昨年行われたオーディションを勝ち抜いたメンバー6名によるアイドル歌謡グループ<華MEN組(かめんぐみ)>が、メジャー・デビュー翌日に神楽坂・赤城神社にて、ヒット祈願を行った。
赤城神社は、デビュー前の1月にメンバーが訪れプライベートで祈願をした神社で、今回はデビューの報告とデビューミニアルバム『華やかに抱きしめて』のヒット祈願のために訪れた。
白をベースにシャンパンゴールドの装飾があしらわれた衣装をまとったメンバーは、手水を済ませると一礼してから本殿にゆっくりと足を踏み入れ、神前に並んだ。静謐な空気の中、本殿に祝詞が響き渡るとメンバーは緊張の面持ちで真剣に耳を傾けていた。巫女から玉串を手渡され、恭しく神前に納めると清々しい表情を見せた。
この日は雨が降りそうな曇天であったが、メンバーが本殿から出てくるとうっすらと日が差し込みメンバーを照らした。
祈願を終えて、リーダーのコウジは「この曲が少しでも多くの方に届くように僕たちは頑張るだけだと、改めて気持ちの引き締まる思いでいっぱいでした。」と語った。デビューCDを誰に渡したいか聞かれると、タクミは「僕は小さい頃から星一徹のような父に育てられて、野球ひと筋だったので星一徹と両親とおばあちゃんに渡したいです」とコメント。
デビューまでの5か月間は、ボイスレッスンやダンスレッスン、イベントなど目まぐるしく準備をして日々をひた走ってきたという。
初めてミュージックビデオを撮影したメンバーもおり、撮影を振り返るユウキは「一人ずつリップシンクを1曲まるまるやるシーンがあって、経験がない中メンバー全員に見られながら口パクをするっていう・・・緊張しながら、でも曲に沿った表情をしなくてはいけないので、そわそわしながら頑張りました。」とコメント。
また、どんな活動をしてゆきたいか聞かれると「富士山に登って、富士山でライブがしたい。日本一高い所で、日本で一番になるぞって思いで。」リーダーの一無見謀な意気込みだが、全員がうなずいていた。
また、立ちたいステージの目標としては「なんといっても日本武道館に立たせて頂きたいと思います!」と野心を滲ませながらも、「全国各地で僕たちをお呼び頂ける声があればどこへでも行って歌を届けたい。」とこれから地道に全国に向けて発信してゆく意欲も語った。