地元・福岡を中心に盛り上がりを見せる注目の4ピースバンド “niina(ニイナ)”が、5月にリリースしたMajor Debut Digital EP『OURS』を携え、6月26日の大阪公演を皮切りに、東京、福岡の3都市を廻るツアー「Major Debut Digital EP Release Tour "OURS"」を開催。7月3日、地元・福岡のLive House 「INSA」でのワンマンライブにてツアーファイナルを迎えた。

シンガーソングライター濱田慶太のソロプロジェクト"ニイナ"から、2026年3月よりGt.オリーブ阿部、Ba.林元気、Dr.椎林巧磨を迎えた4ピースロックバンド ”niina”へと体制変更を経て、バンド体制初となった本ツアーは大阪公演(w/the paddles)・東京公演(w/パーカーズ)はゲストを迎えての対バンライブを実施。ツアーファイナルとなった地元・福岡公演ではワンマンライブを開催し、彼らにとってまさに「バンドとしての産声」をあげる特別なステージとなった。

そのツアーファイナルの模様をオフィシャル・ライブレポートとして公開。

さらに、セットリストをもう一度楽しむことができるセトリ・プレイリストも公開された。

niina 1st Major EP Tour「OURS」 Setlist Playlist[2026.7.3(Fri)福岡 LIVE HOUSE INSA]

https://jvcmusic.lnk.to/niina-OURS-setlist 

※リリース前の楽曲は収録されておりません。

「当たり前が、思い出になる前に」今この瞬間の日常を特別なものとして歌うniinaの精力的な活動に、今後もご期待いただきたい。

niina 1st Major EP Release Tour「OURS」オフィシャル・ライブレポート

niina、バンド体制初のツアーが地元・福岡で瑞々しく完結!

シンガーソングライター・濱田慶太のソロプロジェクトから2026年3月にバンドへと進化を遂げた「niina」。5月13日にリリースされたメジャーデビューDigital EP『OURS』は、TVアニメ『魔物喰らいの冒険者~俺だけ魔物を喰らって強くなる~』のEDテーマ「STORY」や今春、俳優の加藤諒が主演を務めたテレQ開局35周年記念ドラマ『非正規雇用 リズム&サバイブ』の主題歌となった「人生ビート」など、彼らの武器でもある「突き抜けるような爽やかさ」と「極上のポップセンス」が弾ける名盤として話題を呼んでいる。

メジャーデビュー前から地元のFM福岡にて『niinaの楽屋を出る前に、』(毎週水曜日21:30〜21:55)というレギュラー番組を持つなど、すでに早耳のリスナーや地元メディアの間ではネクストブレイクの筆頭として熱い視線を集めていた。地域に根ざした活動でじわじわと、しかし確実にファンベースを広げてきたniinaが、満を持して日本の音楽シーンのメインストリームへと名乗りをあげた。これからさらにスケールアップしていくであろう近い将来への期待感に、今から胸が高鳴って仕方がない。

そんな彼らが敢行した全国3カ所をまわるライブツアー「Major Debut Digital EP Release Tour "OURS"」は、6月26日の大阪公演から開幕。東京にパーカーズ、大阪ではthe paddlesという気鋭のバンドをゲストに迎えてバンドの地力を証明してきた。そしてツアーファイナルとしてたどり着いたのは、まさにホームグラウンドであり凱旋公演となる地元・福岡で7月3日ライブハウスINSAにて行ったワンマンライブだ。ついに完全体となったniinaが鳴らした、記念すべき一夜となった。

客電が落ち、4人がステージに登場すると、フロアからは待ってましたとばかりに地元ファンからの温かい拍手と大きな歓声が沸き起こった。椎林巧磨(Dr)のもとで円陣を構え、確かめ合うような掛け声でライブはスタート。バンド体制となりより強固になった彼らのグルーヴの開幕を告げたのは、ドラマ主題歌でもある「人生ビート」。軽快なカッティングギターと弾むようなスラップベースが交錯し、一瞬にして会場をポップな空間へと塗り替えた。慶汰(Vo/Gt)がうれしそうに客席を見渡し、軽やかで透明感のある歌声が一気にオーディエンスをniinaの世界観へと引き込んでいく。

勢いを加速させるように、きらきらとしたイントロが弾けた「夏の魔法」へと繋ぐ。瑞々しく突き抜けるような青空を連想させるメロディと慶汰(Vo/Gt)のヴォーカルで早くもオーディエンスの心をキャッチ。ソロ時代からのファンも、今回初めてniinaのライブに足を運んだリスナーも、等しくその圧倒的なポップネスの渦に巻き込まれていった。

「ただいま福岡!ツアーファイナル最高の夜にしよう!」と慶汰(Vo/Gt)の弾んだ挨拶から、ライブはniinaの真骨頂とも言える“日常のリアルと甘酸っぱい恋模様”を切り取ったポップチューン連発のブロックへ。「恋は盲目」では心地よいミドルテンポのビートにのせてフロアが優しく揺れる。続いてキャッチーなタイトルが目を引く「私ばっかりバカみたい!」ではコミカルでありながらも胸をキュンとさせる心模様が、ソリッドかつ色彩豊かなバンドサウンドで立体的に表現されていく。ソロプロジェクト時代には同期音源が担っていたディテールも信頼するバンドメンバーの手によって生々しいダイナミズムへと見事に昇華されている。

さらに、現代のデジタルな距離感を巧みにまとった「サブスクリプション」、オーディエンスがハンドクラップを鳴らした「ダーリン」へとテンポよく展開していく。慶汰(Vo/Gt)が紡ぐ、誰もが「わかる」と深く頷いてしまう共感性の高い歌詞が、厚みを増したアンサンブルに乗ってストレートにリスナーの胸に飛び込んでいく。ステージ上の4人は、まるで音を鳴らす喜びを噛み締めるような熱い姿が印象的だ。まさにアットホームな地元ならではの親密な空気が、会場全体をやさしく包み込み、確実に加熱していった。

ライブが折り返し地点を迎えると、これまでの弾けるような爽やかさから一点、バンドはエモーショナルで叙情的な表情を見せ始める。「もしも」では、ドラマチックに展開する美しいメロディックな一面をのぞかせ、観客の感情を揺さぶる。続く「ゆめまぼろし」では、ライティングも相まって、サイケデリックな空気感すら漂わせながら、オーディエンスを楽曲の深い世界観へと没入させた。

SNSを中心に若い世代から共感を呼んでいる「恋人(仮)」をエモーショナルに歌い上げると、ライブはさらにディープなミドルバラードのセクションへ。慶汰(Vo/Gt)がリアルに体感したと語り“あの時、こうしていれば”という後悔を綴った「思い出になってしまう前に」から、情念的なギターの旋律が光る「ワンルーム」への流れは本公演のハイライトの一つだったと言えるだろう。まるで一本の短編映画を見ているかのように、ありふれた日常の一コマが情景として浮かび上がる。そんな丁寧なアンサンブルに、フロアの誰もがじっと息を呑み、一音たりとも聴き漏らすまいとステージに集中しているのがわかる。こうした静寂さえも味方にできるのは、今の彼らの確かな表現力を手に入れた証拠だ。

しかし、niinaのライブがこのまましっとりと終わるはずがない。「もっともっと熱くなっていけますか?」という慶汰(Vo/Gt)の呼びかけとともに「アイラブ」のイントロが鳴り響くと、会場の温度は再び急上昇。ここから怒涛のキラーチューン連発で終盤へ一気に駆け抜けていく。

グルーヴィーなカッティングがフロアを踊らせた「曖昧とロンリー」、疾走感あふれるビートがセンチメンタルな夜の情景を鮮やかに駆け抜ける「さよならミッドナイト」へとたたみかける。「ニアピンロマンス」では客席から数えきれないほどのハンズクラップが高々と上がった。

そして、クライマックスを飾ったのはアニメEDテーマとして起用された「STORY」。これまでのソロプロジェクトとしての孤独な歩みと、これからのバンド体制での輝かしい大躍進をつなぐようなこの曲が、この日一番の圧倒的に爽やかで力強いプレイングで解き放たれた。言葉一つひとつを噛み締めるように歌う慶汰(Vo/Gt)のヴォーカルと、それを鼓舞するように共鳴するバンドサウンド。まばゆい光に包まれる中、最高の熱気と一体感で本編を締めくくった。

本編が終わってなお鳴り止まないアンコールに応えて再び登場したメンバーたちの表情には、肩の力が抜けた、心からの充実感を感じる笑顔が浮かんでいる。アンコールに選んだ楽曲は、慶汰(Vo/Gt)がniina(ニイナ)の始まりの曲であると語った「熱花」でこの日のライブを終えた。

これ以上ないほどの幸せで、そして胸が熱くなるような温かいフィナーレを迎え、niinaのバンド体制初となるツアーは、これからの輝かしい未来を確信させる光とともに大盛況の中で幕を下ろした。

ソロからバンドへ、そして福岡から全国へ。niinaというポップスの新星が放つ光は、ここからさらに多くの人々を照らし、より大きなステージへと彼らを導いていくに違いない。

取材・原稿:筒井あや

撮影: kuglo2

niina 1st Major EP Tour「OURS」

2026.7.3(Fri) at 福岡 LIVE HOUSE INSA

[セットリスト]

01. 人生ビート

02. 夏の魔法

03. 恋は盲目

04. 私ばっかりバカみたい!

05. サブスクリプション

06. ダーリン

07. もしも

08. ゆめまぼろし

09. 恋人(仮)

10. 思い出になってしまう前に

11. ワンルーム

12. アイラブ

13. 曖昧とロンリー

14. さよならミッドナイト

15. ニアピンロマンス

16. STORY

ENCORE

17. 熱花

◾️Official Site: https://niina.fanpla.jp/
◾️TikTok: https://www.tiktok.com/@niina_band_official
◾️X: https://x.com/niina__official
◾️Instagram: https://instagram.com/niina__official217
◾️YouTube: https://www.youtube.com/@niina_fukuoka

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