SAKIは、心と世界の距離がテーマの「tooku」を7月31日にリリースした。

本作は、言葉になった瞬間に失われるときめきの残像をテーマに、10代の頃から抱えていた心情や気づきが言葉になることで失われてしまう感覚という繊細なテーマに自然と向き合った作品。

制作時には明確な意図はなかったというが、完成した楽曲を聴いた瞬間、アーティスト自身が心と世界の距離というテーマが楽曲全体に滲んでいることに気づいたという。タイトルに込められた「tooku(遠く)」という言葉にも、その気配が表れている。また、どれだけ丁寧に言葉を紡いでも、心の中で輝いていたときめきやドラマが、言葉になった途端に幻のように消えてしまう不可逆な感覚へのまなざしが、静かながらも確実に息づいている作品に仕上がっている。

■リリース情報
SAKI「tooku」
2025年7月31日(木)リリース
配信URL:https://linkcloud.mu/0a531a61

■プロフィール
モデル・音楽家。幼少期より詩の制作をはじめる。14歳よりモデル活動を開始。17歳のとき、荒木正比呂らによるプロジェクトGASJAMの楽器「Aster」に作詞、歌唱でゲスト参加。ムービーがYouTubeで公開される。2021年より作曲活動を開始し、SoundCloudに作品を投稿。アートワークは全て自身がモデルをつとめている。2023年春、Soundcloudに投稿した楽曲「spring」が阪急博多百貨店ファッションフロア2023年春夏コレクションのコンセプトムービーに起用される。2023年7月、DJ MOTIVE率いるエレクトロバンドdeadbundyのアルバム「neuradio」に参加。同年に開催されたリリースパーティーに出演。2024年春、阪急阪神百貨店博多阪急ファッションフロアコンセプトムービーに楽曲「hankyu white flowers」をタイアップ提供。2024年9月、尾野祥平をプロデューサーに迎えたシングル「CIDER」を配信リリース。2025年WOZNIAKのシングル「Bomber-feat SAKI」に参加。Apple musicオルタナティブ プレイリスト入りを果たす。2025年表参道Nose art garageのエキシビション「tatakau」にライブ出演。

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