チャートのほとんどをアメリカ、イギリスのアーティストが占めるヨーロッパにあってめずらしく、独自の進化を遂げるフランスの音楽シーンを総括するフランスの最高峰の音楽賞、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージック。現地時間2月11日のパリ郊外のセガン島にある音楽複合施設「ラ・セーヌ・ミュージカル」で行われた2022年度のアワードにフォーカスした特集が3月中のUSEN SOUND PLANET「フレンチ・ポップス」(D-29チャンネル)で放送となる。

こちらの番組では今回3部門受賞の快挙を遂げたOrelsanをはじめ、最も支持を受けノミネート/受賞されたアーティストの楽曲はもちろん、授賞式でClara Lucianiがカヴァーした2021年に亡くなったPatrick Juvetの代表曲や、開幕を宣言したStromaeのパフォーマンス曲もセレクト。音楽賞の模様がまとめて確認できるのはもちろん、現地のフレンチ・ポップス最新動向をいち早くつかめる内容となっている。日本国内でヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックの特集を行うのはUSENだけ。是非チェックしてほしい。

「Victoires de la Musique(ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージック)」とは
例えていうならば「フランスのグラミー賞」。
1985年に始まったフランスの毎年恒例の授賞式でフランス文化省からヴィクトワール賞が授与され、音楽業界での卓越した功績が認められるフランスの最高峰の音楽賞として知られる。

【主な受賞者】
アルバム賞 : Clara Luciani『Cœur』
楽曲賞 :Orelsan 「L'odeur de l'essence」
男性アーティスト賞 : Orelsan
女性アーティスト賞 : Clara Luciani
男性新人賞 : Terrenoire
女性新人賞 : Barbara Pravi
映像作品賞 : Orelsan 「Montre jamais ça a personne」
最多ストリーミングアルバム賞 : SCH『JVLIVS II』/ Aya Nakamura『Aya』
コンサート賞:Ben Mazue
名誉賞 : Jacques Dutronc

Clara Luciani『Cœur』
Orelsan『Civilisation』
Terrenoire『Les Forces Contraires, La Mort Et La Lumiere』
Barbara Pravi『On n'enferme pas les oiseaux』

「Les Victoires de la Musique 2022」特集のプレイリストはこちらでチェック

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