2025年8月24日(日)、香川県・国営讃岐まんのう公園で開催されたロックフェス『MONSTER baSH』に、シンガーソングライター・丸山純奈が出演した。
徳島出身の彼女にとっては、四国凱旋ライブとなった。
丸山純奈として自身初のロックフェス参加となる今回は、ソロステージだけでなく、世界的ピアニスト清塚信也がプロデュースする『PIANO baSH Performed by 清塚信也』にもゲストアーティストとして登場。異色のコラボレーションで観客の心を掴んだ。
まず、丸山純奈として初のロックフェスステージ、茶堂に立った丸山は、多くの観客が詰めかける中、堂々としたパフォーマンスを披露。
茶堂ステージは丸山が中学生の時に、バンドで出演した、思い出のあるステージ。7年ぶりに成長した姿を見せた。
初披露となったオリジナル楽曲『ラムネ』は、夏の暑さが残る8月の空気を一変させた。
まるでラムネの瓶を開けたときのように、淀んだ熱気が弾けて涼やかな風が吹き抜け、聴く人それぞれの心に心地よい風を送り込んだ。
MCで「故郷を思ってつくった曲です。」として紹介された『この街』は、徳島出身の丸山が自身で作詞作曲したものであり、四国まで駆け付けた観客を笑顔にさせた。

photo by 酒井麻衣
『恋知らず』 では、「次でラストになりますが、最後まで楽しんでください!」と観客に惜しまれつつも、熱気が冷めないうちにその場を後にした。
<セットリスト>
1.シツレンカ
2.おにごっこ
3.満ちてかけて
4.この街
5.ラムネ
6.恋知らず
続いて、圧巻のステージを終えた丸山が向かったのは、川崎鷹也、安田章大(SUPER EIGHT)ら豪華アーティストもゲストとして参加する『PIANO baSH Performed by 清塚信也』のステージ。
フジファブリック「若者のすべて」を、清塚信也が奏でる繊細かつ力強いピアノの音色に乗せ、丸山の歌声が会場に響き渡らせた。
ソロステージとはまた一味違う、ピアニスト清塚信也との化学反応で観客の心を震わせた。
アーティストとして互いにリスペクトし合う2人のパフォーマンスは、会場に特別な一体感を生み出し、まさに『MONSTER baSH』でしか見られない奇跡のコラボレーションとなった。
MCでは清塚氏から「同じ事務所の後輩の丸山純奈です!」とあたたかく紹介され、大勢の観客の前で堂々と挨拶をし、感動と熱狂が渦巻いたこの日、丸山は自身の新たな可能性を大きく広げた。
9月6日(土)に控えるバンドセットのワンマンライブ、丸山純奈 -Sing & Sing- Live at WWW Xへの期待も高まった1日となった。

Photo by タマイシンゴ
<ライブ情報>
丸山純奈 -Sing & Sing- Live at WWW X
日時:2025年9月6日(土) OPEN 16:30 / START 17:00
会場:WWW X (東京・渋谷)
▼チケットはこちら
<ローソン>
https://l-tike.com/maruyama/
<ぴあ>
https://w.pia.jp/t/maruyamasumina-t/
<イープラス>
https://eplus.jp/sumina-maruyama/