LDH JAPAN所属の7人組ボーイズグループ・PSYCHIC FEVERが、1月17日、タイ・バンコクにて「PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2025 “EVOLVE” in THAILAND」を開催した。
本公演は、PSYCHIC FEVERにとって3度目となるタイでの単独公演。昨年6月に日本国内5都市で行われた「PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2025 “EVOLVE” in JAPAN」、そして10月に開催された台北公演「“EVOLVE” in TAIPEI」と続いたEVOLVEツアーの最終公演として位置づけられる一夜となった。
当日は、約1年ぶりに実現したバンコクでの単独ライブを心待ちにしていたファンが会場周辺に集まり、開演前から熱気に包まれていた。2022年7月のデビュー直後から活動拠点としてタイでの活動を本格化させ、着実に知名度と支持を高めてきたPSYCHIC FEVERにとって、タイは“第二のホーム”とも言える場所。そんな特別な地で迎えたEVOLVEツアーの締めくくりは、これまでの活動を振り返るとともにこれからの進化を誓う強い意味を持つ公演となった。
ライブの幕開けを飾ったのは「Reflection」。MVでも印象的な黒の衣装をまとった7人がステージに姿を現すと、会場からは大きな歓声が沸き起こった。楽曲後半ではライブ仕様にアレンジされたダンスブレイクが挿入され、オープニングから一気に観客の視線を引きつける。続いて披露されたのは、ツアーと同タイトルの「EVOLVE」。タイでは初披露となるこの楽曲に、現地ファンは早くも強い反応を見せ、会場の熱気は一段と高まっていった。
その後は「Spread The Wings」「Spark it Up」といった初期楽曲が続くが、いずれも大胆なアレンジや新たなダンスブレイクが加えられ、デビュー当時とは一線を画す表情を見せる。楽曲を重ねるごとに、PSYCHIC FEVERがグループとして歩んできた時間と、“EVOLVE=進化”というツアーコンセプトが鮮明に浮かび上がるステージングとなっていた。
中盤では、ユニットやポジションごとのパフォーマンスを通して、メンバーそれぞれの進化にフォーカス。小波津志(こはつ・こころ)とWEESAによる「アシンメトリー」では、客席に花束を手渡すサプライズ演出も飛び出し、思わず黄色い歓声が上がる。続く「Dream Flight」は、小波津と渡邉廉(わたなべ・れん)による未リリース楽曲。デビュー当初はラップを担当していた渡邉が、今やボーカルの柱の一人として聴かせる甘く伸びやかな歌声と、小波津の透明感あるボーカルが重なり、美しいハーモニーを描き出した。
その後は中西椋雅(なかにし・りょうが)によるDJタイムへ突入。フロアは一転してクラブさながらの空間となり、再び会場のボルテージを引き上げていく。その熱を引き継ぐように、ラッパー陣による「Psyfe Cypher」が披露され、半田龍臣(はんだ・りゅうしん)がアグレッシブに観客を煽る。続く「Highlights」では渡邉によるビートボックスも飛び出すなど、スキルフルな一面を存分に見せつけた。その後はJIMMYとWEESAがビートに身を委ねながらステージを縦横無尽に駆け回る「Perfect feat. JIMMY & WEESA」、そして「SH♡TGUN feat. JIMMY, WEESA, ぺろぺろきゃんでー」を披露。自由度の高いパフォーマンスの中で、個々の才能の幅広さと、どの組み合わせでも最大限の相乗効果を生み出すPSYCHIC FEVERの“チーム力”を改めて印象づけるセクションとなった。
後半に突入すると、衣装チェンジとともにステージの雰囲気も一変。爽やかな空気をまとった「Gelato」で軽やかに空間を包み込むと、続く「Wonder Woman」では心地よいニュージャックスイングのビートに乗せ、メンバーの剣(つるぎ)も参加したコレオグラフィーが楽曲の世界観をより立体的に描き出した。さらに、情熱的な歌詞が際立つ「Love Fire」では一転して大人びた表情を見せ、表現の振り幅の広さを感じさせる。
「BEE-PO」はすでにタイのファンにとってもお馴染みの楽曲。サビでは自然と大合唱が巻き起こり、会場はひとつに。その流れのまま、WEESAが観客に「Addicted to you」のフレーズを促すと、「Bitter Sweet」へとつながっていく。メンバーはステージの端から端まで移動し、すべての観客に感謝の想いを届けるようにパフォーマンス。客席には自然と笑顔が広がっていった。
そこから定番のタオル曲「IGNITION」に突入すると、会場の熱気は最高潮に。笑顔でステージ上を駆け回りながら観客を煽るPSYCHIC FEVERの姿に、フロアも全力で応える。楽曲後には、一人ひとりがタイ語を交えながら感謝のコメントを述べ、メンバーの流暢なタイ語に客席からは思わず感嘆の声が上がった。
本編ラストを飾ったのは「FIRE feat. SPRITE」。タイの若手ラッパーとのコラボレーション楽曲であり、現地音楽チャートで初登場2位、4週連続TOP5入りを果たした、PSYCHIC FEVERの世界への挑戦を象徴する一曲だ。タイのファンにとっても特別な意味を持つこの楽曲を力強く届け、本編は幕を下ろした。
鳴り止まぬ大声援に応えるように始まったアンコール1曲目は、大ヒット曲「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」。世界各国で大合唱を生み出してきたこの楽曲は、バンコクでも例外ではなく、割れんばかりのシンガロングが会場に響き渡る。その光景に、メンバーも思わず笑顔を見せた。
ラストソングを飾ったのは、ForEVER(ファンネーム)への想いを込めた「PROMISE」。EVOLVEツアーの締めくくりにふさわしく、メンバーはステージの端から端まで歩きながら、客席一人ひとりに語りかけるように歌声を届けていく。時折目が合うたびに微笑みかけ、手を振り、感謝の気持ちを全身で表現するその姿に、会場中が温かな空気に包まれていった。笑顔の中に滲む名残惜しさ、そして未来へ向かう決意。そのすべてを込めるように歌い上げられた「PROMISE」は、PSYCHIC FEVERとForEVERの絆を改めて確かめ合う、感動的なフィナーレとなった。
その後、ファンからのサプライズムービーがスクリーンに映し出されると、メンバーは驚きながらも真剣な表情で映像に見入った。温かなメッセージを受け取ったPSYCHIC FEVERは、口々に感謝の言葉を述べ、これからのさらなる飛躍を誓いながら、バンコクの夜に深い余韻を残してステージを後にした。
EVOLVEツアーの集大成として披露された今回のバンコク単独公演。パフォーマンス、MC、そして会場との一体感のすべてから、PSYCHIC FEVERが確かな成長を遂げてきたことが強く伝わってきた。
タイ語でのMCや観客を巻き込む盛り上げ方など、PSYCHIC FEVERがこれまで世界各国でのパフォーマンスを通して評価されてきた、「どの国、どの会場、どの観客の前でも瞬時に空気を掴み、常にベストを尽くす対応力」が、この日のステージでも存分に発揮されていた。その柔軟さと瞬発力は決して一朝一夕で身についたものではない。タイという地で幾度となくステージを重ね、観客と真正面から向き合い続けてきた経験の積み重ねこそが、今のPSYCHIC FEVERを形作っているのだと、改めて実感させられる瞬間だった。その証左として、会場を後にするファンの表情は名残惜しさを滲ませながらも、どこか満足感に満ちていた。「楽しすぎてあっという間に終わってしまった。次のツアーが待ちきれない」「これまでタイで披露されてこなかった楽曲も観ることができて嬉しかった。長年応援してきてよかったと思わせてくれる、進化したパフォーマンスだった」といった称賛の声が、自然と聞こえてきたのも印象的だった。
メンバーの中西は終演後「僕たちにとってタイは第2の故郷のような存在で、ForEVERの皆さんと共に成長させてもらってきた大切な場所です。会場に集まってくださった皆さんの熱量は本当に高く、最後にForEVERの皆さんからいただいたメッセージ動画には、メンバー全員が心を打たれました。次のワールドツアーでは、さらに成長した姿で皆さんにお会いできるよう、これからも全力で進んでいきたいです。」とコメント。小波津は「今回のタイ公演では、ファンの皆さんの熱狂が凄まじく、一緒に歌って踊ってくれて本当に嬉しかったですし、最後の公演にふさわしい最高の時間でした。今年の日本ツアー、ワールドツアーではさらに進化した姿、このグループにしかないルーツを探りPSYCHIC FEVERらしさを詰め込んだライブにしたいと思っているので、是非期待していただけると嬉しいです。」と語り、さらなる発展を誓った一夜となった。
タイという第二のホームでツアーを締めくくったこの夜は、彼らにとって一つの到達点であると同時に、新たなスタートラインでもある。今年は2ndアルバムのリリース、日本でのツアー開催、さらにはワールドツアーの開催を控え、次なるステージへと歩みを進めていくPSYCHIC FEVER。進化を続けながら活動のフィールドを世界へと広げていく彼らが、これからどんな景色を見せてくれるのか。今回のバンコク公演は、その未来への期待を一層高める一夜となった。
PSYCHIC FEVER メンバーコメント全文
<中西椋雅>
今回のEVOLVEツアーでは「進化」をテーマに、様々な挑戦をさせていただきました。
音楽面・パフォーマンス面の両方で、これまでとは違うPSYCHIC FEVERの姿をForEVERの皆さんにお届けできたツアーになったと感じています。
日本公演以外では、現地のイベントやフェスでは披露してこなかった楽曲も多くセットリストに組み込み、現地の皆さんにより深くPSYCHIC FEVERの音楽を楽しんでいただけたのではないかと思います。
タイでは、今回で3回目となる単独公演を開催することができました。僕たちにとってタイは第2の故郷のような存在で、ForEVERの皆さんと共に成長させてもらってきた大切な場所です。
会場に集まってくださった皆さんの熱量は本当に高く、最後にForEVERの皆さんからいただいたメッセージ動画には、メンバー全員が心を打たれました。
次のワールドツアーでは、さらに成長した姿で皆さんにお会いできるよう、これからも全力で進んでいきたいです。
2026年は、これまで以上に挑戦の幅が広がる一年になると思っています。
日本ツアーを皮切りに、アルバムリリース、そしてワールドツアーと、活動のフィールドもさらに広がっていくので、一つひとつの経験を大切にしながら、確実に成長していきたいです。
まずは、日本ツアー 「THE ROOTS」 で改めて日本の皆さんと僕たちのルーツを確認し合いながら、PSYCHIC FEVERらしく全力で音楽とパフォーマンスを届けていきます。
<小波津志>
あっという間に今ツアーを終えた感覚です。US TOURやこれまでの経験から得た進化をお届けするべく作ってきて、最後まで全身全霊で臨むことができました。
今回のタイ公演では、ファンの皆さんの熱狂が凄まじく、一緒に歌って踊ってくれて本当に嬉しかったですし、最後の公演にふさわしい最高の時間でした。
今年の日本ツアー、ワールドツアーではさらに進化した姿、このグループにしかないルーツを探りPSYCHIC FEVERらしさを詰め込んだライブにしたいと思っているので、是非期待していただけると嬉しいです。
PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2025 “EVOLVE” in THAILANDセットリスト
1. Reflection
2. EVOLVE
3. Spread The Wings
4. Spark it Up
5. RICH & BAD
6. What's Happenin’
7. Snow Candy
8. アシンメトリー
9. Dream Flight
10. Psyfe Cypher
11. Tokyo Spiral
12. Highlights
13. Perfect feat. JIMMY&WEESA
14. SH♡TGUN feat. JIMMY, WEESA, ぺろぺろきゃんでー
15. Gelato
16. Paradise
17. Wonder Woman
18. Love Fire
19. BEE-PO
20. Bitter Sweet
21. IGNITION
22. FIRE feat.SPRITE
<アンコール>
23. Just Like Dat feat.JP THE WAVY
24. Promise
PSYCHIC FEVER プロフィール
PSYCHIC FEVERは、LDH JAPANに所属する世界に類を見ない日本のアーティスト集団“EXILE TRIBE”から7番目のグループとして2022年7月にデビューしたKOKORO, WEESA, TSURUGI, RYOGA, REN, JIMMY, RYUSHINの7人組ボーイズグループ。
7人それぞれの個性が魅力となりダンス、ヴォーカル、ラップによるパフォーマンスが化学反応を起こすことからPSYCHIC FEVERと名付けられた(ファンネームはForEVER)。“IGNITE OUR DREAMS”をパーパスとして掲げるPSYCHIC FEVERのパフォーマンスは、見る者に夢に勇気を与え、その心に火をつける存在となっている。
グローバルでの活躍を目指し2022年のデビュー時から日本をはじめ、アジアを中心に活動。特に2024年1月リリースの「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」は国内外で大きな話題を集め、TikTokでの総再生回数が2.9億回を突破。さらにSpotifyの国内含むバイラルチャートトップ50にてタイ、ベトナム、フィリピン、シンガポール、マレーシア、韓国などアジア9つの国と地域でもチャートイン、アメリカでもバイラル・ヒットとなるなど世界各国から注目を集めた。
2025年2月にはアメリカ6都市にて「PSYCHIC FEVER FIRST U.S. TOUR 2025」を開催し、大成功を収めたほか、同2月にはワーナーミュージック・グループとのグローバル契約を締結し、音楽レーベル「10K Projects」への移籍を発表したPSYCHIC FEVER。3月には世界最大級のアメリカの音楽見本市SXSW 2025に出演。デビュー3周年を迎えた7月には、ベルリン・ロンドンでの初のヨーロッパファンミーティングツアー、カナダ、アメリカ7都市での北米ファンミーティングツアーを成功させた。
世界中に活動の幅を広げている彼らの挑戦は、今後さらに加速していく。
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