17年にも及ぶ長き「休憩」から目覚め、2022年に突如活動を再開したfOUL(ファウル)。
以降、精力的にライヴを行い、健在ぶりをいかんなく発揮する一方で、彼らがリリース/参加した全てのCDは廃盤状態となっており、また配信で聴くことが出来る楽曲もごく一部に限られ、殆どの音源を聴くことが出来ないという歯痒い状態が続いていた。
このたび、fOULがリリースした7枚のオリジナル作品のうち、未配信だったインディーズ(eastern youth主宰のレーベル、坂本商店)時代の4作、ベルウッド/キングレコードからリリースされた2作の計6作の配信を一挙開始!
「A FOULFUL OF...」
オリジナル・リリース1996年3月20日:全5曲収録
(坂本商店 坂商-四)
「Dostoevsky Groove」
オリジナル・リリース1997年10月21日:全10曲収録
(坂本商店 坂商-七)
「煉獄のなかで」
オリジナル・リリース1999年6月10日:全11曲収録
(坂本商店 坂商-十一)
「ブックシェルフ1F」
オリジナル・リリース2000年4月10日:全3曲収録
(坂本商店 坂商-十四)
「Husserliana」
オリジナル・リリース2001年7月25日:全10曲収録
(ベルウッド/キングレコード KICS-60004)
「アシスタント」
オリジナル・リリース2003年1月22日:全10曲収録
(ベルウッド/キングレコード KICS-60006)
【biography】
谷口健(G.Vo)
平松学(B)
大地大介(D)
94年6月結成。“思い通りには運ばない人生”をなぞらえ、かつ新しいロックの境地を見出すべくバンド名は“fOUL”となった。
初ライヴは94年10月8日下北沢CLUB Que。Less Than TVからデビュー作『foul ball for foul men』を翌年3月に発表。97年にはbloodthirsty butchersとお互いのカヴァーを含むスプリット・アルバムをリリース。98年3月から下北沢Shelterで自主企画ライヴ「砂上の楼閣」をスタート、2005年3月21日までに計34回行われた。
99年にはプロデューサーにジョー・チカレリを迎えてサンフランシスコで録音した「煉獄のなかで」をリリース。続くベルウッド/キングレコードからの2枚のアルバム、「Husserliana」「アシスタント」もチカレリのプロデュースでそれぞれバンクーバーとロサンゼルスでレコーディング。Promise RingやBurning Airlines、 Jets To Brazilといった海外バンドの来日公演オープニングに出演。
2005年3月21日の「砂上の楼閣34」で“fOULの休憩”を表明して活動休止。
2022年7月2日、新代田FEVERで行われた「砂上の楼閣35」で長い休憩から復活、以降ロックの時代は終わったのか?その検証をするため精力的にライヴ活動を続けている。