3月3日(月)~3月9日(日)の特集はテイト・マクレー

シンガーとダンサーの才能を兼ね備え、欧米のティーンから絶大な支持を受けるカナダ出身の新星、テイト・マクレー。現在21歳の彼女が、通算3作目となる待望の最新アルバム『ソー・クロース・トゥー・ワット』をリリース。新曲「2 hands」は、マクレーの代表曲となった「greedy」や「It's ok I'm ok」を手掛けたライアン・テダーティエストやカイリー・ミノーグ作品に関わるロストボーイなど、名だたるヒットメーカーたちが制作に参加。歌と踊りの二刀流を武器にスターダムを駆け上がる彼女から目が離せない!この特集では、この最新作はもちろん過去作も合わせてお届けします。
「A56 アーティスト特集 WEEKLY 洋楽」担当ディレクター

放送予定/毎日 0:00~(シャッフル放送)

テイト・マクレー『ソー・クロース・トゥー・ワット』DISC INFO

2025年2月26日(水)発売
SICP-6601/2,860円(税込)
Sony Music Japan International

テイト・マクレー(ソニーミュージック)

3月10日(月)~3月16日(日)の特集はザ・ルミニアーズ

■TOPICS
2012年のデビューアルバム以来、数々のマイルストーンを達成してきたウェスリー・シュルツとジェレマイア・フレイテスによる米のオルタナテヴ・フォーク・バンド、ザ・ルミニアーズ。3年振り、自身5枚目となるアルバム『オートマティック』をリリース。

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The Lumineers『AUTOMATIC』DISC INFO

*発売日未定
DUA27882J/*価格未定
DUALTONE

ザ・ルミニアーズ(ビッグ・ナッシング)

ⒸGunner Stahl

3月17日(月)~3月23日(日)の特集はパンダ・ベア

■TOPICS
アニマル・コレクティヴの仮面とニックネームを纏ったドラマー兼ヴォーカリストとしてデビューしてから20年、ノア・レノックスは数多くの創造的な道筋を歩んできた。さまざまなスタイルを操り、たくさんの愛される録音作品に参加してきたのだが、彼がずっと創造的なヴィジョンを示し続けているのを見逃している人もいるだろう。2007年の『Person Pitch』や2015年の『Panda Bear Meets the Grim Reaper』といった画期的なソロアルバムから、2004年の『Sung Tongs』や2009年の『Merriweather Post Pavilion』などアニマル・コレクティヴとの大躍進、ダフト・パンクやソランジュ、ディーン・ブラントやパラモアとの境界線を押し広げるようなコラボレーションまで、彼の作品はすべて複数の世代およびジャンルのアーティストたちに影響を与えながら、すぐにそれとわかる感情的なテーマを追ってきた。

5年ぶりのソロ・アルバム『Sinister Grift』で、レノックスはこれまでの作品の積み重ねであると同時に前例がないようにも感じられる新たなステートメントを携えて帰ってきた。彼のソロ・アルバムは悲しみをむき出しのまま親密に表現したものからカラフルでエレクトロニックな作品まで多岐にわたるが、彼の音楽がこれほどあたたかく切実に聴こえたことはなかった。ポルトガルのリスボンにある自宅スタジオでアニマル・コレクティヴの仲間であるジョシュ・"ディーキン"・ディブと作業をおこない、レノックスはパンダ・ベアをオールドスクールなロック・アンサンブルのようなものに変えた。ほぼすべての楽器を自分で演奏し、そこにシンディ・リー、スピリット・オブ・ザ・ビーハイブのリヴカ・ラヴェーデ、そしてパンダ・ベアのソロ・アルバムでは初めてアニマル・コレクティヴのメンバーたちといった気の合う仲間たちを招いた。

「このレコードに取り組むのは神聖であたたかな帰還のように感じた。ノアと僕は1991年にマルチトラックカセットに音楽を録音し始めた。それから32年、ふたりの友達だけでひとつの部屋にこもって心を動かすサウンドとフィーリングを探すという同じやりかたで仕事を続けてきた。僕たちが一緒に生み出したものをとても誇りに思う。『Sinister Grift』は僕が30年以上前から知っているソングライターのものに感じると同時にノアの新章のようでもある。出来をこの上なく誇りに思うよ」ジョシュ・"ディーキン"・ディブ
 
「ちょっとした悪夢へと美しく変化するクラシック・ロックの夢」ダニエル・ロパティン 
 
「『Sinister Grift』で、パンダ・ベアは幸運と災難の風に孤独に立ち向かう。ノアの純粋で痛切な嘆きは、今回まるで語り手が明晰夢から覚めたかのように以前よりはっきりとしている。パンダ・ベアは危険な道のりでおなじみの歌声を聴かせ、それらが負っている重荷にもかかわらず陽気な、苦闘の末に得た知恵を伝えるトーチソングを差し出している」ジェシカ・プラット 

「ノアは曲作りにおいて信じられないほど簡潔な表現ができる。すべてのアイデア、すべての言葉、すべてのサウンドが、実際にその曲というひとつの目的のためにそこにあるような感じ。『Sinister Grift』には、まるで何十年も前から存在していたかのような時代を超えた雰囲気があり、同時に前へ向かうようなフレッシュな新しい光に満ちている」マリア・レイス 
 
「この暗い時代、みんなが人生を乗り切るための音楽を必要としている。パンダ・ベアにはその魔法があり、彼の歌声はこの世界を癒す薬のようだ。ノアがくれた『Sinister Grift』のおかげでリラックスした気分になり、ビーチをそれほど遠くには感じない。ノアの贈り物に感謝」DJファルコン 
  
「『Sinister Grift』は美しいアルバムだ。すべてが本物で自然で、昔からずっと存在していて、これからもそうあり続けるように聴こえる。真摯で時代を超越している。ありがとう、ノア」アラン・ブレイクス

翻訳/野中モモ


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パンダ・ベア『シニスター・グリフト』DISC INFO

2025年2月28日(金)発売
BRC781/2,860円(税込)
Beat Records / Domino

パンダ・ベア(BEATINK.COM)

3月24日(月)~3月30日(日)の特集はファレル・ウィリアムス

■TOPICS
グラミー賞13冠のスーパー・マルチ・アーティスト=ファレル・ウィリアムスによる、昨年10月11日にアメリカとカナダで公開となった、自身の自伝映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』の日本公開にあわせてサウンドトラックアルバム『ピース・バイ・ピース』の国内盤が3月26日(水)に発売される。

今作には大ヒットシングル「ゲット・ラッキー」や「ハッピー」に加え、最新シングル「ピース・バイ・ピース」が収録されており、世界的に有名な玩具メーカー、レゴ社と提携したアニメーション映画のサウンドトラックに起用されている楽曲が収録されている。映画ではファレル本人が声とプロデューサーを務めている。また、今回リリースされた新曲の5曲は先行で配信されている「ピース・バイ・ピース」やタイラー・ザ・クリエイターが参加している「バージニア・ボーイ(リミックス)」等90年代のヒップホップを感じさせつつ、全体的にミュージカル調の楽曲を収録し映画の世界観を巧みに表現した内容となっている。

今作の国内盤の初回仕様限定特典としてファレル・ウィリアムスのLEGOヘッドステッカーが封入されることが決定しており、アルバムのタイトル通り彼が長年大切にしてきた「積み重ねることの大切さ」やこれまでのキャリアで築き上げてきた音楽のピースが、ここに集約され、新たな未来への扉を開いてくれる一枚となるだろう。

放送予定/毎日 0:00~(シャッフル放送)

ファレル・ウィリアムス『ピース・バイ・ピース』DISC INFO

2025年3月26日(水)発売
SICP-31753/31754/3,740円(税込)
Sony Music Japan International

ファレル・ウィリアムス(ソニーミュージック)

3月31日(月)~4月6日(日)の特集はジャパニーズ・ブレックファスト

■TOPICS
グラミー賞、主要4部門を含む2部門にノミネートされた前作から4年、ジャパニーズ・ブレックファストの新作が完成。ブレイク・ミルズのプロデュースによる4枚目のアルバム『フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン)』、リリース。

放送予定/毎日 0:00~(シャッフル放送)

JAPANESE BREAKFAST『FOR MELANCHOLY BRUNETTES(&SAD WOMEN)』DISC INFO

2025年3月21日(金)発売
DOC425JCD/2,750円(税込)
Dead Oceans

JAPANESE BREAKFAST(ビッグ・ナッシング)

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