立花ハジメのソロ・デビュー以来の軌跡をレーベルの枠を越えて総括する、初のオールタイム・ベスト・アルバム『hajimeht(ハジメ・エイチ・ティー)』が2025年1月15日にリリースされるが、この度ジャケットのアートワークが公開された。完全生産限定盤、通常盤共、文字はなく立花のポートレート写真のみが配されたデザイン。限定盤ジャケット用の写真は、スキューバダイビングを趣味とする立花が写真家・沖嶋信を帯同して、アラブ首長国連邦・ドバイにある水深60mのプールに潜って撮影された。通常盤ジャケット用の写真も同じくドバイの砂漠で撮られている。
『hajimeht』総合監修を務めたのは、日本におけるパンク~ニュー・ウェイヴの生き証人であり、かねてより立花との関わりも深い高木完。選曲は80年代から21世紀に至る楽曲の中から、高木完、小山田圭吾(コーネリアス)、立花ハジメの合議で決定。さらに今回の企画のために、YEN時代の楽曲「MA TICARICA」(アルバム『MR. TECHIE & MISS KIPPLE』所収)の小山田圭吾と高木完によるリミックス・ヴァージョンを新たに制作。マスタリングは砂原良徳が手がける。アートワークデザインは立花ハジメ自ら担当。完全生産限定盤と通常盤の2種類でのリリースで、完全生産限定盤は17㎝シングルサイズの特殊仕様紙ジャケットを採用。完全生産限定盤のみのボーナストラック「永遠のアイドル(Cover)」は、YouTubeに上がっていたブラジルのアマチュアミュージシャンのカヴァー演奏を偶然目にした高木完が気に入って今回収録となったもの。立花の音楽仲間からの愛情とリスペクトに溢れ、彼の先進的な活動を若い世代のリスナーにも再認識させる企画だ。ベスト盤リリース時期には大阪・東京にて記念ライヴも予定されている。
『hajimeht』 特設サイト
https://www.110107.com/hajimeht
『hajimeht』 Linkfire
https://HajimeTachibana.lnk.to/hajimeht
立花ハジメ/hajimeht(ハジメ・エイチ・ティー)
2025. 1. 15 in store
〈完全生産限定盤〉
CD:MHCL-31034~6(2枚組)¥6,600(税込)高品質Blu-spec CD2
17㎝サイズ紙ジャケット仕様
〈通常盤〉
CD:MHCL-31037~8(2枚組)¥4,400(税込)高品質Blu-spec CD2
プラケース仕様
DISC 1
1. H (THEME FROM CLUB FOOT)
2. ROBIN'S EYE VIEW OF CONVERSATION
3. THE BASSMAN FROM LDK
4. PIANO PILLOWS
5. ALPS
6. GUITAR GENIUS
1-6 from album "H" (1982)
7. THEME FROM "Hm”
8. PIANO PILLOWS GOING ABSTRACT
9. LIQUID
10. ARRANGEMENT
11. YORU NO TOKKIBUTSU
12. AB1013
13. THEME FROM “NIHON NO SUGAO”
7-13 from album "Hm" (1983)
14. THEME FROM BARRICADE
15. MA TICARICA
16. LUNCHTIME DAPANPIS
17. MR. TECHIE & MISS KIPPLE
14-17 from album "MR. TECHIE & MISS KIPPLE" (1984)
18. ROCK (NEW RECORDING)
from album "YEN卒業記念アルバム/V.A." (1985)
19. TAIYO・SUN
20. MODERN THINGS
21. XP41
19-21 from album "TAIYO・SUN" (1985)
22. FLASH*
DISC 2
1. CHICKEN CONSOMMÉ
2. HOGONOMO (FOR GO NO MORE)
1, 2 from album "TAIYO・SUN" (1985)
3. THE GIRL FROM IPANEMA (FROM LIVE TAIYO-SUN)
from 12inch single "HAPPY" (1986)
4. BEAUTY
5. HAPPY
4, 5 from album "BEAUTY & HAPPY" (1987)
6. THEME FROM FUJI AV LIVE
from 12inch single "HAPPY" (1986)
7. BQ
from album "BEAUTY & HAPPY" (1987)
8. BAMBI (Fashion Photogragh Mix)
9. TAMIL MUSIC (King)
10. TAMIL MUSIC (Bambi)
11. TAMIL MUSIC (Drive)
12. TAMIL MUSIC (I want to dance)
8-12 from album "BAMBI" (1991)
13. 永遠のアイドル
from album "Low Power" (1997)
14. Low Power 16/立花ハジメとLow Powers
15. 真摯/立花ハジメとLow Powers
16. Sleeper/立花ハジメとLow Powers
17. 泣いてどうなる!?/立花ハジメとLow Powers
14-17 from album "Low Powers" (1997)
18. UP DATE/THE CHILL
from album "THE CHILL" (2007)
19. MAX'S KANSAS CITY
20. COMING INTO LOS ANGELES
19, 20 from album "Monaco" (2013)
21. MA TICARICA (2025 Remix)*
[BONUS TRACK]完全生産限定盤のみ
22. 永遠のアイドル(Cover)*/Paulo Nagao
*初商品化音源
HAJIME TACHIBANA profile
1951年東京生まれのミュージシャン/グラフィックデザイナー/映像作家。74年、伝説的デザイン集団“WORKSHOP MU!!”に参加してデザイナーとしてのキャリアをスタート。76年、中西俊夫、佐藤チカらとプラスチックスを結成(ギター担当)。79年シングル「COPY/ROBOT」をラフ・トレードよりリリースし英国先行デビュー。80年1stアルバム『WELCOME PLASTICS』を発表。P-MODEL、ヒカシューと共に“テクノポップ御三家”と謳われブームの一翼を担う。82年、ギターをサックスに持ち替え、アルファ/YENレーベルよりソロデビューアルバム『H』(プロデュース:高橋幸宏)発表。以降もソロのみならず、立花ハジメとLow Powers、THE CHILL、立花ハジメ&Hm(ハーマイナー)等様々なバンド/ユニットで活動、デザイナーとしても逸早くコンピュータを駆使した制作に取り組み、多くのアーティストのレコードジャケットやMVを手がけ、1991年にはADC賞最高賞を受賞するなどマルチな活躍を続ける。
発売記念ライヴ決定!
2025年1月15日(水)大阪:梅田クラブクアトロ
https://www.club-quattro.com/umeda/
〈ハジメヨケレバスベテヨシ〉
立花ハジメ&Hm/立花ハジメとLow Powers
ゲスト:小山田圭吾、砂原良徳、Ozaki Soho
2025年1月22日(水)東京:渋谷クラブクアトロ
https://www.club-quattro.com/shibuya/
〈Lost New Wave 100% Vol.2 ハジメヨケレバスベテヨシ〉
立花ハジメ&Hm/立花ハジメとLow Powers
ゲスト:ヤン富田、小山田圭吾、eri