アヴィーチー最後のパフォーマンスから「Forever Yours」が初めて公式音源化され配信開始

昨年12月31日にNetflixで公開された『アヴィーチー：アイム・ティム（Avicii: I'm Tim）』と『アヴィーチー：マイ・ラスト・ショー（Avicii: My Last Show）』の二つの作品が世界中で大好評となり、特に『アヴィーチー：アイム・ティム』は、全世界9か国のNetflixで1位を獲得、45か国でTOP10入りを果たした。この大反響をうけて、アヴィーチーのアルバムや楽曲がグローバル・チャートに再びランクインし、同時に、さらなる"公式作品"を求めるファンの声は大きくなり、中でも「Forever Yours」の人気は特に高まったことで、今回シングル化されることになった。

今回の楽曲は2016年にイビサ島のウシュアイアで行われたアヴィーチー最後のライヴ・パフォーマンスにて録音された音源で、前述のコンサート作品『アヴィーチー：マイ・ラスト・ショー』にも使用されている。正式表記は「Forever Yours - Tim’s 2016 Ibiza Version」となり、スティングが1993年に発売した楽曲「Shape of My Heart」をサンプリング。プロデューサーとしてはアヴィーチーこと、ティム・バークリングに加えてマーカス・サンバーグ・ウェッセルがクレジットされ、アヴィーチーの2017年の大ヒット曲「Without You」でもヴォーカルを務めたスウェーデンのシンガー、サンドロ・カヴァッザが歌唱を担当している。

「Forever Yours」はすべてのストリーミング・サービスで配信を開始。今後アヴィーチーの公式SNSでは、このトラックの誕生の裏側に迫る限定コンテンツも公開される予定となっており、まずは「The Creative Journey of Forever Yours」と題された映像が公開となった。この映像では、アヴィーチーが同曲のデモをスタジオで聞いている様子やパフォーマンスでプレスする映像などが収められている。