『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)、『すずめの戸締まり』(2022年)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描いた本作が、奥山由之監督によって実写映画化。9月には第30回釜山国際映画祭で約3,800人のお客様の拍手と歓声に包まれた実写版『秒速5センチメートル』が、10月10日(金)より大ヒット上映中! 公開10日間で早くも興行収入10億円を突破し、10月30日(木)までの公開21日間で、観客動員数112万人、興行収入15.7億円を突破! SNS上でも「どうしようもなく泣けた」「映像美に“魅入る”2時間だった」「ハードルが高いアニメの実写化として、間違いなく成功例!」「美しくてエモーショナルで大きなスクリーンで何度も何度も何度もかみしめて観たい作品」と、映画館でしか味わえない感動と映像美を賞賛する声が相次いでいます。10月24日(日)より、松村北斗と奧山由之監督によるコメンタリー副音声上映が期間限定で実施され、作品をより深く理解し、新たな発見が得られると、何度も劇場に足を運ぶお客様も増えています。

この度、松村北斗×高畑充希×奥山由之監督×新海誠×米津玄師、『秒速5センチメートル』未公開スペシャルインタビュー集を大公開!

『秒速5センチメートル』大ヒットを記念して、主人公・遠野貴樹を演じた松村北斗、ヒロイン・篠原明里を演じた高畑充希、奥山由之監督、原作・新海誠と、主題歌「1991」(読み:ナインティーンナインティワン)を手掛けた米津玄師による、『秒速5センチメートル』未公開スペシャルインタビュー集を大公開!特番やスペシャルメイキングムービーでは放送されなかった未公開シーンを含む、貴重なインタビューを収録。
キャスティングや主題歌制作をオファーされた当時の気持ち、貴樹や明里の人物像をどのように捉えて演じたのか、制作陣から見た松村北斗や高畑充希の俳優としての魅力、5人にとって原作アニメーションがどのような存在であり、そのテーマをどう受け継いだのか、主題歌制作における監督とのやりとりや曲のタイトル・フレーズに託した米津玄師の想いなど、ここでしか聞けない初公開のエピソードが盛りだくさん。

本インタビュー集を見て、『秒速5センチメートル』の繊細で美しい世界を、何度でも劇場で楽しみください。

『秒速5センチメートル』未公開スペシャルインタビュー集 https://youtu.be/3550A2EWp5o

「自分でも驚いたことに、泣きながら観ていた。
『秒速5センチメートル』を作っておいて良かったと、心から思えた。」
― 新海誠(原作)

新海誠の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』が実写映画になる。“新海ワールドの原点”との呼び声も高い『秒速5センチメートル』は公開から18年たった今も日本のみならず世界中で愛されている不朽の名作。本作は新海誠作品では初の実写化となる。

実写映画の監督に並々ならぬ熱量で挑んだのは奥山由之。34歳の若さにして国内外から注目を集めている映像監督・写真家として、これまで「ポカリスエット」のコマーシャル映像や、米津玄師「感電」「KICK BACK」星野源「創造」のミュージックビデオを監督。2024年公開の初長編映画『アット・ザ・ベンチ』でも演出家としての手腕を評価された気鋭のクリエイター。本作は奥山由之監督にとって初の大型長編商業映画監督作となる。

主演は松村北斗。新海誠が“最も信頼している”と評価する俳優・松村は新海誠監督作『すずめの戸締まり』で閉じ師・宗像草太役をつとめ、今年は坂元裕二の脚本・映画『ファーストキス 1ST KISS』でもその演技力が話題となるほか、名だたるクリエイターたちから信頼を得ている。本作が松村にとって初の単独主演映画となる。

共演には高畑充希。是枝裕和監督『怪物』や李相日監督『国宝』など話題作への出演が続く実力派俳優である。その他、森七菜・青木柚・木竜麻生・宮﨑あおい・吉岡秀隆といった豪華俳優陣が集結した。

主題歌は、米津玄師「1991」。1991年は物語の主人公・遠野貴樹と転校生・篠原明里が出会った年であり、米津玄師の誕生年でもある。
劇中歌には、原作でもお馴染みの、山崎まさよし「One more time, One more chance」。本作のためにリマスター版としてアップミックスされた。

本作は、2024年から2025年にかけて四季をまたぎ、東京や種子島など全編をロケ撮影で制作された。「自らの中に残る“センチメンタル”をこの作品に全て置いていくつもりです」と意気込みを語る奥山由之監督による《奥山版『秒速5センチメートル』》が日本映画に新たな光を灯す。

ストーリー


1991年、春。
東京の小学校で出会った貴樹と明里は、互いの孤独にそっと手を差し伸べるようにして、少しずつ心を通わせていった。
しかし、卒業と同時に、明里は引っ越してしまう。
離れてからも、文通を重ねる二人。
相手の言葉に触れるたび、たしかにつながっていると感じられた。

中学一年の冬。
吹雪の夜、栃木・岩舟で再会を果たした二人は、雪の中に立つ一本の桜の木の下で、最後の約束を交わす。
「2009年3月26日、またここで会おう」

時は流れ、2008年。
東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。
30歳を前にして、自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。
そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、約束の日の予感。

明里もまた、あの頃の想い出と共に、静かに日常を生きていた。

18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。
交わらなかった運命の先に、二人を隔てる距離と時間に、今も静かに漂うあの時の言葉。
――いつか、どこかで、あの人に届くことを願うように。
大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。

©2025「秒速5センチメートル」製作委員会

作品概要


■タイトル:『秒速5センチメートル』
■原作:新海誠 劇場アニメーション『秒速5センチメートル』
■監督:奥山由之
■脚本:鈴木史子
■音楽:江﨑文武
■主題歌:米津玄師「1991」
■劇中歌:山崎まさよし
「One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster〜」
■出演:松村北斗 高畑充希
森七菜 青木柚 木竜麻生 上田悠斗 白山乃愛
岡部たかし 中田青渚 田村健太郎 戸塚純貴 蓮見翔
又吉直樹 堀内敬子 佐藤緋美 白本彩奈
宮﨑あおい 吉岡秀隆
■制作プロダクション:Spoon.
■配給:東宝
■公開日:2025年10月10日(金)
■コピーライト:©2025「秒速5センチメートル」製作委員会
■公式サイト:https://5cm-movie.jp
■公式X(@5cm_movie_2025):https://x.com/5cm_movie_2025
■公式Instagram(@5cm_movie_2025):https://www.instagram.com/5cm_movie_2025/
■公式TikTok(@5cm_movie_2025):https://www.tiktok.com/@5cm_movie_2025

主題歌情報


主題歌        米津玄師 「1991」
配信中       https://smej.lnk.to/1991
Music Video     https://youtu.be/1cnndBdzCAk
公式サイト    https://reissuerecords.net/1991/

『秒速5センチメートル』 大ヒット上映中!

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