韓国産まれ、東京育ち、東大卒のシンガー/トラックメイカーkim taehoonが、新曲「ディスコのともだち」の配信をスタートした。
2024年第2作目となる本作は、音楽ラバーたちの童心をくすぐるような、ポップさ全開のディスコチューンに仕上がった。
曲のタイトルも圧倒的にキャッチ―な今作は、いつにも増してそのメロディとリリックが印象的で、一度聴いたら耳から離れない。また、ついつい踊り出してしまうようなファンキーなグルーヴも心地よい。時にはバカになって何も考えず音を楽しめるような、まさにkim taehoonらしいポップさが全開な楽曲となっている。
クラブやライブハウスで恥ずかしがってかっこつけてしまう人(キム自身)や、モテたくてクールを装ってしまう人(キム自身)、場の空気に飲まれてしまいオドオドしてしまう人(キム自身)、酔っぱらって気分良くヘンテコなダンスを踊っている人(キム自身)、などなど楽しみ方は人それぞれだが、気に入った曲があったら自分なりの心のステップを踏んでみようというkim taehoonからのメッセージが込められている。音楽愛を解放して音に身を委ねてみてほしい。
なお、今作のために撮り下ろされたスペシャルな写真と愉快なビデオも順次公開予定とのこと。
kim taehoonは、2023年8月に自身の名前を冠したEP『KIM』をリリース。その後、12月には神奈川県出身でR&B、ソウル、ヒップホップ、ファンクなどのブラックミュージックをサウンドのルーツに持つシンガーソングライター/プロデューサー、mashoe'(マシュー)とのコラボEP『ASOBI』をリリース。今年2月にはleiftの楽曲『Soda (feat. kim taehoon)』にfeat.アーティストとして参加。5月にはメインのkim taehoon名義で9ヶ月ぶり作品となる闇属性の新曲「満たされない」をリリースした。
2ヶ月連続の新曲リリースとなったが、さらに次の作品の制作を進めているようだ。引き続きkim taehoonに注目しておこう。
◆profile
韓国産まれ、東京育ち、東大卒のシンガー/トラックメイカー。
2019年に活動を開始し、2020年には1st EP「BOY」をリリース。嵐をルーツとし、ファンク、R&B、ネオソウル、ハウス等を基調としながらも、あくまでポップに昇華している。ジャンルに縛られることなく表現されるサウンドは、クールでシティ的なものからゆるいかわいさを持つものまで幅広く、独自のポップセンスが光るキャッチーなメロディ、耳あたりの良い歌詞、ゆるいラップと合わさって心地よい。海外アーティストとのコラボや、SSWのサウンドプロデュースなどでも注目を集める。