打たれている作品になっていますが、撮影はいかがでしたか?

高岡「“まただ!”って思いました(笑)」

武田「“また濡れる!”って、みんなで言っていたよね(笑)」

森田「でもそれもすごく楽しみだったんですよ」

――YouTubeのコメントでは、“また水も滴るいい男”とコメントがされていましたね。

高岡「今後も“Love”というタイトルが付いたら濡れるのかな?って思っちゃいますよね(笑)」

芳賀「今回は、森や海など、自然の中で撮影したMVだったので、撮影しながら癒されていました」

近藤「木にぶらさがったブランコもあったよね」

武田「頑丈なロープで8メートルくらいの高さから…」

――8メートル!?

高岡「さすがにそんなに高くないよ!(笑)」

武田「ちょっと盛りました(笑)。でもそれくらい高いように思えたんですよ。あとは、この撮影で、初めて公衆電話を触ったんです」

芳賀&近藤&高岡「本当に!?」

高桑「僕も触ったことない!知っていたけど…」

森田「僕もないかな」

近藤「なんかショックだな…(笑)」

高岡「世代間ギャップがここで現れたね(笑)。僕はかけたことがないけど、友達と入って遊んでいたかも」

近藤「暇だね!?用がないでしょ(笑)」

高岡「でもあのドア、楽しくない!?」

近藤「家のクローゼットと同じ仕組みだよね(笑)」

芳賀「初めて公衆電話をかけてみてどうだった?」

武田「冗談抜きで、あの受話器を持った時点で、どこかからかかってくると思っていたんですよ。だから、あまり受話器を持ちたくなくて。それなのに、スタッフさんが“受話器を持って!”と言うから、“本当にですか!?”って何度も確認したんです」

芳賀「スタッフさんも“?”って思っていたんじゃない?」

武田「そう思う(笑)。そこでお金をいれないとかからないことを知って…」

森田「さすがに番号があるから勝手にかかるとは思わなかった(笑)」

近藤「あとは、森の中で踊っているシーンがあるんですが、360度自然だから、踊っていると立ち位置がどちらかわからなくなっちゃうんですよ。なので、そこはものすごく苦戦しました」

高岡「あと、璃空のカフェのシーンがあったんですが、そのお店の方から、モッフルの差し入れを頂いたんです。それが本当に美味しくて!」

森田「僕が撮影中にみんなが食べていて、“美味しそう~!”と思っていて(笑)。ちゃんと別に用意されていたので、撮影後にいただきました!本当に美味しかったです」

――そこがみなさんの栄養補給ポイントだったんですね。実際に出来上がったMVを見てどんなことを感じましたか?

芳賀「すごくカッコよくて驚きました。さらに、すごく“エモい”んですよ。同じ雨を浴びていても、「LOVE Communication」とはまた違った印象があると思うので、楽しんでもらえたら嬉しいです」

――カップリング曲についても教えてください。

高岡「「Neo ROMANTIC」は、ユーロビートやパラパラを彷彿とさせるような部分やかわいい部分もある楽曲です」

森田「曲の途中で一人ずつ<未体験>という言葉を言っていく場面があるんですが、すごく言い方に個性が出ているので、聞き分けしてもらいたいですね」

――みなさんからみて璃空くんの<未体験>はいかがでしたか?

近藤「カッコいいです!吐息と混ざったような、ちょっとセクシーな印象なんですよ」

芳賀「この曲はすでにイベントで披露をしているんですが、盛り上がって一緒に踊ってくれる人が多いので、人を惹きつける曲になっているのかなと思います」

武田「「Summer BoySummer Girl!」は、これまでの大人っぽい曲とは違う、完全に“楽しんじゃおう!”という曲になっているんです。最初の歌詞から<太陽が呼んだら 真っ先に出かけよう>という盛り上がるものになっているので、タオルも振り回してお客さんと一緒に楽しめそうで、いまから反応が楽しみです!」(※取材時は初披露前)

――ライブで盛り上がりそうですね!

近藤「早くみなさんと一緒に歌いたいですね。サビ前の歌詞も、夏に向かっていくような曲になっているので、タオルを振り回して、みんなで笑顔になりたいです!それに、振り付けもしっかりと決まったものではなく、自分らしさを出せるようなものなので、ぜひ見てもらいたいです!」

芳賀「「Dont look back!」は、またほかの曲とは違う、ギターベースの曲になっているんです。Lienelの今を表現している歌詞で、“今から切り開いていくぞ!”という気持ちをモチーフとした曲で、すごく気に入っています」

高岡「Lienelとして、初めてのラップがあるんですよ」

高桑「その後に、セリフもあるんです。僕と駿太が担当しているんですが、ぜひ注目してほしいですね」

――セリフは緊張しませんでしたか?

高桑「意外とうまくいきました!」

近藤「僕は何度も録りなおしました。声をちょっと低く作ったバージョンや、普通のこの声で言ったものなど、たくさん録音した中で一番いいものになったので、ぜひ注目して聴いてもらいたいです」

――この3曲だけで全く違うLienelを感じることが出来ますが、今後はどんな曲を歌いたいですか?

武田「バラードも歌ってみたいですね。そこでまた違う僕たちを表現できる気がしています」

高岡「創世の歌声は、誰もがうなずくような声の出し方をしているんです。強く、細く出したり、歌のことがよくわかっていない僕でさえ、“本当にすごいな”って思うので、バラードは聴いてみたいですね。あと、僕はゴリゴリのヒップホップも歌いたいです!」

森田「カッコよさそう!」

高岡「いいよね。メンバーみんなも、すごくラップやヒップホップが得意なんですよ。さねも、創世も、璃空も、芳賀ちゃんもね」

近藤「僕もできます!」

高岡「あぁ!そうだそうだ!」

近藤「ひとりだけ言ってくれないから!(笑)」

――あはは。楽しみにしていますね。

――さて、夏本番になりましたが、みなさんがこのメンバーで夏にしたいことを教えてください!

芳賀「僕はキャンプがしたいですね」

武田「キャンプは芳賀ちゃんは得意そう!虫にも強いし!」

森田「いろいろな知識があるよね。いろいろ教えてくれるし。車に対しても詳しい!」

近藤「一緒にいると、車の車種を教えてくれるんですよ。急に熱く語り始めるよね」

芳賀「みんな男の子だから車は興味あるかなと思って」

近藤「…そろそろみんなが興味がないことを気づいてくれたら…(笑)」

芳賀「いやいや、いつその興味の扉が開くかわからないでしょ?(笑)」

近藤「僕は野球観戦がしたいです!みんなでファイターズを応援したいですね!」

芳賀「それはそれで楽しそうだね」

高岡「僕はみんなで山に行って、虫嫌いを全員で克服したいです!」

芳賀「僕以外触れないもんね(笑)」

森田「バッタなら触れるんだけど(笑)」

――野球場の近くでキャンプをして虫と戯れたらいいのでは?

一同「たしかに!(笑)」

森田「僕は打ち上げ花火が見たいですね。その野球場で花火が上がってくれたら最高ですね(笑)。あとは、みんなでお祭りにも行きたい!りんご飴が食べたいですね」

武田「僕はみんなとプールがいいな。波の出るプールを逆流したいんですよ」

高岡「楽しそうだけど、考えることが小学生みたいだな(笑)」

近藤「僕、スイミングスクールに通っていたから泳ぎは得意!」

高桑「どれくらい泳げるの?」

近藤「20メートル!」

森田「25メートル泳げていないけど!?」

近藤「20メートルまではしっかり泳げるの(笑)」

高桑「僕はみんなでお泊りしたいですね」

芳賀「それならキャンプで泊まればいい!?」

――ものすごく充実した1泊2日になりそうですね!そして、ついに12月28日は初のライブが開催されます!

高岡「あと5か月と考えるとまだありそうに思えますが、あっというまに来ると思うので、今からたくさん準備していきたいと思っています。見に来ていただけたら絶対に後悔させないように頑張りますので、1228日、今からあけておいてください!」

(おわり)

取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣

RELEASE INFORMATION

Lienel 「Love Me Madly」

2023年7月26日(水)発売
TYPE-A
収録曲:1. Love Me Madly 2. Summer Boy!Summer Girl! 3. Neo ROMANTIC
ZXRC-1255/1,320円(税込)
SDR

Lienel 「Love Me Madly」

Lienel 「Love Me Madly」

2023年7月26日(水)発売
TYPE-B
収録曲:1. Love Me Madly 2. Summer Boy!Summer Girl! 3. Don’t look back!
ZXRC-1256/1,320円(税込)
SDR

Lienel 「Love Me Madly」

Lienel 「LOVE Communication」

2023年4月30日(日)配信
SDR

Lienel 「LOVE Communication」

LIVE INFORMATION

1stワンマンライブ「Lien éternel」

【日程】
2023年12月28日(木) Zepp Haneda(TOKYO)
開場13:30/開演14:00

1stワンマンライブ「Lien éternel」

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