イベントに参加するのは、トローブと縁の深い「古物屋壱両」「魚邊えもん」「陶芸家アダチマリ」「黒線屋SOLID BLACKLINE」「酒井盆栽」。気鋭のアーティストから、飲食まで幅広いラインナップとなっている。
渋谷から湯島・本郷に移転して約二年経ったトローブ。日本の伝統が根付く湯島で、新たな表現としていくつか関連したイベントを開催し続け、今回のイベントは現時点での集大成と呼べる内容になっている。

古物屋壱両

オフラインの在り方を見つめ、ニュートラルに心の声と向き合い、ゆったりと自分の感性と対話する。時を豊かにする古物の展示販売を行う。
期間:2月17日〜25日

酒井盆栽

酒井盆栽は、盆栽界の第一人者として知られる加藤三郎、初冶の下で修行した盆栽職人の酒井淳嗣が主宰している。
当会期では樹齢約70年の赤松を展示する。
期間:2月17日〜2月25日

魚邊えもん

時を豊かにする古物たちと熟成魚やワインと併せ、美濃焼のアダチマリと共に、マリアージュを楽しめる食のフルコースを提供する。
期間:2月17日〜25日
1部 17:30~
2部 20:00~
*完全予約制
*1部につき最大4名まで(4名で予約の場合は貸切)
<マリアージュを楽しめるフルコース>
季節を感じる旬の食材を織り交ぜながら展開する熟成鮨を主軸とした18品目のフルコース。さらに、1品1品に対し最高のマリアージュを提供する。管理の行き届いたワインを主軸としたドリンクペアリング付き。
(3品の肴+14品の握り+〆のお椀+1品の甘味)
東京の中心地に在りながらも都会の喧騒から距離を置ける湯島・本郷で壱両プロデュースによって作り上げられた期間限定アートギャラリーを、プライベート空間として特別に堪能できる。
アダチマリが当イベントに向け製作した特別な器を鮨の背景にし、古物と盆栽が織りなす唯一無二な空間の中、心を込めたもてなしを受けられる。
価格 55000円(税込)
※ノンアルコールペアリングに変更可能
※アレルギーなどのNG食材は事前に変更可能
※時価などの都合により、使用する食材に一部変更が生じる場合がある。

陶芸家アダチマリ

岐阜県多治見市を拠点に活動する美濃焼の陶芸家。自作のグラフィックを伝統的な転写技法で落とし込み、クラシックかつ革新的なデザインを提唱する。新作の阿吽皿をはじめ、当イベントに向け製作した特別な陶器作品を展示販売する。
「阿吽(あうん)皿」
金彩の絵柄は神具の金具をモチーフとし、ドクロには阿吽を意味したイメージを取り入れた。阿吽とは、万物の始まりと終わりを象徴するものとされ、「阿吽」という言葉自体に霊力があり、唱えることで祈りが通じるとされている。
他にも、徳利や猪口(花瓶)など、全てがこのために製作された陶器作品となり、価格は全て非公開(会場で確認可能)としている。
※オンライン販売は無し
アダチマリが今回特別に製作した作品の一部は、魚邊えもんで提供する熟成鮨の皿としても使用する。
期間:2月23日〜3月3日

黒線屋 SOLID BLACKLINE

日本古来の伝統・風土・原風景に日々影響を受け、表現し続ける黒線絵師(ハンドペイントアーティスト)の黒線屋 SOLID BLACKLINE。
和製サイケデリックでありながら、日本人が持つ優美で繊細な感覚を黒線(くろせん)と称される独自の流線模様で万物を描き出す。
会期中の2日間限定でライブペイントを開催する予定だ。
期間:2月24日、25日

和ROBE

カジュアルに楽しむ和装スタイル「カジュアル和装」を提案。
現代にある技術、素材、資材を使い、洋服感覚で着られる普段着としての和装を目指す。24年春物の先行展示オーダー会と限定アイテムを発売予定。
期間:2月17日〜25日

TROVE

静けさ、儚さ、強さを併せ持った大地のような人間像を軸に、穏やかでリラックスできる日常着を提案する。
24年春夏コレクションの立ち上げ店頭先行発売。
発売日:2月27日

■会期
トータル会期:2月17日(土)~3月3日(日)
▼昼の営業(入場無料)
2月17日(土)~2月25日(日) *全日12:00〜17:00
2月27日(火)~3月3日(日) *全日12:00〜18:00
*2月22日、26日は休業

▼夜の営業(完全予約制)
2月17日〜25日
1部の会 17:30〜
2部の会 20:00〜
*夜の営業は期間中無休
■会場
TROVE SHOP
東京都文京区湯島2-2-5 1F
*日中営業は入場無料

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