高校時代よりバンド「C子あまね」のドラマーとして活動を開始。バンドの活動と並行してソロでも楽曲を制作し、その非凡なポップセンスと編曲家としての力量で注目を集めてきた令和のポップマエストロ・”ku-ten”。
imaseやGinger Root、長谷川白紙といった著名アーティストが一斉に取り上げ話題を集めた1st EP「ku-ten chords」からおよそ1年の制作期間を経て、新たにYeYe、安倍勇磨(never young beach)をゲストボーカルに迎えた2楽曲のリリースが決定した。
2025年12月24日リリース『L判、ベリー、雨のあと(feat. YeYe)』
YeYeをゲストに迎えた本作は、互いの自宅で録音された素材をku-tenが編集し、演奏と打ち込みを加えて完成させたサンバ風の一曲。またサウンド面においては、the HIATUS、KIRINJI、 SHISHAMO、iriといったアーティストの作品に携わる柏井日向(Bigfish)のミックス・マスタリングを経て、宅録の手触りを残しながらも、奥行きのある音像へと仕上がっている。冒頭のフィールドレコーディングとピアノ、ボーカルが重なるセクションでは、YeYeの近作からの影響が反映されており、パーソナルな空気感と楽曲の広がりが同居している。
『この俺はあの男(feat. 安部勇磨)』
安部勇磨(never young beach)をゲストに迎えた本作は、前作同様各プレイヤーの自宅録音をベースに制作された一曲。石川ひとみ「サムシング・フォーリン・ダウン」や尾崎紀世彦「また逢う日まで」といった1970年代歌謡の名曲の要素を取り入れながら、これまでku-tenが継続してきた「古さと新しさの混交」という試みが、今作ではアレンジメントだけでなく歌詞の側面でも掘り下げられている。安部勇磨の歌声と呼応するように言葉が綴られ、ku-tenが持つ折衷主義がより具体的な形となった、歌謡ポップス風の一曲。
〔YeYe コメント〕
ku-tenさんリリースおめでとうございます。初めてku-tenの音楽を見つけた日から「次にku-tenの曲を歌うのはわたしだ」と魔王くらい無理矢理なねじ伏せ祈りでその日が来るのが当たり前のように日々を過ごしていたらほんとうに願望が実現しました。考え抜かれた努力の塊アレンジメントにもかかわらず堅苦しさを一切感じさせずに風通しが非常によく人の血が通っている曲を書けるku-tenは天才です。歌わせてくれてありがとう。
〔安部勇磨 コメント〕
友人のku-tenくん。僕は彼の作る曲が好きだ。
どこにでもあるものじゃない。これからもたくさん聴きたい。またいつでも呼んでね。
アートワークに関しては、ceroの元ドラマーとしても知られ、書籍や音楽関連のアートワークを多く手がけるイラストレーターの柳智之が担当した。
ku-ten、ゲストボーカル両氏による自宅録音と、柏井日向(Bigfish)によるミックスで作り上げられた珠玉のポップ・ソングス、全音楽ファン必聴!

<リリース情報>
2025年12月24日リリース『L判、ベリー、雨のあと(feat. YeYe)』
https://kuten.lnk.to/Amenoato
ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信スタート!
※音楽ストリーミングサービス:Apple Music、Spotify、YouTube Music、LINE MUSIC、Amazon Music、Deezer、AWA、Rakuten Music、KKBOX
