BMSG TRAINEE とは
BMSG TRAINEE(トレーニー)はSKY-HIが主宰するマネージメント/レーベル・BMSGのアーティスト育成方針のもと、レッスンを受けながらデビューを目指す研修生のこと。
STARGLOWを生み出したオーディション番組『THE LAST PIECE』出身で、デビューを控えるYUTA、KEI、RAIKI、TAICHI、KANTAを筆頭に、BMSGの未来を担う育成生が所属している。
──最初に、YUTAさんがアーティストを目指したきっかけを教えてください。
「8歳年上の兄がマイケル・ジャクソンにハマっていたので、家のテレビではマイケル・ジャクソンしか映っていませんでした。そんな環境で育ったからか、3歳の頃からずっと踊っていたみたいで…親が、そんな僕を見て5歳のときにダンススクールに入れてくれて、ダンスを始めました。そこからダンサーとして活動していて今に至ります」
──ダンサーとしての活動から一歩踏み出して、アーティストを目指したきっかけは何かあるのでしょうか?
「もともとマイケル・ジャクソンを見てダンスを始めましたし、そのあとK-POPにハマった時期もあったりして、“アーティストになりたい”という気持ちはずっと思っていました。ただずっとダンスしかやってこなかっただけという感じで…。BMSG TRAINEEになってようやくアーティストへの道を見つけられました」
──マイケル・ジャクソンを見て育ったから、歌いながら踊るのが当たり前だったんですね。
「はい、歌いながら踊っていたみたいです(笑)」
──ちなみに、きっかけになったお兄さんからは、YUTAさんの今の活躍について何か言われますか?
「兄とは今も音楽を一緒に作っています。ダンスを始めたのも兄がきっかけですし、曲を作り始めたのも兄の影響です。ずっと二人三脚でやっていますし、今も一緒に夢を追いかけている途中でもあります」
──素敵な関係性ですね。
「ありがとうございます」
──オーディション番組『THE LAST PIECE』を含めBMSGで様々な経験をされたと思いますが、そのなかで誰かからもらった言葉や誰かの姿勢で印象的なものがあれば教えてください。
「『THE LAST PIECE』の最後に記念のアルバムをもらったんですが、あるスタッフさんが“一番変わったのがYUTAだと思う”と書いてくださっていました。“すごく親しみやすくなったし、可愛らしい一面が増えた”って。すごく嬉しかったです。しかもそのメッセージを書いてくださっていたのが、トレーニーとしてBMSGに入ったときからずっと見てくれているスタッフさんだと知って…それはすごく嬉しかったです」
──ご自身では、“変化した”という実感はありますか?
「すごくあります。今振り返ると、以前は余計なプライドのようなものがあったと思います。パフォーマンスするときも、“良く見せよう”として作り込んでいました。だけど『THE LAST PIECE』を経て、そういうものを脱ぎ捨てて、“もっとありのままでいいんだ”と思えるようになりました。そこは一番大きな変化です」
──余計なプライドを脱ぎ捨てるのというのは簡単なことではないと思うのですが、脱ぎ捨てられたのはどうしてだと思いますか?
「社長から“5歳児になってほしい”と言われたことがきっかけだったと思います。そう言われてから、パフォーマンスだけではなくて、普段の発言や人との関わり方も変えました。“良く見せよう”という考えをやめて…いや、まだやめられていない瞬間もありますけど、できる限り手放して、素の自分をもっと研究したいと思いました。あとは、『THE LAST PIECE』メンバーのおかげだとも思います。ラスピメンバー…特にSTARGLOWのメンバーとしゃべっていると、自分でも知らなかった自分がいることがあって。“こういう自分だったら少し好きになれるかな”と思えました。それまでは自分のことが嫌いで、自己肯定感も低かったんですけど、ラスピで変わったと思います。」
──自分のことが好きになったとのことですが、そこが変わると、パフォーマンスや音楽での表現も変わってきますか?
「そうですね。自分に自信がなかったときは、“もっとこうしないといけないかな?”ということばかり気になってしまって、あまり音楽を聴けていなかったです…それよりも“格好よく見せなきゃ”という考えが先になって。それは音楽を届ける人として正しくなかったと、振り返ると思います。今はその逆で、音楽があって、それを楽しめているから格好いい自分がいる、という正しい順番になれました。その変化は自分にとってすごくいい変化でした」
──現在考えている、理想のアーティスト像はどのようなものですか?
「僕は音楽を聴くと、感動するよりも自信が湧く感じがするんです。それって、“音楽と一緒に歩く”という感覚のようです。少し落ち込んでいるときに音楽を聴くと“僕は強いんだ”と思えてくるんです。そういう気持ちを、僕が作る音楽や歌う音楽で与えられるアーティスト…聴いている人の力になれるようなアーティストになりたいです」
──では、ここからは3月に開催される『BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026』について聞かせてください。このショーケースは、RENさん、YUTAさん、RAIKIさん、TAICHIさん、ISANAさんの高校卒業パーティも兼ねているということですが、YUTAさんの高校生活はどんなものでしたか?
「それこそ自己肯定感が低かったこともあって、かなり浮き沈みのある高校生活でした。高1から高2になるタイミングは特に楽しくなくて、学校に行くのが辛かったです。だけど、ラスピが始まってからは、学校生活も楽しくなりました。それまでは“周りの人がこうだから、自分が楽しくないんだ”という考え方だったのが、ラスピを経て、“自分が変わらないと周りも変わらない”ということに気づいて。自分が変われたからこそ、学校生活、日常生活も楽しいものになりました」
──素晴らしい経験でしたね。学校のお友達は『THE LAST PIECE』をご覧になったり、YUTAさんの応援をしてくれたりしていますか?
「はい。ラスピも見てくれていましたし、今のトレーニーのコンテンツもよく見てくれています。少し恥ずかしいところもありますけど(笑)…嬉しいです」
──勉強の面はいかがでしたか?
「トレーニーの練習と学業を両立するのはとても大変でした。でも大変だったからこそ、自分を追い込むこともできましたし、自分の限界を知ることもできました。“必要な経験だった“と、今振り返ると思います」
──では、そんな高校を卒業するトレーニーたちの卒業パーティーも兼ねた『BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026』の意気込みや、当日注目してほしいポイントを教えてください。
「前回の『TRAINEE SHOWCASE』から一番変わったのは、パフォーマンスとかではなくて、人間性のもっと深いところだと思っているので、そこが見せられたら僕は嬉しいですし、そんな僕のパフォーマンスを見て、勇気付けられる人がいたらさらに嬉しいです。あと、さっきも言ったように僕自身が音楽に背中を押されてきた経験があるので、みんなを僕の世界に引きずりこんで、熱狂させたいです。すごく練習をして、すごく頑張ります!」
──前回の『TRAINEE SHOWCASE』と比べて、人間性が大きく変わったとのことですが、ステージに向かう気持ちも去年とは何か違ったりしますか?
「違います。前回は“格好よく見せるぜ”という気持ちしかなかったので、“少しもダサいところは見せられない“と思っていましたし、だからこそずっと気を張っていて、正直あまり楽しめなかった気がしています。だけど今回は、”音楽をしに行くぜ!“という気持ちですし、そんな音楽を表現する人としての幅も増えたと思うので、とにかく楽しみですし、楽しみます!」
(おわり)
Vol.2:KEI/1月20日公開
Vol.3:RAIKI/1月21日公開
Vol.4:TAICHI/1月22日公開
Vol.5:KANTA/1月23日公開
お楽しみに!
取材・文/小林千絵
写真/野﨑 慧嗣
EVENT INFORMATION

BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026〜 Graduation Party for REN, YUTA, RAIKI, TAICHI, and ISANA 〜
日程:2026年3月18日(水)、19日(木) OPEN 17:00 / START 18:00
会場:東京・豊洲PIT
出演(18名):YUTA、KEI、RAIKI、TAICHI、KANTA、REN、KAIRI、KEITO、COTA、RYOMA、AOI、HAL、YU、KEISHIN、RYOTO、ISANA、LEON、KAITO




