澤田 空海理の新曲「お寝み」(おやすみ)が6月12日(水)にリリースされる事が発表された。
「またねがあれば」「きみのかみ」をはじめ、切ない恋愛を日常の景色に重ね合わせた楽曲が動画投稿サイトを中心に支持されているシンガーソングライター、澤田 空海理(さわだそうり)の『遺書』『已己巳己 』『作曲』に続くメジャー第4弾配信。
今作は澤田 空海理の20年来の親友の結婚を祝して制作されたウエディングソング。
大切な親友とその親友の大切な人へ贈る今作は、
「お寝み」を言い合いながら、お互いの人生を見届けるであろう2人を想いながら澤田が紡ぎ出した、暖かさに満ちた作品となっている。
楽曲には、親友へのサプライズとして新婦が楽曲に参加。
また、配信日となる6月12日(水) 21:00には「お寝み」MUSIC VIDEOの公開が決定。
MV公開に先立ち、澤田 空海理公式YouTubeチャンネルでは「お寝み」をいち早く聴く事ができるショート動画が公開された。
<澤田 空海理 本人コメント>
幼稚園からの幼馴染であり、一番の親友の結婚式に向けて曲を書きました。
お相手の方にも印象的なエピソードや想いの丈を秘密裡に教えてもらい、
彼にとって、彼女にとって、変えの効かない音楽を手渡しできないかと模索を続けました。
20年強の間柄というのは言葉にするとあまりに貴重で、大切で、あまりに馴染みに良いものですからふと忘れそうにもなってしまいます。
その輪郭を可能な限り丁寧になぞり直していく制作でした。私から見る幼馴染はどこまでも人の痛みを測れ、先回りしてそれを緩和するように努め、時に自分すら後ろに置いてしまう、優しくて不器用な人間です。そんな彼のための歌があればいい。
「お寝み」と語りかけてくれる歌があるといい。そして、それは私一人では到底作れるものではありませんでした。
幼稚園来の親友へ、その親友を誰より近い位置で見届けようとしてくれているお相手の方へ、精一杯の祝福と感謝を込めてこの歌を送ります。
■澤田 空海理「お寝み」TEASER
https://youtube.com/shorts/61nqq9uvT2c
▼リリース情報
■メジャー第4弾配信シングル『お寝み』
2024年6月12日発売
1.お寝み
2.お寝み (instrumental)
各配信リンク:
https://sorisawada.lnk.to/oyasumi
■メジャー第3弾配信シングル『作曲』
2024年4月3日発売
1.作曲
2.作曲 (instrumental)
各配信リンク:
https://sorisawada.lnk.to/sakkyoku
▼澤田 空海理プロフィール
矛盾だらけのリアルな感情を日常の景色に重ね合わせリスナーの五感を刺激する。
Sori Sawadaから2021年3月に本名に名義を変えて活動。
職業作家としても活躍するシンガーソングライター。
代表曲の「またねがあれば」は、シンガーの當山みれいからバーチャルシンガーの花譜まで、幅広いジャンルの歌手たちがカバーしている。カバー動画の総再生回数は1000万回を超える。
2021年11月、YouTube Music Weekend vol.4出演。
2022年2月に澤田空海理名義での初アルバム『振り返って』をリリース。
2023年2月下北沢MOSAiCにてワンマンライブ開催。
2023年4月1日、澤田空海理にとって最初で最後の“倖せ”をテーマにした作品集「号外」をリリース。
2023年6月21日、2017年に発表された人気曲のリメイクシングル「花火から逃げて」をリリース。
2023年8月5日、新代田FEVERでワンマンライブ開催。
2023年10月4日、恋愛を戯画化したインディーズラストシングル「ケーキの残骸」をリリース。
2023年12月6日、メジャー第1弾シングル「遺書」をリリース。
2024年2月14日、メジャー第2弾シングル「已己巳己」をリリース。
2024年4月3日、メジャー第3弾シングル「作曲」をリリース。
2024年4月5日、澤田 空海理 主催ツーマンライブ『手 vol.1』開催(w/古川本舗)
お寝み
作詞・作曲・編曲:澤田 空海理
おかえりを言おう。
出会い方を掘り起こすには
それなりの月日が経った。
思えば、おぼこい背伸びだった。
自炊をしないあなたの
料理はやけに凝っていて笑いました。
性格がよく表れています。
潔癖な味付けに愛が隠れていないよ。
お寝みで一日が終わること。
どんなに素敵なことでしょう。
夜通し話すのも、寝ているのと変わらない相槌も、
いつか特別じゃなくなるのが
それはそれで、楽しみです。
嘘を吐くのが下手。気遣いの豊富さ。
そういえば、上手な嘘もあった。
サプライズからのプロポーズ。
じゃあ、私からもひとつ。
週末は、あえて言葉を借りるなら
「良いデート」を組み立てましょう。
桜に逸っているあなたをもう一度見たっていいんだよ。
今度こそ浴衣を着て同じ家に帰ろう。
愛し損ねた、あなた以外の誰かに機嫌を損ねた、
そんな過去を聞いてくれた。
聞きそびれたことを丁寧に踏みながら
歩幅を微調節する私たちです。
もはや原型のないあだ名。
皺の増えていく掌、緩くなった指輪。
そして、どれもこれも守りたいのは
我侭じゃなくて、恣(ほしいまま)でして、
羨ましいのは、あなたのその素直さ。
変わらないでいてほしいのは、そのわかりやすさ。
心から笑うあなたに、私がよく似合うよ。
私が居ることを見ていてね。
おやすみ。