2014年9月28日、ロサンゼルスのフォンダ・シアターで収録が行われたこの素晴らしいライヴ・トリビュートは、2CD+DVD、2CD+Blu-Rayの限定デラックス・エディションと2CDの通常盤、そしてLP3枚組(180グラム重量盤/輸入盤)、デジタル・ダウンロードの5フォーマットが用意される。日本盤CDは高品質Blu-spec CD2仕様となることも決定した。
「ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスンの音楽を祝う夕べ」と題されたそのコンサートは、その名の通り、ビートルズ時代からソロ、トラヴェリング・ウィルベリーズへと至るジョージ・ハリスンの名曲の数々をジョージを敬愛するアーティスト達がカヴァー。息子ダニー・ハリスンとともに、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、ノラ・ジョーンズ、ベン・ハーパー、HEARTのアン・ウィルソン、KILLERSのブランドン・フラワーズ、JANES ADDICTIONのペリー・ファレル、THE STROKESのニック・ヴァレンシ、アル・ヤンコヴィック他豪華アーティストが集結。
プロデュースを手がけたのはダニー・ハリスンとデヴィッド・ゾンシャイン。
ダニー・ハリスンはこうコメントしている。
「僕と同世代のミュージシャンが、小さなクラブで父のキャリアの中でもディープな楽曲を自由に演奏するショウを今までずっと思い描いていたんだ。そして、今回はまったく新しく鮮やかな形で、自分が一番大切に思ってきた音楽界のヒーローたちと再びステージを共にし、僕の人生で一番馴染みのある曲を演奏する自分がいた。皆さんにもこの録音を僕と同じように楽しんでもらえますように。父の曲に、今までできると思いもよらなかった最高の解釈が施されています」
DVD、BDにはコンサート映像に加え、ハリスン家が所有するジョージ・ハリスンの貴重な映像も挿入されている。バックステージやリハーサル中のミュージシャン達が、ジョージ・ハリスンから受けた影響について語るインタビュー映像も収録される。
⇒スターが一同に会して演奏したザ・トラヴェリング・ウィルベリーズの「ハンドル・ウィズ・ケア」の音声はこちら。
日本にとって2016年は、ビートルズ来日(1966年)から50周年、そして、ジョージ・ハリスンが最初で最後の来日公演(1991年)を行なってから、ちょうど25周年となる記念すべき年でもある。