昨年4月から始まった“IDOL3.0 PROJECT オーディション”最終審査に残った候補者で結成したFINALISTは活動1年を迎え、去る10月8日に秋元康 総合プロデュースの新ガールズグループRain Treeとして2025年1月にデビュー、また楽曲歌唱メンバーは「セレクションシステム」によって選ばれるが発表となっていた。「セレクションシステム」とはシングルごとに「セレクション」を行い常に「進化・変化・成長するグループ」を目指すもので、歌・ダンス・自己表現の3つをセレクション審査項目とし、運営・各専門スタッフによる審査が行われる。
会見以降、幾度にわたる歌、ダンスレッスン&審査を経て、11月11日(月)半蔵門 TOKYO FMホールにて「1stデジタルシングル」セレクション最終審査会が開催され、2025年1月にキングレコードよりメジャーデビューとなる1stデジタルシングルの表題曲歌唱メンバーが発表になった。
興奮と緊張が入り混じる中、ステージ上にて活動休止中のメンバーを除く16名が壇上に上がる。その後、セレクション項目の1つ「自己表現」1分間の自己PRがステージ上で行われた。「自己表現」審査はSNS含めた数字による成長度、デビューするタレントとしてふさわしいかの運営による行動評価、そして、ファンによる投票が加点され集計されている。
綾瀬ことり(旧:コトリ)による映像を使った歌唱や、仲俣美希(旧:マリオ)の和太鼓披露、橋本真希(旧:マキ)のバレエ披露など、16名が各々独自の1分間のパフォーマンスを披露し会場はを盛り上げた。
その後、オリジナル曲「命しか捧げるものがない」の歌唱、課題ダンスのパフォーマンスを披露。
事前に運営・各専門スタッフにより行われたセレクション「歌」、「ダンス」の最終評価に、本日行われた自己PRのファンによる投票を加点した「自己表現」審査の結果を加えた最終集計が行われ、遂に1stデジタルシングルのメインメンバーが、佐藤莉華(旧:サナ)、遠藤莉乃(旧:イチゴ)、綾瀬ことり(旧:コトリ)、新野楓果(旧:ニイ)、加藤柊(旧:キナコ)、鈴野みお(旧:リンリン)、橋本真希(旧:マキ)の7名に決定した。※この順番にて発表
メインメンバーが決まったことを受けて、綾瀬ことりは泣きながら「わたしはセレクション期間中まったくSNSとか更新できなくて、もう練習で手一杯で、全然できなくて、不甲斐ない姿をみなさんにお見せしてしまったんですけど、選ばれてメンバーに入る姿をお届けできて本当に良かったなと思います。絶対に成功させたいと思っているし、いつか17人でも東京ドームに立ちたいと頑張っていくので、これからもよろしくお願いします。」とコメント。
鈴野みおは途中言葉に詰まりながらも「まず選んでいただいてありがとうございます。私が今ここにいるのはずっと私が不安な時に応援してくださったファンの皆さまや、家族のみんな、支えてくださったスタッフの皆さまのおかけがと思っています。本当にありがとうございます。だけど1stシングルは17人で歌いたいといつも思っていたし、ミランも活動休止になっちゃって、みんながすごく悲しい気持ちでいたけどミランの分も1stデジタルシングルを絶対に成功させます。Rain Treeは17人でRain Treeなのですっとずっとこの17名で頑張っていきます。ありがとうございます。」と絞り出すようにコメントを残した。
今回メインメンバーに選ばれなかった10名は、カップリング曲の歌唱メンバーになる。また、イベント終了後にRain TreeそれぞれのメンバーからSHOWROOM配信が行われる。
17名のメンバーの内、7名がメインメンバーに選ばれ、10名が落選するという、まさにメンバーの明暗を分けるサバイバルな発表会となったが、歓喜と悔し涙が入り混じる中、これから各メンバーは喜びや悔しさなど、それぞれの思いを胸にデビューに向け歩んでいく。Rain Treeの未来に向かって、いよいよ彼女たちの道がスタートする。
【1stデジタルシングル メインメンバー決定】
2025年1月キングレコードより発売の1stデジタルシングル・メインメンバー
綾瀬ことり(あやせ ことり) 旧:コトリ
遠藤莉乃(えんどうりの) 旧:イチゴ
加藤柊(かとう しゅう) 旧:キナコ
佐藤莉華(さとう りか) 旧:サナ
鈴野みお(すずの みお) 旧:リンリン
新野楓果(にいの ふうか) 旧:ニイ
橋本真希(はしもと まき) 旧:マキ
●カップリング曲メンバー
市原紬希(いちはら つむぎ) 旧:イチ
吉川海未(よしかわ うみ) 旧:カワチャン
永瀬真梨(ながせ まり) 旧:タマ
朝宮日向(あさみや ひなた) 旧:チャイ
水野乃愛(みずの のあ) 旧:ペロ
片瀬真花(かたせ まなか) 旧:マカロン
仲俣美希(なかまた みき) 旧:マリオ
黒澤禾恋(くろさわ かれん) 旧:ミラン
葉山莉瑚(はやま りこ) 旧:リー
百瀬紗菜(ももせ すずな) 旧:ロゼ
メインメンバーコメント
佐藤莉華(旧:サナ)
「ほんとに頑張ってよかったなという気持ちとみなさんの応援に応えられて良かったなという気持ちと嬉しい気持ち、でもどこかで17人全員で表題曲歌えるんじゃないかと思っていたから同時に悲しい気持ちもあって、今はいっぱいいっぱいなんですが、これまで応援してくれたみなさん、支えてくれたメンバーのみんな、ファンの方々、ほんとにみなさんに感謝です。ありがとうございます。
遠藤莉乃(旧:イチゴ)
私はえらんでいただけてうれしい気持ちと、私もサナさんと同じどこかで17人で表題曲を歌えるんじゃないかとどこかで期待していたところがあったので、すごく複雑な気持ちでいっぱいなんですけど、私はどんな結果になってもこの人生はアイドルに捧げて、どんなつらい事があってもアイドルとして輝きたいという気持ちで頑張っていくので、自分の全力をここに尽くせるように頑張りたいなと思います。ほんとに応援してくれたみなさん、ありがとうございます。
綾瀬ことり(旧:コトリ)
わたしはセレクション期間中まったくSNSとか更新できなくて、もう練習で手一杯で、全然できなくて、不甲斐ない姿をみなさんにお見せしてしまったんですけど、選ばれてメンバーに入る姿をお届けできて本当に良かったなと思います。絶対に成功させたいと思っているし、いつか17人でも東京ドームに立ちたいと頑張っていくので、これからもよろしくお願いします。
新野楓果(旧:ニイ)
選んでいただき、ありがとうございます。私はこのセレクション期間今まで以上に頑張ってやりきってきたので、ここで選ばれなかったらどうしようという不安があったんですけど、まずはこの頑張った私の努力を認めていただけて嬉しいです。でもその反面、練習期間メンバーと一緒に頑張ってきたので、今ここに呼ばれていないメンバーの事を考えるとすごく複雑な気持ちになるんですけど、絶対選ばれたからにはその他のメンバーの分も背負って、1枚目のデビューシングルは大事なシングルなので、そこでいいスタートが勢いよく切れるようにこのメンバーで頑張っていきたいです。私は、オーディションとかで一度も受かった事がなかったので、いままで応援してくださった方とか、メンバーにすごく感謝しています。この感謝をデビュー曲にぶつけたいと思います。ありがとうございます。
加藤柊(旧:キナコ)
私は最初にこのシステムが発表された時から、絶対に17人で選ばれたいという気持ちでしたし、それと同時に17人で選ばれるためには絶対に自分自身も選ばれなくちゃいけないという強い気持ちで練習してきました。でも練習すればするほど自信を失っていっちゃって、頑張っているのに自分の弱さとか足りない部分に気づいて、アイドルに向いてないのかなとか思っちゃう時期もあったんですけど、それでもこうやってたくさん支えてくれる仲間とともに努力してこうして今ここに立つことができて率直に嬉しい気持ちもあります。いつかは絶対に17人でパフォーマンスしたいと思っているので、もっと17人のパフォーマンスが見たいなと思ってもらえるようにこのシングルでRain Treeという名前を背負って全力でこれまで以上に頑張っていきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。
鈴野みお(旧:リンリン)
まず選んでいただいてありがとうございます。私が今ここにいるのはずっと私が不安な時に応援してくださったファンの皆さまや、家族のみんな、支えてくださったスタッフの皆さまのおかけがと思っています。本当にありがとうございます。だけど1stシングルは17人で歌いたいといつも思っていたし、ミランも活動休止になっちゃって、みんながすごく悲しい気持ちでいたけどミランの分も1stデジタルシングルを絶対に成功させます。Rain Treeは17人でRain Treeなのですっとずっとこの17名で頑張っていきます。ありがとうございます。
橋本真希(旧:マキ)
まずは選んでいただいて本当にありがとうございます。セレクション期間中は、みんなも言っていた通り17人みんなでやりたいっていう強い気持ちでやってきました。自分自身、歌もダンスも得意ではないので努力してきたんですけど、今日呼ばれなかったメンバーたちの頑張ってきた姿をたくさん見てきたので、その子達の分も私達がこの曲を成功させることで、いつか17人で楽曲披露できるように、そんなグループにできるようにみんなの気持ちを背負って頑張っていきたいなと思うので、ぜひRain Treeを応援してたくさん見守ってくれたら嬉しいです。本当に選んでいただいてありがとうございます。
“Rain Tree”(レインツリー)
※レインツリーは、雨になると葉を閉じます。雨の中葉を閉じてじっと耐え、日が出ると葉を開く。その葉に溜まった雫は地面へと溢れ落ち、自らとその下に集まる生命に生きる力を与えます。
苦難に耐え抜く強さで、自らにも周りにも大きな力を与える、そんな力強く優しい存在になれるようにと命名されました。