名古屋・栄を拠点に活動するSKE48のメンバー 荒井優希が本日、地元名古屋国際会議場イベントホールで行われた東京女子プロレスの大会に出場。「令和のAA砲」としてタッグを組み、プリンセスタッグ第10代王者のベルトを手にした赤井沙希選手とのタッグファイナルで、有終の美を飾りました。また、この日はSKE48のメンバーが来場し、荒井と共に5名でリング上のミニライブで会場を盛り上げた他、青木詩織が2度目のレフェリー出場、放送席では谷真理佳がゲストとして実況に参加いたしました。

SKE48のミニライブは、本日第2試合後に実施。荒井と同じSKE48 Team KⅡのメンバー 入内嶋涼、江籠裕奈、鈴木愛菜、日高優月がリング上に登場し、Team KⅡ「時間がない」公演の楽曲「君は未来に試されている」からスタートしました。続けてSKE48の代表曲「恋を語る詩人になれなくて」、「大声ダイヤモンド」をパフォーマンス。MCでは、らくの必殺技の「ぽっぽーチョップ!!」は日高が命名したことを紹介しました。ラストに荒井の得意技の「Finally」(かかと落とし)のネーミングの由来となった「片想いFinally」を披露し、ミニライブを締めくくりました。

第3試合では、今年4月にレフェリーデビューして話題を呼んだ青木詩織が再びレフェリーとしてリングに上がりました。今回は辰巳リカ&渡辺未詩&HIMAWARI組とハイパーミサヲ&らく&原宿ぽむ組を裁くことになったのですが、一筋縄でも二筋縄でもいかない面々が結集したことでカオスな展開に。レフェリーチェックではミサヲの小道具を発見して没収たり、ダブルの攻撃や辰巳の首絞めなども厳格に注意してみせましたが、原宿に手を取られHIMAWARIへの攻撃に参加してしまったり、ミサヲがスプレー缶を渡辺にパスし、それを奪おうとした青木が誤って渡辺に噴霧してしまったりと翻弄されます。さらに辰巳の首絞めを誤爆し失神しながらも、なんとか側転パフォーマンスも披露し、最後は辰巳の原宿へのドラゴンスリーパーでギブアップを取り、レフェリー第2戦をやり遂げました。

メインイベントは、11月12日に引退する赤井沙希と、荒井優希の「令和のAA砲」最後のタッグマッチ。シングルマッチで敗け続けている愛野ユキと荒井の対戦からスタート。荒井は宮本を気迫あふれるサソリ固めで攻めますがロープに逃げられ、逆に宮本のボディスラムから羅生門を仕掛けられそうに。愛野のダインビングショルダーアタックを受け、再び宮本の羅生門を受けるも赤井に助けられます。フルネルソンバスターで逃れると交代した赤井は愛野と宮本の合体攻撃に遭いますが、宮本を三角絞めで反撃。荒井と2人で愛野をダブルの串刺しビッグブーツで倒し、宮本に荒井がミサイルキックを決め、最後はダブルの新人賞で赤井が宮本から3カウントを奪い、「令和のAA砲」の有終の美を飾りました。

試合後赤井は荒井に「すごい頼もしくて。最初はずっと妹として見てたんですけど、アイドルだったんだってびっくりするくらい、もう1人前のプロレスラーとしてすごく立派なので、これからも東京女子プロレスを引っ張っていってくれると思います」と語りかけますが、荒井は「思ってたよりさみしい」と涙。「一生の別れではないと思うんですけど、赤井さんと一緒にいれた時間、リングで喝入れてもらってる時も、裏で一緒にボーっとしている時間もすごく好きだったので、すごく寂しいなと今日感じました。自分のプロレスラー人生の中で赤井さんと組めた時間があって本当に幸せです。ありがとうございます」と感謝を伝えました。そして「最後にもう1つだけわがままを言っていいですか?私と最初で最後のシングルマッチ、よろしくお願いします」と対戦を直訴。赤井は「私、優希ちゃんのそういう怖いもの知らずなところ、好きやで」と笑顔で返し、「ファイターとして優希ちゃんの顔を蹴る覚悟がまだできてないんですけど、フェイスパックしてつるつるに磨いておいてください」との宣戦布告に、荒井は「赤井さんもですよ」と受けて立ちました。最後は二人の「AA砲!」の呼びかけに会場から「大好き!」の大きなコールで本日の大会を締めくくりました。赤井沙希 vs 荒井優希の対戦日は10月27日(金)に決定。引き続きご注目ください。

【赤井沙希 コメント】
まだAA砲がラストっていう実感も何もないんですけど、今日AA砲がラストという場所が優希ちゃんの、SKE48のお膝元である名古屋で締めくくることができて。それはちょっと胸がいっぱいなところはあります。対戦相手が愛野ユキ選手。自分にとっては彼女がデビューした時からずっと何か引っかかってて思い入れのある選手だったので、こうやって名古屋でAA砲と対峙する場所にいてくれて嬉しい。
あと、もか選手は自分は若手の中で勝手にこの子いいなって推してたので。あの熱さを今日自分が実際に体感できて、自分の残りの引退ロードの糧になって自分の強さにつながる気がします。
優希ちゃんが最後にリング上で言ってくれたシングルやりたいって言うのは…正直、今まで何度も優希ちゃんの怖いもの知らずでビックリする発言には腰抜かしてきたんですけど、今日が一番ビックリしました。自分がまだ優希ちゃんを敵として見れてないので、次のシングルやる日までにちゃんと敵として、倒さなきゃいけない相手としてスイッチを切り替えます。優希ちゃん、私は隣にいると心強いかもしれないけど、対峙するとめちゃくちゃ怖いっていうのを…これも優希ちゃんの勉強になればいいなって思います。

【荒井優希 コメント】
最後の令和のAA砲…まだ全然実感が沸いてなくて。ホントに最後なのかな?って昨日までずっと思ってたんですけど、今日試合してみて、あー最後なんだっていうのをたくさん感じて。とても寂しくなってしまいました。やっぱり赤井さんがいたから見られた景色とか、たくさん引っ張ってもらって見せてもらったので。めぐり合わせといいますか、この出会いにとても感謝しています。赤井さんの近くでたくさん吸収したものを次は赤井さんにぶつけたいと思います。赤井さんを超えたいなって、もうチャンスがないから。また次超えればいいやって相手じゃないので。次で超えることを目標にして頑張ります。
(シングルで何を一番伝えたい?)もちろん成長もだし…それは当たり前で。もっとこれからの可能性とかも感じてもらいたいし。もっと強くなるって思ってもらえたらいいなって思います。でも今日はちょっと…まだこの余韻を楽しみたいです(笑)。明日からたくさん対策を考えて頑張ります!

【青木詩織 コメント】
前回よりも裁く人数が多かったので、すごく視野を広げなければいけないのが大変だったのと、まさか自分が攻撃をくらうとは思わなかったのでびっくりしました。前回よりも大変な試合だったなと思います。木曽レフェリーに特訓してもらったんですけど、試合が盛り上がっていく終盤につれて自分の声とか仕草で盛り上げていかなくちゃいけないっていうのを新たに教えていただいたので、声の張り方とかを前回より改善しました。機会があればまたやらせていただきたいと思います。

【入内嶋涼 コメント】
普段は私、ニコニコ笑顔の優希さんしかあんまり見ないので。真剣な表情を見て、さらに惚れました。

【江籠裕奈 コメント】
泣いてました。いつも楽屋とかでみんなで配信で見てるんですけど。やっぱり生で見ると、生ならではの空気感というか、すごく伝わってきて。めちゃくちゃカッコよかったし、感動しました。

【鈴木愛菜 コメント】
憧れの先輩なので、アイドルの姿の優希さんしか見てなかったので、プロレスの優希さんがカッコよすぎて投げてほしいって思いました(笑)。いつか投げられます。鍛えておきます。

【日高優月 コメント】
泣きそうになりました。念願の優希のプロレス姿を見れて…。

INFORMATION

■「TJPW CITY CIRCUIT '23~名古屋公演~」
2023年9月18日(土) 開場11:45 開始12:30
会場:愛知・名古屋国際会議場イベントホール
◎メインイベント 20分一本勝負
〇赤井沙希&荒井優希(16分10秒、体固め)vs 愛野ユキ&宮本もか●
◎第三試合 20分一本勝負
〇辰巳リカ&渡辺未詩&HIMAWARI(11分8秒、ドラゴンスリーパー)vs ハイパーミサヲ&らく&原宿ぽむ●
※特別レフェリー:青木詩織(SKE48)
◎SKE48 ミニライブ 出演:荒井優希、入内嶋涼、江籠裕奈、鈴木愛菜、日高優月
◎ゲスト:谷真理佳(SKE48)

動画配信サービス『WRESTLE UNIVERSE』
⇒https://www.wrestle-universe.com/ja
※視聴には会員登録が必要です(有料)。課金登録初月は無料となりますが、初月無料対象月は退会することができません。翌月以降、退会が可能です。予めご了承ください。

INFORMATION

<荒井優希 今後の出場試合>
■「WRESTLE PRINCESS IV」
2023年10月9日(月祝) 開場13:00 開始14:00
会場:東京・東京たま未来メッセ
■「ALL RISE ’23」
2023年10月27日(金) 開場18:00 開始19:00
会場:東京・後楽園ホール
◎赤井沙希 vs 荒井優希 他
■「The Mountain top 2023」
2023年11月19日(日) 開場11:45 開始12:30
会場:大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場
■「TJPW CITY CIRCUIT '23~名古屋一本締め~」
2023年11月26日(日) 開場12:00 開始12:30
会場:愛知・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場

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