昨年は、「第65回日本レコード大賞・日本作曲家協会選奨」と「星くずセレナーデ」が「第56回日本作詩大賞・審査員特別賞」を受賞するなどして活躍中の辰巳ゆうとが9日、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で「星くずセレナーデ」新タイプ発売記念イベントを行った。
「星くずセレナーデ」(詩・深海弦悟、曲・Scott Taylor)は、昨年9月13日に発売された7枚目の最新シングルで、辰巳がムードたっぷりに「僕から君へ」とやさしく歌いかける甘くせつないラブソング。その曲を表題曲にして、ジャケット写真とカップリング曲が異なるA・B・Cの3タイプをリリースし、タイトル曲を含めてそれぞれ新たな歌の世界にチャレンジした作品として注目を集めている中、1月31日にはD・E・Fの3タイプが新たに発売されることになり、それを記念して、自身の誕生日であるこの日に同イベントを実施することになったもの。
会場には500人を超える熱烈なファンが詰めかける中、「昨年は、日本作曲家協会選奨にも選んでいただきまして、本当にいい締めくくりの1年だったので、今年も皆さんと一緒に笑顔の絶えない1年にしながら結果が残る、歴史に残る年にできればと思っていますので、今年も皆さん、どうぞよろしくお願いいたします」と笑顔であいさつ。
最初に新曲「星くずセレナーデ」のショートバージョンを歌った後、D・E・Fの3タイプのカップリング曲からDタイプの「戻ってきてもいいんだよ」、Eタイプの「まなざしの訳」、Fタイプの「On the rocks」の3曲を続けて歌唱。
その後、新曲タイトルと顔写真入りの特製バースデーケーキが登場し、会場中のファンがみんなで「Happy birthday to you」を歌いながら誕生日を祝い、辰巳は大喜び。
そして、今年は「辰年」で、来年は「巳年」と、2年連続で自身の苗字にまつわる干支であることからさらなる飛躍を誓い、新年の抱負をしたためて「煌(きらめき)」と、もう一つ、「ARE」いう2つの書き初めを披露しながら「『煌』は、キラキラとしたステージで歌わせていただけるように、そしてキラキラ輝く1年にできるように、また皆さんにたくさんのキラキラした笑顔やキラキラした幸せがお届けできるようにという気持ちを込めて書かせていただきました。
もう一つの「ARE」は「タイガースファンとしてどうしても書きたくて、これを書かせていただきました。昨年、タイガースが日本一になったように自分も日本一の歌手になれるよう一生懸命頑張っていきたいという意味を込めて書かせていただきました」と説明。
最後に新曲「星くずセレナーデ」のフルバージョンの全5曲を熱唱した辰巳は、D・E・Fの3タイプについて「「自分の等身大の曲や皆さんにキュンキュンしてもらえるような3タイプの曲を作っていただきました。それぞれタイプが違う男性が主人公の3曲になっていますし、曲調も全く違った3曲になっているので、この3タイプを聴き分けながら楽しんいただければ…」と話していた。
この後、1月13日に千葉・浦安市文化会館・大ホールでのコンサートをはじめ、リリースイベントや歌手仲間とのオムニバスイベントなど全国各地でコンサート&イベントを予定している。