──約2年振りとなる2nd Full Album『JUST』が完成しました。収録曲は1st Full Album『DUH』以降に作った曲が多いのでしょうか?

こたに(Vo/Gt)「そうですね。「君の唄」だけは10年くらい前にあった曲をこの4人でリアレンジしていますが、それ以外の曲はこの2年の間に作った曲です」

──前作のリリース以降、フランスでライブがあり、初の東名阪クアトロを回るワンマンツアー『READY TO START』を開催、そして大型の野外フェスにも出演と、様々なことがありましたが、みなさんにとってこの2年はどんな時間でしたか?

こたに「まず、1st Full AlbumDUH』をリリースできたことが大きかったです。やっぱりアルバムというものに対してすごく思い入れがあって。バンドを結成して1617年やってきて、”バンドのベストは今ではないんじゃないか?“と思いながら続けてきた中で、ようやく”これがBray me1st Full Albumだ!“というものをリリースできて。”じゃあ、その後はどうしよう?”っていう2年でした」

──なるほど。

こたに「『DUH』は本当にすべてといっても過言ではないほど時間をかけてきたアルバムでした。そのアルバムをリリースしてからの2年を振り返ると、それこそ野外での夏フェスとか、ワンマンツアーも初めてだったので、そういう面でも新しい挑戦をしてきた2年だったと思います」

こたに(Vo/Gt)

──挑戦してみてどんなことを感じましたか?

こたに「今まで考えていたことがより一層深くなりました。私たちは“Bray meの音楽が必要で、届くべき人に届けたい”という想いがすごくあるんですけど、その想いがより濃くなりました」

──不特定多数というよりは、自分たちの音楽を必要としている人に届けたいという想いなんですね。

こたに「音楽って、100人が聴いて100人が好きだと思うものってなくて。自分たちの曲も“万人受けする曲ではない“と思っているので、そうだと思っています。でも、一度でも聴いてもらわないと…Bray meの存在をまずは知ってもらって、そこから好きなのか、そうじゃないのかって。そのためにも、言ってしまえば”売れたい“という気持ちもあります」

──届くべき人に届けるためにも?

こたに「ただ、『DUH』をリリースするまでやれることをやってみて、“まだ足りていないんだな”とすごく感じたところも実際あって。いいものをやっている自信があるからこそ、それを届けるためにもっと頑張らないといけないと思いました。以前は“いいものを作っていれば広まっていく”とか、“間違った伝わり方をしてほしくない”と思っていましたし、そこは変わっていないんですけど、その上で、“今だったらもっと広い範囲でいろんなことができる”というのを感じた2年…バンドを続けてきて、“いろんなことができるようにもなった“とも思えた2年でした」

ありさ(Dr/Cho)

──ありささんは『DUH』からの2年間を振り返ってみて、いかがですか?

ありさ(Dr/Cho)「2年とは思えないほどのスピード感でした。いろんな機会をいただいて、いろんなことを思ったんですけど。この2年間もそうですし、今もそうなんですけど、“自分たちをどう見せたいか?”ということだけではなく、“曲を聴いてくれた人にどう感じてもらいたいのか”、“Bray meがどういう存在であってほしいのか”をすごく考えていたと思います。ライヴひとつ取っても、どういうライヴがしたいのかをメンバーですごく話し合いましたし、それまでもいろいろ話してきたんですけど、その内容が濃く深くなっていると感じました」

──話し合っていたときに印象に残っているやりとりや言葉はありました?

ありさ「その都度いろんなことを考えるので、自分の気持ちが追いつかなくて言葉にできないときもあるんですけど…。でも、結局バンドとして話していることは、あまり根本的に変わっていないような気がしています」

こたに「うん」

ありさ「それをその都度細かく確認していただけかもしれないですし、それも確認しようとしていたというよりは、自ずとそうしていたような気もしていて。だから、2年間大変だったことももちろんあったんですけど、確認し合ってお互いの想いをちゃんと共有できていたから、こうやって続けられているんだと思います」

──こたにさんも“話していることは根本的に変わっていない”という感覚がありますか?

こたに「あります。やっぱりバンドだから、“ドーン!、ブーン!ジャーン!で、イエーイ!”というのが根本だとは思っているんです(笑)。それが楽しいし、気持ちいいし、言葉にならない感情が伝わるというか…。だから、言葉にはできないものだと思っている上で、例えばスタジオに入っているときに、“この曲のここってどういう想いでやってる?”という話をして。そこで4人が同じ想いだったとしても、“もしかすると観ている側にはこう見ているんじゃないかな?“とか。そうやって4人の気持ちや意見を、Bray meの表現としてひとつにまとめていく作業がこの2年は多かったです。そのための確認だったと思います」

──アンリさんはいかがでしょうか、この2年間を振り返ってみると。

イトウアンリ(Gt/Cho)「メンバー4人で考えていることとか感情をその都度共有し合って、それを繰り返してきた2年でした。なんだか、その2年を振り返ってというよりは、2年経った今が一番楽しいです。日に日に4人でやっていることが楽しいくて、2年前から深く想うようになりました。それって、かけがえのない時間というか…やっぱり、生きている限り死ぬのと同じで、バンドもいつか終わるかもしれないじゃないですか。そういうことも考えます。もちろん、それは悪い方にではなくてですけど。だから一音一音をメンバーそれぞれが大切にしてきたとすごく思います」

──楽しくなり続けているって、いいねですね。

イトウアンリ「もちろん楽しいだけではないですけど、難しいことも含めて“楽しい”って感じられるようになったと思います」

──“難しい…”って打ちひしがれるというよりは、悩むのも笑顔で楽しんでいるような感覚なんでしょうか?

こたに「そうです。“キチー!”とか“ヤベー!”みたいな感じでやっているのがBray meだと思います」

──SAKKOさんはこの2年間を振り返ってみていかがでしょうか。

SAKKO(Ba/Cho)「すごくいろいろ詰め込んだ2年間だったというのと、今まで自分たちがやりたいと思っていたことがひとつずつ叶えられた2年間だとも思っています。それこそ“夏フェスに出てみたい”とか、“クアトロでワンマンツアーをやってみたい”とか、自分がバンドをやり始めた頃に憧れていた場所でやれたのはステップアップしていますし、自信にも繋がりましたし、11つを4人でより深めて、今まで積み重ねてきたことをどんどん広げていく、届けていくことで、4人の塊をすごく固くしていく感じというか…。みんなでいろいろ話し合って、曲に対するお互いの理解もそうですし、それぞれに対しての理解も深められたと思います」

──理解がより深まった状態でライヴをしたときに、これまでと違う感じがあったりしましたか?

SAKKO「この2年で、ライブに新しく来てくれてる人が増えている実感がかなりあって。自分たちがスタジオで“こうやってみよう”と決めたことを実際にやってみて、お客さんからすごく大きいリアクションが返ってきたりすると、やっぱアガります(笑)」

──間違いないですね。

SAKKO「それが自分たちがライブをやっている意味というか…そこでしか得られなくて、深いものがあるって。そういうのも、“この4人でやりたい、Bray meを続けていきたい”というところに繋がっていると思います」

──なんというか…今、みなさんがお話しされていたことが、まさにアルバム『JUST』の収録曲の歌詞になっている感じがあったんですけど。

こたに「そうですね。今、想っていることを曲にしているだけではあるんですけど、こうやってアルバムというひとつの作品になって、自分で聴きながら振り返ると、“ああ、確かに!”という2年間だったとすごく感じます。本当にこの2年が反映されている、この2年があったからこそできたアルバムだなって」

──こたにさんがおっしゃっていたことだと、たとえば「シンガソング」の<月並みの言葉で言う「頑張ります」は 月並みの努力なんかじゃ何にもならないな>とか…。

こたに「もうまさに(笑)」

──ただ、悔しさがありながらも、前を向けているような感じもありますよね?

こたに「もちろん悔しさはありますし、自分に対して“なんでだよ!”という感情もあって、シンプルに言ってしまえば、自分たちが思い描いている“もっと売れたい”ということもあります。ただ、その“悔しい”という気持ちが、私はマイナスなことにはどうしても思えなくて。悩むことって、生きていればお腹が減るとか、そういうレベルと一緒だと思うんです。もちろん“悔しい”とか“苦しい”という感情は大事なんですけど、“でもまぁ当たり前だよな”というのを、私は音楽から教えてもらいました。やっぱり“生きていかなきゃ“じゃないですか。そのニュアンスを表現しているんだと思います。”前を向く“というよりは、”続ける“とか、”進む“とか。悩んでそこに立ち止まっていたとしても、時間は進みますし…そういう感じです」

──その作品に対して、『JUST』というアルバムタイトルはどういうところから出てきたのでしょうか?


こたに「今回のアルバムは、1年で4回に分けてレコーディングしたものを集めているんですけど、最後のレコーディングが10月でして。ドラムとベースを録っているときに、“そろそろタイトルを決めないとヤバいかも”ってマネージャーから言われて、“うーん…『JUST』かなぁ…”って(笑)」

──(笑)。なぜまた?

こたに「わかりやすい言葉にしたかったのと、“ちょうど”とか“ただ”という曲が集まっているアルバムだと思って。作っているときは明確に思っていなかったんですけど。でも、さっき言ったように、どんな気持ちであれ進むものは進むし、行動するという行為自体がすごく意味のあるものだと思っているので。そういうことを表現したアルバムになっているのかな?って、出てきた曲たちを形にしていく中でなんとなく思いました。“ただ進む”とか。だから“『JUST』かなぁ”でした。ぴったりだったと思います」

イトウアンリ(Gt/Cho)

──レコーディングするにあたって、ご自身の中でいろんな課題を設けて臨んだと思いますが、アンリさんは今回のアルバムを通して大切にしたことや、こだわったポイントというとどんなものがありますか?

イトウアンリ「過去の曲も全部そうなんですけど、自分ができないことや今までやってこなかったことを、1曲の中に1カ所は絶対入れるというルールを決めているんです。それは変わらずにやっています。あと、新しいものを持ってきて構築することも大事ですけど、今までやってきたことを突き抜けさせることも大事だと思っています。過去にはギターのテックに入ってもらったこともあるんですけど、今回は音作りをこたににも手伝ってもらったりとか、かなりDIYしまくっているので、バラエティ豊かで楽しんでもらえるかな?と思いました」

──ご自身の中で、“これは突き抜けたな!”と思った曲を挙げるとすると?

イトウアンリ「…どの曲もいいなぁ(笑)。例えば「GO」だと本当に短いギターソロなんですけど、“やってやったぜ!”という感じがありますし、かたや「シンガソング」や「君の唄」はドラマチックなギターソロを入れられました」

──「D.S.M.」はどうでしたか? こういったタイプの曲調は、これまでのBray meではやっていなかった気もしますが。

イトウアンリ「Bray meに加入する前にファンクロックとかソウルなバンドをやっていたんです。そのときにワウを踏んだりとかはしていたので、どちらかと言うと私のルーツな曲ではあります」

──個人的に「Remember my town」の歪みとクリーンのバランスが気持ちよかったです。

アンリ「あれはもうこたにが…」

こたに「“このソロはファズや!”と(笑) この曲は“故郷”というか…自分にとって思い入れのある街と、今いる街と、というのを表現したかったので。そうなると音はクリーンだけど、ソロをキレイにしたくなかったというのはありました」

イトウアンリ「こたにの故郷のことを歌っている歌詞があるので、自分がまだ地元にいて、ギターを始めた頃によく聴いていたバンドとか、自分が影響を受けたバンドの音とかは入れたいと思いました。ソロに関しては、演奏しながら(エフェクターを)イジらないと出ない音だったりするので、こたにに手伝ってもらいながらやっていました」

SAKKO(Ba/Cho)

──SAKKOさんはいかがでしたでしょうか? ご自身の中で課題を見つけて取り組んだものだったり、こだわりというと。

SAKKO「「D.S.M.」はベースソロとか、私が今までやっていなかったことにすごく挑戦しまくって、人生で一番レコーディングに苦戦した曲なんです(笑)。ただ、レコーディングが進んでいくにつれて、大変だけど楽しみながらやれた感じがすごくあって…“ムズい!”ってキレながら、でもずっと楽しい。みたいな(笑)。改めてアルバムとして聴いて振り返ったときに、“楽しかったな”というのがやっぱり大きかったです」

こたに「ベースソロって初じゃない?

SAKKO「初めて。あそこに辿り着くまで何回かキレていましたね(笑)」

──(笑)。どういう流れでベースソロを入れることになったのでしょうか?

こたに「これはスタジオで決めたよね?」

SAKKO「うん。元々あの場所にはギターソロが入っていて、“前後をどう繋げるか?”という話をしていたら、“ベースソロ入れてみたら?”、“じゃあ、やってみるか!”って。初めてだったので、家で“ベースソロ 作り方”で検索したり(笑)、アンリから参考になりそうなサイトとか曲を教えてもらったりしていました。そういったものと自分が今までやってきたことを合わせてできたのがあのベースソロです」

──アンリさんはいろいろアドバイスされていたんですね。

アンリ「“ベースソロ入れたくない?”と言ったのが私なので(苦笑)。ベースソロは好きなので、頭の中に想像しているものはあったんです。でも、それを上手に伝えられない気がしたので、“こういう曲のこういう感じとかどう?”って曲を聴いてもらったりとか…」

──そこで任せっきりにせずにサポートするところが素敵ですね。ありささんが今回のレコーディングで大事にしたポイントというと?

ありさ「やっぱり歌詞を大事にしたいので、その邪魔にならないように、でも自分のやりたいことも入れるというのは、ずっと変わらないんですけど。今回はレコーディングのときにまだ歌詞がない曲も多かったので、“いいものが絶対できるから、私の全力を詰め込もう!”と思ってやっていました。あと、こだわりとはまた違うんですけど、「GO」のレコーディングをしているときに、身体の使い方をドラムテックの人から教えてもらいました。うまくいかないところをなんとか力で押し切ろうと思っていたんですけど、“そうじゃなくてこうしたらいいんじゃない?”と教えてもらったら、ものすごく変わりました」

こたに「覚醒だったね、あれは。もう全然変わった!」

ありさ「明らかにに周りも“変わったね!”というのがわかるくらいビート感が変わりました。ものすごくワクワクしましたし、“まだまだできることがあるんだ”と思いました。結果として、曲が私を進化させてくれたレコーディングでした」

──現在は覚醒した状態でライヴもやられているんですか?

ありさ「そうですね。ただ、やっぱり今までの癖がどうしても抜けなかったりするので、今はいろいろと試行錯誤して…まずは癖だったことに気づくことから始めています。“身体にはどういう筋肉があるのか?“という本を買って(笑)、”ここが動いているんだな“というのを確認しながらやっています」

──完全に突き詰めるモードに入りましたね。

こたに「どうしよう…ムキムキになっていったら(笑)」

ありさ「(笑)。新しい側面を知れたというか、“音楽だけど音楽だけじゃない“みたいなことを知れました」

──冒頭でお話に出ていた「君の唄」に関してですが、10年前くらいにあった曲なんですよね。

こたに「この曲は流通音源としてリリースしていませんでした。“絶対にしかるべき時が来るだろう”と当時から思っていたんですけど、今回、アルバムをリリースするにあたって、メンバーから“「君の唄」を入れたくない?”という話が出てきて…それで“今なんだな”って」

──改めてやってみてどんなことを感じました?

こたに「それこそさっきありさも言っていましたたけど、“変わってないんだな”というのを確認できた曲ではありました。それがただただ深くなっていて。“当時と比べて、いろんな表現ができるようになってきたんだな“というのを、比較対象がある分、すごく感じました。この曲、10年前に作っているから、歌に入るまでに1分以上とかあったんですよ(笑)」

──確かに今の感覚から考えると…。

こたに「そうなんです。本当に“今、自分たちがベストな状況でこの曲と向き合うなら”というところで、一番いい形にできたと思っています」

──いろいろな楽曲がある中で、「PLAY」を最後に置かれているのがすごくいいですよね。

こたに「いいですよね。シンプルに“この曲で終わったらカッコいいな”と思って。デモを作っているときはそういう想いはなかったんですけど、4人でスタジオでやったときの高揚感がすごかったんです。どの曲もそうではあるんですけど、“めっちゃかっこいいじゃん!”って言った4人の想いが、一番『JUST』に合っていたのが「PLAY」な気もしています。なんていうか…“あくまで音楽、あくまでCD”ということを歌っている曲ではあるんですけど、それがアルバムの最後に来たらかっこいいよね“って。メンバーもそうですし、チームとしてもそういう話になって、アルバムの最後を締め括っていただきました」

──この曲を録ったのはありささんのドラム覚醒後ですか?

ありさ「覚醒前なんです。覚醒は本当に最後の最後だったので…」

こたに「ガチで最後だよね?」

ありさ「うん。スタジオでいろんな意見が出たし、いろんな展開を試していたんです。そういうときって、行き詰まっちゃって全然どうしたらいいのかわからなくてどうしようみたいなこともあるんですけど、「PLAY」は、“やりたいことがありすぎてどうしよう?”という感じもあった気がしています。可能性がありすぎてワクワクしましたし、あの高揚感はすごく覚えています」

──高揚感もそうですし、みなさんが伸び伸びと“楽しそうにやってるなぁ”っていう感じがすごくありました。

こたに「確かに。4人それぞれにルーツがあって、もちろん性格も違うんですけど、たぶんBray meとして得意な曲だとは思います。だからみんなからいろいろ意見が出てきて、伸び伸びやっています。あと、曲中に謎パートのようなところがあるんですけど…ラップみたいなところ」

──<あぁ ため息まじり「古き良き時代」に>から始まるところですね。

こたに「このパートは元々全然違ったんですけど、マネージャーが“行くとこまで行っちゃえば?”と言い出して。今回のアルバム自体そういう感じだったんですけど、一番制限なく、本当にやりたいものを素直にやったのが「PLAY」だったので、Bray meが得意というか、根底にあるものなんだと思うんです。サウンドだったり、もちろんメッセージもそうだと思うんですけど、それをすごく感じる曲だと思います」

SAKKO「スタジオで丸々通してやった瞬間、“ヤバいのできた!”と思ったのはすごく覚えています。さっきの謎パートとか、はちゃめちゃな間奏とかも、4人が今好きなこと、やりたいことが詰まっていますし、それを“これ、かっこいいでしょ?”と言えるのが、今のBray meの強みでもあると思います。いい曲になりました」

イトウアンリ「うん。めっちゃかっこいいです、この曲」

こたに「でも、アンリはこの曲のレコーディングが一番時間かかったんじゃない?」

イトウアンリ「たくさん音を入れたから(笑)。効果音も全部ギターで入れているんですけど、楽しかったです」

──それこそ謎パートのスクラッチ音もギターで出していますよね?

イトウアンリ「はい。スクラッチからのタッピングなので、“ワー!”みたいな(笑)。でも、“これがかっこいい!”と思ったので、どうしても入れたかったんです。(レコーディングは)楽器でいうと私が一番最後に入れるんですけど、みんながすごくいい音を録ってくれていて。それを聴きながらアレンジする時間もあったので、マネージャーの“やるところまでやっちゃいな!”というのも聞きつつ、“自分が好きなものをギュッと詰め込んじゃえ!”と思って入れまくりました」

──そんなアルバム『JUST』を携えたリリースツアー『Bray me TOUR 2026 “JUST GO”』が2026年2月からスタートします。

こたに「『JUST』はこの2年間の私たちの全てをかけて作ってたアルバムです。でも、『DUH』のときにも言ったんですけど、あのアルバムは私の31年間、今回の『JUST』は33年間を経てできたアルバムなんだってすごく感じますし、それを直接届けに行けるのがツアーだと思うので、4人で、チームで、しっかり鳴らしていきたいと思います」

──2026年は“こんな1年にできたらいいな”と考えていることはありますか?

こたに「これからも変わらず、Bray meの音楽が必要としている人たちに届けたい…ひとりでも多く。そこを濃くしていきたいです。入り口は何でもいいので、出会える人がいるのであれば、いろんな届け方もしたいと思っています。Bray meは間違いないものを作っているので、今までやったことがないこともやってみたいです」

(おわり)

取材・文/山口哲生
写真/Mayumi Nakano

RELEASE INFORMATION

Bray me『JUST』限定盤(CD+DVD)

2026年17日(水)発売
HMKR-100504,000(税込)

限定盤(CD+DVD)

Bray me『JUST』通常盤(CD Only)

2026年17日(水)発売
HMKR-100513,300円(税込)

通常盤(CD Only)

LIVE INFORMATION

Bray me TOUR 2026 “JUST GO”

2026年2月11日( 水祝 ) 神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
2026年2月13日(金) 茨城県 水戸ライトハウス
2026年2月28日(土) 兵庫県 神戸 太陽と虎
2026年3月1日(日) 京都府 京都GATTACA
2026年3月14日(土) 静岡県 静岡UMBER
2026年3月15日(日) 愛知県 名古屋SPADEBOX
2026年3月25日(水) 東京都 高田馬場 CLUB PHASE
2026年4月11日(土) 岩手県 the five morioka
2026年4月12日(日) 宮城県 FLYING SON
2026年4月18日(土) 愛媛県 Double-u studio
2026年4月19日(日) 香川県 SOUND SPACE RIZIN’
2026年4月25日(土) 石川県 金沢vanvanV4
2026年4月26日(日) 長野県 伊那GRAMHOUSE
2026年4月29日(水・祝) 埼玉県 越谷 EASYGOINGS
2026年5月5日(火・祝) 広島県 広島ALMIGHTY
2026年5月6日(水・祝) 福岡県 LIVE HOUSE Queblick
2026年5月8日(金) 岡山県 岡山ペパーランド
2026年5月23日(土) 北海道 SPIRITUAL LOUNGE
2026年6月5日(金) 大阪府 LIVE HOUSE BRONZE
2026年6月6日(土) 岐阜県 YANAGASE ANTS
2026年6月27日(土) 東京都 LIQUIDROOM

Bray me TOUR 2026 “JUST GO”

Bray me 関連リンク

一覧へ戻る