「ロエベ」がカサロエベ表参道をリニューアルオープン国内最大の店舗

同店は、現クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンが約10年前に初めて手がけた店舗で、世界中の「カサロエベ」のコンセプトの原型となったもの。今回のリニューアルで、都内初の「ロエベリクラフト（LOEWE ReCraft）」を併設。3人の革職人が在籍し、同ブランドの革製品の修理・補修サービスを提供する。

フロア構成は地下1階が「ロエベリクラフト」、1階がバッグ、シューズ、スカーフ、アイウェア、ジュエリー、革小物などのアクセサリー中心のフロア、2階はウィメンズ、メンズのウェア中心のフロアだ。

　店舗デザインで特徴的なのは周辺環境と調和する作りだ。エナメル加工した白銀のタイルをあしらったファサードには同店の前に広がる表参道の並木を映し出す。また広くとった窓から自然光が差し込み、店舗と表参道をシームレスにつないでいるかのような空間だ。

　「カサロエベ」では、様々な作家の作品を展示するスタイルをとっているが、「カサロエベ表参道」では、パブロ・ピカソやアンセア・ハミルトン、四代田辺竹雲斎やTSUBAKIなどの作品を展示。「光の彫刻」や家具、ファブリック、1階から2階へ至る曲線の階段もコンセプチュアルで、クリーンでアーティスティックなムードに満ちている。

　リニューアルオープンを記念して、2024春夏プレコレクションを同店で世界先行発売する。中でもホリデーコレクション「ロエベ x スナ・フジタ（LOEWE x Suna Fujita）」のクマのキャラクターをモチーフにしたスペシャルシリーズは日本限定販売だ。また「ロエベ」のLINE公式アカウントを友だちに追加するとスナ・フジタのキャラクターの特製LINEスタンプをダウンロードすることが可能。ホリデーシーズンに幅広い層が同シリーズを楽しめるようになっている。