造形的な美しさや、色合いの繊細さ、優美な香り。

そして咲きかけた花の持つ匂いたつようなフレッシュさ、散りゆくその瞬間までの儚さ。

エレガントなだけでなく、
ミステリアスさ、英国趣味、スクールガールのエッセンス、重なりあったボリューム、ピンクからローズのグラデーション、さらにイマジネーションを楽しむコレクションに仕上がった。

今シーズンのメインプリントは、画家、守山友一朗のアートシリーズ第二弾だ。

深夜の公園にミステリアスに咲き誇る薔薇や百合を描いた油絵作品「Rose & lilies at night」をシルク・サテン・ベロアにプリント。

このプリント地を贅沢に使ったライトコートは、エポレットやヨーク、ウエストベルトなどトレンチコートのディテールを多く取り入れ、トラッドなムードに仕上げた。

さらにネックラインからフロントにかけては人気のチャイナディテールでアレンジを加えた。

定番のタッセル付きのパンツは、ゆったりしたシルエットでリラックスして着られ、華やぎも漂わせる1 枚だ。

ウール生地にオリジナルの薔薇柄をカットワークで施した、唯一無二のレース生地を贅沢に使ったシリーズも登場した。

ワイドネックの肩口にふんわりギャザーを寄せたロングワンピースには、ビンテージムードが漂う。

バックは配色の効いたファスナー付きで、シャープな印象に仕上がっている。

レース地とウール地を大胆に切り替え、バックは切り替え部分をひらりとした優美なシルエットにし、配色を効かせたファスナーがシャープな印象に引き締めている。

このほかに「ブリティッシュ・カラー・チェック」「ローズエンブロイダリー」「ローズジャカード」などのラインナップで充実したコレクションに仕上がっている。

KEITA MARUYAMA(ケイタマルヤマ)

ファッションデザイナー丸山敬太によって設立。丸山敬太は、1965 年東京・原宿生まれ。1987 年に文化服装学院を卒業後、BIGI グループの「キャトルセゾン」に入社し、「アツキ・オオニシ」の企画デザイナーを務める。1990 年独立後、コスチュームを中心に、フリーデザイナーとして、DREAMS COME TRUE をはじめ、多くのミュージシャンやタレントのステージ衣装やTV やCMでのデザインを手掛けたことが話題となる。ブランド立ち上げと同時に、94 -95年秋冬東京コレクションに「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS」として初参加。1996 年、第14 回毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞を受賞、東京・青山に旗艦店をオープン。1997 年には、98年春夏パリコレクションにて、レディスコレクションを発表。2012 年、日本航空の客室乗務員・地上接客部門の制服デザインを手掛け、2014 年ブランドデビュー20 周年を迎える。近年は、KEITA MARUYAMA としての活動だけに留まらず、ファストファッションから制服やブランドプロデュースに加え、ファッションの枠を超えて、“食”や“住”への活動の場を積極的に広げている。

関連リンク

一覧へ戻る