『君の名は。』(2016 年)、『天気の子』(2019 年)、『すずめの戸締まり』(2022 年)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーション『秒速 5 センチメートル』(2007 年)。主人公・遠野貴樹の 18 年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の 3 つの時代で描いた本作が、奥山由之監督によって実写映画化。9 月には釜山国際映画祭で約 3,800 人のお客様の拍手と歓声に包まれた実写版『秒速 5 センチメートル』が、10 月 10 日(金)より大ヒット上映中!  初日アンケートでは、10 代から 50 代まで幅広い層のお客様にご覧いただき、SNS 上でも「どうしようもなく泣けた」「映像美に“魅入る”2時間だった」「ハードルが高いアニメの実写化として、間違いなく成功例!」「もう一回観に行く」などの感想が上がっています。10 月 19 日(日)までの公開 10 日間で、観客動員数 71 万人、興行収入 10 億円を突破し、「最後まで美しくて映画館で観るべき作品」「美しくてエモーショナルで大きなスクリーンで何度も何度も何度もかみしめて観たい作品」と、映画館でしか味わえない感動と映像美を賞賛する声が相次いでいます。 

この度、主題歌 米津玄師「1991」にのせて制作された、 初公開の本編カットも使用したスペシャルムービーが解禁されました! 

原作の世界観をリスペクトしながら、1991 年に生まれた米津玄師が、主人公に自らを重ねながら書き下ろした主題歌「1991」(ナインティーンナインティワン)。主人公・遠野貴樹が、ヒロイン・篠原明里と出会った 1991 年の日々からはじまる 18 年間の物語を映し出す本編映像と、主題歌「1991」がスペシャルコラボレーション!  初公開の本編カットを使用した1コーラスのスペシャルムービーが誕生しました。 

雪の降る夜、桜の木の前で振り向く貴樹の映像や、明里と過ごした 1991 年のまばゆい日常の記憶など本編映像と主題歌の歌詞がリンクし、本作のために書き下ろされた主題歌ならではの魅力がつまったスペシャルムービーになっております!  本映像とあわせて、映画もぜひ何度でも劇場でお楽しみください。

©2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会

©2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会 


「自分でも驚いたことに、泣きながら観ていた。 『秒速 5 センチメートル』を作っておいて良かったと、心から思えた。」 

― 新海誠(原作) 

新海誠の劇場アニメーション『秒速 5 センチメートル』が実写映画になる。“新海ワールドの原点”との呼び声も高い『秒速 5 センチメートル』は公開から 18 年たった今も日本のみならず世界中で愛されている不朽の名作。

本作は新海誠作品では初の実写化となる。 

実写映画の監督に並々ならぬ熱量で挑んだのは奥山由之。34 歳の若さにして国内外から注目を集めている映像監督・写真家として、これまで「ポカリスエット」のコマーシャル映像や、米津玄師「感電」「KICK BACK」星野源「創造」のミュージックビデオを監督。2024 年公開の初長編映画『アット・ザ・ベンチ』でも演出家としての手腕を評価された気鋭のクリエイター。本作は奥山由之監督にとって初の大型長編商業映画監督作となる。 

主演は松村北斗。新海誠が“最も信頼している”と評価する俳優・松村は新海誠監督作『すずめの戸締まり』で閉じ師・宗像草太役をつとめ、今年は坂元裕二の脚本・映画『ファーストキス 1ST KISS』でもその演技力が話題となるほか、名だたるクリエイターたちから信頼を得ている。本作が松村にとって初の単独主演映画となる。 

共演には高畑充希。是枝裕和監督『怪物』や李相日監督『国宝』など話題作への出演が続く実力派俳優である。

その他、森七菜・青木柚・木竜麻生・宮﨑あおい・吉岡秀隆といった豪華俳優陣が集結した。 

主題歌は、米津玄師「1991」。1991 年は物語の主人公・遠野貴樹と転校生・篠原明里が出会った年であり、米津玄師の誕生年でもある。 

劇中歌には、原作でもお馴染みの、山崎まさよし「One more time, One more chance」。本作のためにリマスター版としてアップミックスされた。 

本作は、2024 年から 2025 年にかけて四季をまたぎ、東京や種子島など全編をロケ撮影で制作された。「自らの中に残る“センチメンタル”をこの作品に全て置いていくつもりです」と意気込みを語る奥山由之監督による《奥山版『秒速 5 センチメートル』》が日本映画に新たな光を灯す。 


ストーリー 

1991 年、春。 
東京の小学校で出会った貴樹と明里は、互いの孤独にそっと手を差し伸べるようにして、少しずつ心を通わせていった。 

しかし、卒業と同時に、明里は引っ越してしまう。 
離れてからも、文通を重ねる二人。 

相手の言葉に触れるたび、たしかにつながっていると感じられた。 


 中学一年の冬。 
吹雪の夜、栃木・岩舟で再会を果たした二人は、雪の中に立つ一本の桜の木の下で、最後の約束を交わす。 
「2009 年 3 月 26 日、またここで会おう」 

時は流れ、2008 年。 

東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。 
30 歳を前にして、自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。 
そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、約束の日の予感。 

明里もまた、あの頃の想い出と共に、静かに日常を生きていた。 

18 年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。 

交わらなかった運命の先に、二人を隔てる距離と時間に、今も静かに漂うあの時の言葉。 
――いつか、どこかで、あの人に届くことを願うように。 
大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。

作品概要 
■タイトル:『秒速 5 センチメートル』
■原作:新海誠 劇場アニメーション『秒速 5 センチメートル』
■監督:奥山由之 
■脚本:鈴木史子 
■音楽:江﨑文武 
■主題歌:米津玄師「1991」 
■劇中歌:山崎まさよし 
「One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速 5 センチメートル』Remaster〜」 
■出演:松村北斗  高畑充希 
森七菜 青木柚 木竜麻生 上田悠斗 白山乃愛 
岡部たかし  中田青渚  田村健太郎  戸塚純貴  蓮見翔 
又吉直樹  堀内敬子  佐藤緋美  白本彩奈 
宮﨑あおい 吉岡秀隆 
■制作プロダクション:Spoon. 
■配給:東宝 
■公開日:2025 年 10 月 10 日(金) 
©2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会
■公式サイト:https://5cm-movie.jp 
■公式 X(@5cm_movie_2025):https://x.com/5cm_movie_2025 
■公式 Instagram(@5cm_movie_2025):https://www.instagram.com/5cm_movie_2025/ 
■公式 TikTok(@5cm_movie_2025):https://www.tiktok.com/@5cm_movie_2025

主題歌情報 
主題歌   
配信中       
米津玄師  「1991」 
https://smej.lnk.to/1991

photo by 奥山由之

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