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最新作『BIZARRE CARNIVAL』の名を冠したGLIM SPANKYの全国ツアー「BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018」。新木場STUDIO COASTで行われた1月5日、6日の2デイズ公演から6日のファイナルの模様をダイジェストでお伝えする。

同じくSTUDIO COASTで行われた「Next One TOUR 2016」同様札止めの掛かったこの日のライブは、深くエコーが効いた「THE WALL」でスタート。「新木場ー!」という松尾レミの声に応えるフロア。

アルバムタイトルにしてツアータイトルでもある「BIZARRE CARNIVAL」のアウトロから「The Trip」のイントロに繋げるさりげなく、でもトリッピンな演奏に彼らの表現力の豊かさを感じさせられた。「いざメキシコへ」のイントロではカッティングの効いた亀本寛貴のギターに歓声が挙がる。

パーカッショニストの朝倉真司が叩くコンガと亀本の歪んだギターが絡み合い、緊張感を醸す「END ROLL」。ダルなフレーズはとことんダルに、そしてときにルーズに、ときにテクニカルな亀本のギターにはある種の風格さえ漂っていたし、松尾の、「闇に目を凝らせば」のことさら深いブレスからの歌い出しも印象的だった。

武道館という次のステージに進もうとする自分たちへの賛歌にも聴こえる「Freeder」、そして松尾レミいわく、「曲もアートワークもフルアルバムと同じ気持ちで作り込んだ」という新曲「愚か者たち」が伝えるストレートなメッセージ。そのすべてが自信に満ち溢れていた。

アンコールのメンバー紹介で「セヴン・ネイション・アーミー」のあのリフを鳴らしていた亀本も、観客に促されるように「I Feel The Earth Move」、「MOVE OVER」を歌った松尾も本当に楽しそうだった。

「皆さんがこうやってGLIM SPANKYの仲間になってくれて、本当にありがたいことだなと思っているし、武道館でも、ナチュラルに、とにかくかっこいロックのライブをやろうと思います。日本のロックを、20代のロックを見せつけてやりたい」という松尾レミの言葉を信じて5月の武道館公演を待ちたい。

(おわり)

取材・文/encore編集部



Photo by HAJIME KAMIIISAKA





GLIM SPANKY「愚か者たち」
2018年1月31日(水)発売
TYCT-30072/1,300円(税別)
Virgin Music

「愚か者たち」、「愚か者たち - EP」(先行配信)/iTunes
「愚か者たち」(配信)/レコチョク





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