ティモシー・シャラメ主演、ボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』オリジナル・サウンドトラック全23曲の配信がスタートした。映画では1960年代初頭から1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでの画期的なエレクトリック・ロックンロール・パフォーマンスで世界中に衝撃を与えるまでが描かれる。すでに「北国の少女」と「ライク・ア・ローリング・ストーン」の2曲が先行配信されていたが、全曲吹き替えなし、

ティモシー・シャラメ(ボブ・ディラン)、モニカ・バルバロ(ジョーン・バエズ)、エドワード・ノートン(ピート・シーガー)、ボイド・ホルブルック(ジョニー・キャッシュ)の歌唱が収録されている。映画は2025年2月28日(金)全国公開となる。配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン。

 

〇再生リンク https://ACompleteUnknownJP.lnk.to/ACM

 

20世紀最⼤の詩⼈・パフォーマーでありながら、今なお現役ミュージシャンとして舞台に⽴ち続ける“⽣きる伝説”ボブ・ディランを演じるのはハリウッド新時代のスターとして頂点に⽴つティモシー・シャラメ。シャラメは全⾝全霊を込めて若き⽇のディランを完全再現し、そのビジュアルだけでなく、全ての歌唱シーンを吹⾃⾝の声で歌い上げる圧巻のパフォーマンスを劇中で披露する。予告映像でも流れる、ディラン初期の名曲「北国の少⼥」、2004年ローリングストーン誌「歴代最高の500曲」No.1 に選出された「ライク・ア・ローリング・ストーン」の吹き替なしのシャラメの歌声は既に世界中から絶賛されている。映画のタイトル“A Complete Unknown”は、「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞の1節。まさに”名もなき者“だった若きディランが、この歴史に残る名曲に至る、師や恋人との出会い、激動の時代の中で羽ばたいていく姿を象徴する重要な1曲。

当時の雰囲気を見事に再現したジャケット・ビジュアルも公開中(添付写真:OSTアルバム表1、アナログ表1)。1月24日にはアナログ盤、2月28日にはCD(23曲収録)

映画のサウンドトラックについて、マンゴールド監督は次のようにコメントしている。「私にとって、この映画の作り方はひとつしかなかった。それは、演じるアーティストたちに魂からなりきるため、滲み出るような才能と野心(と覚悟!)を持ち合わた俳優を起用すること。そして、そのアーティストたちが歌を歌わなければならなかった、あの世界を描き出すため、私たちはそのパワーや美しさ、荘厳さを決して差し替えず、むしろ祝い、称えたんだ。」

 
▼映画予告編はこちらから
https://youtu.be/ilkdlJ_Nh0A

【映画情報】

ジェームズ・マンゴールド監督作品
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』

ティモシー・シャラメ主演、音楽シーンを、時代を永遠に変えた、ボブ・ディラン激動の5年間を描く、全世界待望の超話題作。
2025年2月28日(金)
TOHOシネマズ日比谷ほかにて拡大ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2024 Searchlight Pictures.
映画公式:https://www.searchlightpictures.jp/movies/acompleteunknown

1960年代初頭、後世に⼤きな影響を与えたニューヨークの⾳楽シーンを舞台に、19 歳だったミネソタ出⾝の⼀⼈の無名ミュージシャン=ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様⼦が描かる。ディランを演じたティモシー・シャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーといった名優たちも出演し、2025 年を揺るがす⼤注⽬作としてすでに話題沸騰中。

予告映像では、シャラメ演じるボブ・ディランが、故郷のミネソタを後にし、フォーク・ギター1本だけを抱え、ヒッチハイクでニューヨークへ降り⽴つ姿から映し出される。時は1961年、⽶ソ冷戦や 公⺠権運動から若者⽂化の興隆など、社会・⽂化が⼤きく変わろうとする激動の時代の中で、何者でもなかった19歳の⼀⼈の⻘年は、様々な⼈々と出会い、魅⼒的なパフォーマンスと時代の⼼を掴んだ歌の数々で、⼀気にスターダムを駆け上がっていく。彼の存在は⼤きく時代を動かし、 “フォーク界のプリンス”、 “若者の代弁者”として時代の寵児となっていくディランだったが、その栄光の⽇々の影には、誰もが⼼を揺さぶられる苦悩も隠されていた…。⾼まる名声とは裏腹に、⾃分への周囲の期待と、本来の⾃分⾃⾝との軋轢に葛藤する彼の前に、運命は過酷な試練を与える。1965年7⽉25⽇、5⽇前に発表したばかりの新曲を携え向かった、ニューポート・フォーク・フェスティバルの舞台。ディランの⼿にはエレクトリック・ギターが握られていた・・・。

映像内では、ボイド・ホルブルック演じるジョニー・キャッシュの姿も登場しており、アカデミー賞®ノミネートの名優で本作ではピート・シー ガー役を演じるエドワード・ノートンや、当時のディランの恋⼈スージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィー役を演じるエル・ファニング、「フォークの⼥神」ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、そして、スクート・マクネイリー、ダン・フォグラーら最⾼の共演陣が当時の熱気を再現する。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』などの⼤ヒットメーカーかつ、『フォード vs フェラーリ』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』などの名作を送り出してきた名匠ジェームズ・マンゴールド監督が、20世紀最⼤のカリスマ、ボブ・ディランの栄光と苦悩が折り重なる“伝説の原点”をいかにスクリーンに刻み込んだのか、世界中で期待が⾼まる本作。シャラメ⾃⾝もプロデューサーとして参加する全世界待望の映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年2⽉28⽇(⾦)より全国公開となる。今なお歌い継がれるボブ・ディランの名曲誕⽣の瞬間、そして、今⽇へと続く、ロックミュージック、カルチャーの転換点となった⼀⼤センセーション、世界がこの⽬で⾒ることを待ち望んだ待望の作品。
 
12月5日にボブ・ディラン自身がこの映画についてXへ以下の投稿をしている。
「もうすぐ公開される『名もなき者 / A COMPLETE UNKNOWN』という私についての映画がある。(なんてタイトルだろう!) ティモシー・シャラメが主役として出演する。
ティミーは卓越した俳優だから、きっと完璧に信憑性のある私になっているに違いない。より若い私に。あるいは誰か別の私に。映画が基にしているのは、イライジャ・ウォルドが書いた「Dylan Goes Electric」 - 2015年に出た本だ。それは、あのニューポート・フォーク・フェスティバルでの大事件に至る60年代前半の出来事を見事に語り直したものだ。映画を観たあとに本も読んでみてほしい。」

(原文:There’s a movie about me opening soon called A Complete Unknown (what a title!). Timothee Chalamet is starring in the lead role. Timmy’s a brilliant actor so I’m sure he’s going to be completely believable as me. Or a younger me. Or some other me. The film’s taken from Elijah Wald’s Dylan Goes Electric – a book that came out in 2015. It’s a fantastic retelling of events from the early ‘60s that led up to the fiasco at Newport. After you’ve seen the movie read the book.)

 【アルバム情報】
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』オリジナル・サウンドトラック
・デジタル配信中
・2025年1月24日アナログ輸入盤発売/日本語帯・解説付1.5仕様2月26日発売予定
・2025年2月28日国内盤CD発売予定
収録曲:
1.Highway 61 Revisited - Timothee Chalamet
追憶のハイウェイ61  (ティモシー・シャラメ)
2.Mr. Tambourine Man – Timothee Chalamet
ミスター・タンブリン・マン(ティモシー・シャラメ)
3.I Was Young When I Left Home – Timothee Chalamet
アイ・ワズ・ヤング・ホエン・アイ・レフト・ホーム (ティモシー・シャラメ)
4.Girl From The North Country - Timothee Chalamet, Monica Barbaro
北国の少女(ティモシー・シャラメ&モニカ・バルバロ)
5.Silver Dagger – Monica Barbaro
銀の剣(モニカ・バルバロ)
6.A Hard Rain’s A Gonna Fall - Timothee Chalamet
はげしい雨が降る (ティモシー・シャラメ)
7.Wimoweh – Ed Norton
ウィモエ(エドワード・ノートン)
8.House Of The Rising Sun – Monica Barbaro
朝日のあたる家 (モニカ・バルバロ)
9.Folsom Prison Blues – BoydHolbrook
フォルサム・プリズン・ブルース(ボイド・ホルブルック)
10.Don’t Think Twice, It’s Alright - Timothee Chalamet, Monica Barbaro
くよくよするなよ(ティモシー・シャラメ、モニカ・バルバロ)
11.Masters Of War - Timothee Chalamet
戦争の親玉(ティモシー・シャラメ)
12.Blowin’ In The Wind - Timothee Chalamet, Monica Barbaro
風に吹かれて(ティモシー・シャラメ、モニカ・バルバロ)
13.Subterranean Homesick Blues - Timothee Chalamet
サブタレニアン・ホームシック・ブルース (ティモシー・シャラメ)
14.Big River – Boyd Holbrook
ビッグ・リヴァー(ボイド・ホルブルック)
15.The Times They Are A-Changin - Timothee Chalamet
時代は変る(ティモシー・シャラメ) 
16.When The Ship Come In - Timothee Chalamet, Ed Norton
船が入ってくるとき(ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン) 
17.There But For The Fortune – Monica Barbaro
ゼア・バット・フォー・ザ・フォーチュン(モニカ・バルバロ)
18.It Ain’t Me Babe - Timothee Chalamet, Monica Barbaro
悲しきベイブ(ティモシー・シャラメ、モニカ・バルバロ) 
19.Maggie’s Farm – Newport ’65 version - Timothee Chalamet
マギーズ・ファームーニューポート’65ヴァージョン(ティモシー・シャラメ) 
20.It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry - Timothee Chalamet
悲しみは果てしなく (ティモシー・シャラメ) 
21.Like A Rolling Stone – Newport ’65 version - Timothee Chalamet
ライク・ア・ローリング・ストーン(ティモシー・シャラメ)
22.It’s All Over Now, Baby Blue - Timothee Chalamet
イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー(ティモシー・シャラメ) 
23.Song To Woody - Timothee Chalamet
ウディに捧げる歌(ティモシー・シャラメ)

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