9月2日(月)~8日(日)の特集はポスト・マローン

ジャンルを超越するスーパースター=ポスト・マローンが最新作『F-1 Trillion』をリリース。カントリー音楽へアプローチをかけた本作では、ドリー・パートン、ハンク・ウィリアムス Jr.、ティム・マッグロウといったレジェンド勢に加え、ジェリー・ロール、クリス・ステイプルトンなど現行シーンのスーパースターたちも参加。先行シングルとして既に大ヒットとなってるモーガン・ウォーレンとの共演作「アイ・ハッド・サム・ヘルプ」ももちろん収録。特集では、最新作『F-1 Trillion』を中心に、彼のキャリアを代表する楽曲などを交えてお届けします。
「A56 アーティスト特集 WEEKLY 洋楽」担当ディレクター


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ポスト・マローン『F-1 Trillion』DISC INFO

2024年8月16日(金)発売
ユニバーサルミュージック

ポスト・マローン(ユニバーサルミュージック)

ⒸSteve Guillick

9月9日(月)~15日(日)の特集はフォスター・ザ・ピープル

約7年ぶりとなる待望の新作『パラダイス・ステイト・オブ・マインド』をリリースしたフォスター・ザ・ピープルをピックアップ。本作は、70年代後半のディスコやファンクなどのダンスシーン、またゴスペルやジャズなどの影響下で、彼らのフィルターを通してアップグレードしたダンスアルバム。当時の不安定な世界情勢と現代社会の類似点を指摘し、音楽を通して喜びの表現を届けたいというコンセプトでレコーディングされた開放的な1枚です。今週は本作を中心にバンドのキャリアを振り返ります。
「A56 アーティスト特集 WEEKLY 洋楽」担当ディレクター


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フォスター・ザ・ピープル『パラダイス・ステイト・オブ・マインド』DISC INFO

2024年8月21日(水)
WPCR-18679/3,300円(税込)
WARNER MUSIC JAPAN

フォスター・ザ・ピープル(ワーナーミュージック)

9月16日(月)~22日(日)の特集はサブリナ・カーペンター

■TOPICS
『Short n’ Sweet』は、等身大以上の芸術的な存在感を放つポケットサイズのポップスターであるサブリナ・カーペンターの、煌めくようなスピリットを提示している。ゴールド認定された1枚のアルバムと、プラチナム認定された複数のシングルを経て、来たるニューアルバムからのデビューシングル「Espresso」にすべてが詰まっているのも不思議ではない。それは、思わずクスッと笑って頬を赤らめてしまうような歌詞に、自分が最初に思いついていたらいいのにと願ってしまうソングライティングだ。

前作『イーメイルズ・アイ・キャント・センド』からの「Nonsense(ナンセンス)」や、同作のデラックス盤に収録の「Feather(フェザー)」がバイラルとなり、トップアーティストへの道のりを一気に駆け上がることとなったサブリナ・カーペンター。2024年に入ってからはさらにアクセルを踏み込んで、テイラー・スウィフトのツアーでサポートに抜擢されると、「Espresso(エスプレッソ)」で初の全英1位を獲得し、「Please Please Please(プリーズ・プリーズ・プリーズ)」でついに初めて全米シングルチャートの首位に立つことに。等身大以上の芸術的な存在感を放つ新世代のポッププリンセスによる、待望のニューアルバム。

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サブリナ・カーペンター『Short n’ Sweet』DISC INFO

2024年8月23日(金)発売
ユニバーサルミュージック

サブリナ・カーペンター(ユニバーサル ミュージック)

ⒸJules Moskovtchenko、Creative Direction:Patricia Villirillo

9月23日(月)~9月29日(日)の特集はレックス・オレンジ・カウンティ

■TOPICS
昨年10月に豊洲PITで行われた1日限りの来日単独公演が、大成功を収めたことも記憶に新しいイギリス出身、新世代ポップSSWのレックス・オレンジ・カウンティが2022年の『フー・ケアーズ?』以来となる最新スタジオアルバム『ジ・アレクサンダー・テクニーク』を9月6日(金)にリリースする。

レックス・オレンジ・カウンティ自身が全編のプロデュースを行い、ロザリアやシザ、ビヨンセの作品に携わるTeo Halm、レックス・オレンジ・カウンティのツアーバンド創設メンバーであるJim Reed、さらにはアルバム収録曲となる「ルック・ミー・イン・ジ・アイズ」のフィーチャリングアーティストであり、プロデュースも手掛けたジェイムス・ブレイクが参加した作品となっている。

タイトルである『ジ・アレクサンダー・テクニーク』とは、背中の痛みを治療しながらより深い健康問題に対処していくという、レックス・オレンジ・カウンティが実際に受けた治療法にちなんで名づけられている。そして、本作の制作中はレックス・オレンジ・カウンティがこれまでの作曲プロセスから視点を変えるという試みを続けた結果、心を開いて最も率直な作曲ができたという経験にも照らしあわされている。そうして生み出された楽曲たちは、レックス・オレンジ・カウンティのトレードマークともよべるような豊かなオーケストラはそのままに、R&Bやインディーフォークの要素が骨組みのように感じられる構成で、レックス・オレンジ・カウンティのキャリアの第二章の始まりを告げるような、新たな側面が伺えるアルバムだ。

レックス・オレンジ・カウンティは本作について「ここ数年の自分の脳内と経験を覗き見るようなアルバムで、ほとんどが日記のようなものです。これまで多くのラブソングを作ってきましたが、今回は初めて人生のあらゆることについての作曲を試みたと感じています。これがまさに自分が常に作りたかったものだと思うんです」と語り、楽曲の制作自体は2022年のアルバム『フー・ケアーズ?』よりも前に始まっていたという。長い時間をかけたことで音楽的にもたくさんの彩りが生まれ、アルバムを通じてレックス・オレンジ・カウンティが痛みに直面しながらもリアルタイムで成長していく様子を追体験できる作品となっている。


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レックス・オレンジ・カウンティ『ジ・アレクサンダー・テクニーク』DISC INFO

2024年9月6日(金)発売
ソニーミュージック

レックス・オレンジ・カウンティ(ソニーミュージック)

ⒸCameron Lew

9月30日(月)~10月6日(日)の特集はジンジャー・ルート

■TOPICS
南カリフォルニア出身のマルチインストゥルメンタリスト、プロデューサー、ソングライター、ヴィジュアル・アーティスト、キャメロン・ルーのプロジェクト、ジンジャー・ルート。メディア複合企業「ジンジャー・ルート・プロダクション」を描いた4年ぶりとなるサード・アルバム『シンバングミ』、名門ゴーストリー・インターナショナルよりリリース。

GINGER ROOT『SHINBANGUMI』DISC INFO

2024年9月13日(金)発売
GI443JCD/2,750円(税込)
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

ジンジャー・ルート(ビッグ・ナッシング)

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