7月1日(月)~7日(日)の特集はケラーニ
2度のグラミー賞ノミネート経験を持つケラーニが4枚目のスタジオアルバム『CRASH』を発表しました。2022年にチャートトップに輝いたアルバム『blue water road』以来2年ぶりの最新作からの先行シングル「After Hours」は、中毒性の高いダンストラックで全世界4000万回以上、アメリカ本国で460万回のストリーミング再生を記録。キャリア最高の滑り出しがアルバムへの期待度の高さを伺わせます。自身が「今までで一番自由で楽しく、騒々しく、エネルギッシュ」だと言う今作を中心に過去曲も合わせてお届けします。
「A56 アーティスト特集 WEEKLY 洋楽」担当ディレクター
放送予定/毎日 0:00~(シャッフル放送)
Kehlani『CRASH』DISC INFO
2024年6月21日(金)発売
Atlantic
©ISRAEL RIQUEROS
7月8日(月)~14日(日)の特集はカイゴ
■TOPICS
2022年にリリースされた『スリル・オブ・ザ・チェイス』から早くも2年。通算5作目となるアルバムはカイゴのキャリア初のセルフ・タイトル・アルバムとなる。兼ねてよりアルバムを制作している様子を度々SNSで公開していた本作には「ホワットエヴァー feat. エイバ・マックス」「フォー・ライフ feat. ザック・エイベル&ナイル・ロジャース」、最新リリースの「ウィズアウト・ユー feat. ヘイラ」などヒット曲4曲の他、10年前にカイゴがSoundCloudはに投稿し、大きな反響を呼んだM83「ウェイト」のリミックスヴァージョンなど計18曲を収録。
同郷ノルウェー出身のシンガー、シグリッドやジョナス・ブラザーズなど豪華アーティストを迎え、カイゴがプレイするビアノの美メロサウンドを中心としながらも、さまざまなジャンルをクロスオーバーさせた、冒険心溢れる一面もうかがえる。
カイゴ自身はアルバムについて「今回のアルバムは一生懸命2年間かけて作ったんだ。ファンのみんなにシェアするのがとても楽しみだ」とコメントしている。
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7月15日(月)~21日(日)の特集はカミラ・カベロ
■TOPICS
世界的ガールズ・グループ、フィフス・ハーモニーの一員としてブレイクを果たし、ソロとしても4度のグラミー賞ノミネートされ、シンガー・ソングライターとして大きな成功を収めているカミラ・カベロ。
近年は俳優業にも活躍の場を広げるなど、現代におけるポップアイコンのとなった彼女が贈る通算4作目のスタジオアルバム『C,XOXO』。インスピレーションは、彼女が幼少期を過ごしたフロリダ州マイアミ。自身の原点へと立ち返りながら、心機一転、ブロンドヘアに生まれ変わったカミラの新章がここからスタートする。
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7月22日(月)~28日(日)の特集はハイエイタス・カイヨーテ
圧倒的な個性とパフォーマンスでシーン有数のバンドとなったハイエイタス・カイヨーテ、全世界待望の最新作『ラブ・ハート・チート・コード』がリリース。刺激的な音世界だけでなく、彼らが思い描いたビジュアルワールドの表現はマルチアーティストのラジニ・ペレラと協働。ラジニの絵画をアートワークに使用。また各曲にもビジュアルシンボルをあしらいつつ、架空の空間「スーパーマーケット Love Heart Cheat Code」をコンセプトとする類まれなるアート性が魅力の1枚です。特集では最新作を中心に彼らのキャリアを振り返ります。
「A56 アーティスト特集 WEEKLY 洋楽」担当ディレクター
放送予定/毎日 0:00~(シャッフル放送)
ハイエイタス・カイヨーテ『 ラブ・ハート・チート・コード』DISC INFO
2024年6月28日(金)発売
BRC758TL/7,700円(税込)
Brainfeeder
7月29日(月)~8月4日(日)の特集はカサビアン
■TOPICS
1997年にイギリス レスターで結成され、2004年に衝撃のデビューを果たして以来、これまでにリリースしたアルバム7作中2ndアルバムから最新アルバム『ジ・アルケミスツ・ユーフォリア』まで6作連続で全英チャート1位を獲得し、英国のグラミー賞とも称される「ブリット・アワード」での「ベスト・グループ」賞を始めとする数々の音楽賞受賞歴を誇る彼ら。英国で開催される世界を代表する2大音楽フェスティバルであるグラストンベリー、レディング&リーズのいずれでもヘッドライナーを務め、世界トップクラスのライヴアクトとしても高く評価されており、サマーソニック・フェスティバル、フジロック・フェスティバルへの出演、単独ツアーなど含め計12回来日。日本でも根強い人気を誇っている英国民的モンスターバンド=カサビアン。UKロックのDNAを引き継ぎながらも、ダンスやサイケデリカ、HIP HOPなど、多様な要素を取り入れたサウンドで人気を博し続けている。
2020年に、初期メンバーでありバンドのフロントマンとして絶対的存在感を放っていたヴォーカルのトム・ミーガンが脱退。世界中の音楽ファンへ衝撃を与え、バンドとしてもこれまでにない逆境に立たされたが、翌年にはそれまでギター、バックヴォーカル、そしてソングライティング、プロダクションの要としての役割を果たしてきたサージ・ピッツォーノをフロントマンとする新体制での再始動。その年の秋に敢行されたUKツアーを全公演ソールドアウトさせ、英テレグラフ紙が「復活劇か?それともリブートか?これが何であろうと、カサビアンは最高に盛り上がっていて、これまで以上にアツいバンドになっている」と評するなど各メディアから絶賛。フロントマンの脱退という試練に直面しながらも、2022年に新体制としてリリースした初のアルバム『ジ・アルケミスツ・ユーフォリア』で、見事全英アルバム・チャート1位を獲得した。2022年8月にはソニックマニア 2022、サマーソニック 2022に出演。ザ・ミュージックのロブ・ハーヴェイをサポートメンバーに向かえた圧巻のパフォーマンスでカムバックを果たした。
2024年2月、ニュー・シングル「コール」を公開し、同年7月に通算8作目アルバム『ハプニングス』をリリースすることを発表。「コール」リリース時に、サージは「この曲は発射台だ。ヴァースは静かめで、サビは激しいーダンス・ミュージックなんだ!最初のセクションは、準備をしている段階で、次のセクションではとにかくクレイジーになる。ものすごく楽しいし、今とてもしっくり来る。この曲が完成したとき、とにかくライヴに行きたいという気温地になった。アルバム全体もそういうメンタリティーで作ったんだ」とコメント。
11曲のフレッシュでシャープな――尺は全て3分前後という――楽曲群で構成された本作は、カサビアンの代名詞とも言えるサイケデリックなダンス・ロック・チューンや、グルーヴィーなシンセ使いやコーラスワークが映える、ディスコ/ファンク・インスパイアなトラックを収録。ライヴ映え必至な作品となること間違いなしだ。
カサビアン『ハプニングス』DISC INFO
2023年7月10日(水)発売
SICP-6580/2,860円(税込)
Sony Music Japan International
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