Theodor『Holocene』／TH001／BROC RECORDZTheodor『Holocene』
猫ジャケのデビューアルバムが話題を呼んだフランスのスウィートソウルバンド、テオドールの新作アルバム。いわゆる60-70'sのヴィンテージソウル、ファンクをベースにしつつ、やはりフレンチタッチ、洗練された耳触りの良いモダン、リラックスした空気感が充満した、昨今のトレンドを象徴する一枚。
Allen Stone『Mystery』／1000165596／ATOAllen Stone『Mystery』
ワシントン出身のシンガー・ソングライター、Allen Stoneの最新作。 スティーヴィー・ワンダー辺りのヴィンテージ・ソウルのマナーをダイレクトに感じさせつつ、ヴィンテージ感+現代的なモダンR＆Bのトレンドがしっかり詰まったハズし無しの内容。US勢らしいキャッチーなメロ、メジャー感もアリで今後成長しそうな予感。
Enchantee Julia『ONZE』／RM090／Roche MusiqueEnchantee Julia『ONZE』
フレンチネオR＆Bシンガー注目株、Enchantee Juliaによる最新アルバム『ONZE』。エリカ・バドゥやローリン・ヒルに影響を受けたという伝統的なR＆Bと洗練されたモダンなタッチを組み合わせた独自のスタイル。インテリジェンス、シルキー、SSW寄りなスタイルがUSのR＆B勢とは一線を画す今後も要注目なシンガー。
Alex Kassian『E2-E4 （with Mad Professor Remix）』／TPR002P／Test PressingsAlex Kassian『E2-E4 （with Mad Professor Remix）』
バレアリック・シーンの注目プロデューサーとして着々とキャリアをビルドしつつあるDJのAlex Kassianが、Ash Ra Tempelの中心人物にしてアンビエント／ミニマルミュージックの神＝教祖＝伝説＝またはそれ以上の存在＝Manuel Gottschingの名作中の名作「E2-E4」をカバーするという超挑戦的な企画。オリジナルのミニマル感、湧き上がるグルーブ感を忠実に再現。更にダブ界の北島三郎的な神プロデューサーMad Professorのダブ・リミックスも収録したトリップ度マックスの仕上がり。
Rahim Redcar『HOPECORE』／5614662／VMGRahim Redcar『HOPECORE』
フランス出身、Christine and the Queens名義でも知られるRahim Redcarによる新たなフェーズへと進む最新アルバム。ホームスタジオで制作された、シンセ・ポップ、インダストリアル、クラシックの要素を融合させた壮大なサウンドスケープが特徴で、エモーショナルなヴォーカルと、愛、変容、希望をテーマに掲げたコンセプチュアルな作品でありながら、よりダンスフロアでも映えるエネルギッシュなトラックが印象的。
V.A.『DJ-Kicks : Steven Julien』／K7432CD／!K7 RecordsV.A.『DJ-Kicks : Steven Julien』
Apron Recordsを立ち上げ、funkineven名義でも知られるイギリスの音楽プロデューサー、DJ Steven Julienが遂に『DJ-KICKS』シリーズに登場。坂本龍一～Cheekのフレンチハウスクラッシック～フレンチエレクトロのMr Flashなど、完全にジャンル横断、新旧の通好みの音源をセレクトした、ユニークな音楽観とクールなアンダーグラウンド精神が反映された、現場感濃厚な超優良ミックス。
Chanel Beads『Your Day Will Come』／JAG459／JAGJAGUWARChanel Beads『Your Day Will Come』
ニューヨークを拠点とするShane Laversによる実験的ポッププロジェクトChanel Beadsのデビューアルバム。2022年にリリースしたシングル 「EF」、「TRUE ALTRUISM｝がインターネットでブレイク、ポスト・パンクのスクラップなサウンドに普遍的なポップ・ミュージックが持つセンチメンタルなフィーリング、更にはエクスペリメンタル、アンビエント・ミュージック、HIP HOPや、エレクトロニック・ミュージックを違和感なく溶け込ませたハイブリッドなプロダクションが印象的。
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