Sampha『Lahai』/YO312CDJP/Young

Sampha『Lahai』

サウスロンドン出身のR&Bシンガー/プロデューサー、Sampha。 ケンドリック・ラマー、ストームジー、トラヴィス・スコット、Yeことカニエ・ウェスト、ドレイク、リル・ウェイン等、ブラックミュージックの頂点を極めたアーティストから絶大な支持を集めながら、派手過ぎず、ややアンダーグラウンド感のある彼。 なんと言っても歌声と天性のメロディセンスで惹きつける力があり、人間味の溢れる歌詞が共感を生むシリアスシンガー。



Majid Jordan『Good People / Afterhours』/----/OVO Sound

Majid Jordan『Good People / Afterhours』

ドレイク主宰のOVO所属、そしてドレイク初の歌物「Hold On, We're Going Home」のプロデュースと客演で超話題になったトロントのR&Bデュオ、Majid Jordan。 アルバム前半のdisc 1『Good People』は夢のような浮遊感やヒーリングに近いサウンドとなっていて、disc 2『Afterhours』は10年以上前の曲の編成で、この曲達でOVOと契約したと言われています。そして本人たちのレコメンドとしては、このアルバムは思い出の共有、愛の繋がり、意味のある音楽だ。との事です。

Bella Boo『DreamySpaceyBlue』/BARN092/Studio Barnhus

Bella Boo『DreamySpaceyBlue』

独自のスタイルで際立つ才能が集結するKornél Kovács、Axel Boman によるレーベル、Studio Barnhusから、スウェーデン出身のプロデューサー/DJ のBella Booのエモーショナルなポップアルバムがリリース。全体を通して卓越したメロディとサンプリングワークのセンスに一層の磨きがかかっており、浮遊するジャングルトラックのM2「Can't Stop」、中盤に挿入されるシンセリフに息を呑むM3「Boo Moon」で序盤から畳み掛け、ヴォーカリスト、Starving Yet Fullらをフィーチャーした中盤から、Four TetやJamie XX、Bicep等にも比肩しうるスケールのブレイクビーツ・ハウスのM7「Feel It」を皮切りにシネマティックな終盤に向かう充実の一枚。



ELIZA『Live At RAK』/----/LOG OFF

ELIZA『Live At RAK』

ディスクロージャーの1stアルバム『セトル』にも「ユー&ミー feat. イライザ・ドゥーリトル」として実は入っていたELIZA。時が経ちUK R&Bシンガー代表格となった現代にリリースされたスタジオアルバム。響き渡るスネア、乾いたギター、心地よいベースラインに透き通る歌声が絶妙にマッチ。アルバムを通してジャジーかつブリージンな作品、そしてややアフロ感があって流行り廃り無く、あっという間に終わってしまうというか、心地よくてリピートしてしまう作品。

Sofia Kourtesis『Madres』/ZENCD292/Ninja Tune

Sofia Kourtesis『Madres』

海外メディアもこぞって大絶賛するプロデューサー/DJのSofia KourtesisによるデビューアルバムがNinja Tuneよりリリース。 故郷である南米ペルーの陽気なセンスと、現在の拠点であるベルリンの野心的なクラブサウンドを融合させた、特異なエレクトロニック・サウンド。

『Madres』は、Kourtesisの母親と、母親の命を救った有名な神経外科医に捧げられたものであり、表題曲のM1「Madres」やM8「Estacion Esperanza」など、最近リリースされたシングルを含む10曲を収録。さらにゲストにはManu Chaoが参加!活動家でもあるKourtesisは、政治と音楽を絡ませたManu Chaoのスタイルに絶大な尊敬を寄せており、彼女は自らの家族観や政治観を綴った手紙をManu Chaoに書き、今回のコラボレーションが実現。

クイアであることで迫害され、ベルリンに移住した彼女は、ペルーにおけるジェンダー平等や、クイアの人たちの安全を求める活動も行っている。ラテンの心とドイツ製のモーターを併せ持つ、活動家Kourtesisによる光と愛にあふれた渾身の一枚。Four TetやDJ Koze好き必聴!

Nosaj Thing『Continua』/BRC723/LuckyMe Records

Nosaj Thing『Continua』

LAのビートシーンを牽引、The xxやThe Weekndのオープニングアクトで名を広めつつ、自身の作品でも高い評価を得ているNosaj Thingによる5thアルバム。Duval TimothyやToro y Moiなど楽器マスターの彼らがFeatしていて、スムースでクリーンなビートはLAの風を感じます。16年に及ぶキャリアの中でもハイセンスな今作はカルト的なポジションを抜け出した高度なテクがあるコンセプト。

FOUR TET『Live At Alexandra Palace London, 24th May 2023』/----/Text Records

FOUR TET『Live At Alexandra Palace London, 24th May 2023』

キーラン・ヘブデンのソロプロジェクト、Four Tet。2023年5月24日にロンドン北側に位置する展示場兼宮殿、Alexandra Palaceで行ったライブ音源『Live at Alexandra Palace London, 24th May 2023』を2023年11月3日 にリリース。2時間にわたる彼のプレイをそのまま収録した音源はまさにディープでサイケデリック。揺らめくような美しい電子音と記憶の彼方から近づくように響くビートはまるで時代も空間も時間すらも忘れてしまう。間違いなくダンスとサイケデリックの最前線といえるアルバム。






▼ bonjour recordsプロデュースのチャンネルもラインナップ!――USEN(有線音楽放送)の番組情報はこちら

関連リンク

一覧へ戻る