2021年にアジアのカルチャーを世界に発信するレーベル88risingから世界デビューし、昨年末は「NHK紅白歌合戦」の出場、冠番組がスタートするなど注目を集めている4人。初の武道館公演には12000人のファンが集まった。

photo/Hiroshi Ono
photo/usamiryo

360度を観客に囲まれたセンターステージに「Tokyo Calling」のイントロが流れると、会場に集まった12000人のファンは早くもテンションMAXに。ステージを覆っていたLEDの上昇と共にメンバーが上下赤のセーラー服姿で登場すると割れんばかりの歓声が日本武道館に響いた。
ライブ序盤から、この日が初解禁となる「Toryanse」のほか「Pineapple Kryptonite Remix」を披露すると、メンバーはMCで「360度新しい学校のリーダーズのファン、見てるか!」「由緒正しいこの場所に4人だけで立つ日を待ち望んでいました」と、ファンへ呼びかけると共に感謝を伝えた。

photo/Hiroshi Ono
photo/usamiryo

SEを挟んだ後には1st,2ndアルバム収録曲を主体にしたブロックに移り、「試験前夜」「透明ボーイ」「恋ゲバ」等、ファンからも人気の高い楽曲を立て続けに、その後は2021年の海外デビュー以降にリリースされた「Freaks」「NAINAINAI」等をメドレー的に披露。RINがフィンガードラムを披露する一幕や、Beastie Boysのカバーである「Intergalactic」では、交通整理員衣装を身に纏いファンを楽しませた。

「最終人類」では、「武道館、行くぞ!」と観客を煽り、新しい学校のリーダーズならではの肩車やヘッドバンキングなどの激しいパフォーマンスでさらに会場のボルテージを上げ、終盤にはライブでこちらも初披露となる楽曲「BORN TO BE FREE!!!!」を解禁。疾走感のあるサウンドに、こちらも初披露ながら会場の心を掴むと、ライブでの人気も高い「青春を切り裂く波動」で本編を締め括った。

photo/usamiryo
photo/usamiryo

アンコール1曲目には、TikTok関連動画再生数33億回を突破した話題の楽曲「オトナブルー」を披露すると客席から大歓声が上がり、観客と一体となった首振りダンスを披露した。
ラストのMCでは、SUZUKAが「みんな1人で悩まないでほしい。私にはメンバーみんながいる。いつも本当にありがとう」と抱き合い、メンバーとの絆を再確認した涙の場面も。
「みんなも迷いそうになったら、私たちのライブ、動画、何かで私たちに頼ってほしい」とファンに呼びかけ、新しい学校のリーダーズのライブのラストでお馴染みとなっている「迷えば尊し」でグループ初の日本武道館公演を締め括った。

本公演内では新ファンクラブのオープンに加え、5都道府県を巡る初のファンクラブツアーが決定したことを発表。ツアーは本日より予約が開始された。

photo/usamiryo

■新しい学校のリーダーズ、初の武道館公演 「青春襲来」 セットリスト
01. Tokyo Calling
02. Giri Giri
03. Toryanse
04. Pineapple Kryptonite (Yohji Igarashi Remix)
05. 試験前夜
06. 席替ガットゥーゾ
07. 透明ボーイ
08. 恋ゲバ
09. 毒花
10. 知りたい
11. Freaks
12. NAINAINAI
13. Fantastico
14. Pineapple Kryptonite
15. Intergalactic
16. 最終人類
17. じゃないんだよ
18. BORN TO BE FREE!!!!
19. 青春を切り裂く波動
<ENCORE>
1. オトナブルー
2. ケセラセラ
3. 迷えば尊し

一覧へ戻る