韓国産まれ、東京育ち、東大卒のシンガー/トラックメイカーkim taehoonが、デジタルシングル「KIMI TO KISS」の配信をスタートした。
実に約9カ月ぶりのリリース作品、そして2025年第1作目となる今作は、J-POPにリスペクトを捧げる渾身のポップスに仕上がった。華やかなホーンセクションと疾走感がありながらもどこか哀愁漂う同曲は、自身がルーツに掲げる国民的アイドル“嵐”をはじめ、平成のJ-POPへの敬意をこれでもかと感じさせる。聴き馴染みの良いメロディや歌詞、耳に残ってしまうようなキャッチーなリズムやフレージングはまさにkim taehoonワールド全開でありながら、昨年末から始動したバンドセットのおかげもあってか、音楽的に一皮むけた彼の新たなフェーズを予感をさせる。
現在、kim taehoonは毎日EPの制作とパスタ作りに勤しんでいるという。暖かい目で見守ろう。
kim taehoonプロフィール
韓国産まれ、東京育ち、東大卒のシンガー/トラックメイカー。
2019年に活動を開始し、2020年には1st EP「BOY」をリリース。嵐をルーツとし、ファンク、R&B、ネオソウル、ハウス等を基調としながらも、あくまでポップに昇華している。ジャンルに縛られることなく表現されるサウンドは、クールでシティ的なものからゆるいかわいさを持つものまで幅広く、独自のポップセンスが光るキャッチーなメロディ、耳あたりの良い歌詞、ゆるいラップと合わさって心地よい。海外アーティストとのコラボや、SSWのサウンドプロデュースなどでも注目を集める。