5/18(土)、瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48が、“STU48 7周年ツアー”の広島公演を広島文化学園HBGホールで開催。

1部では1stアルバム『懐かしい明日』Type Aに収録される『Sweaty Smell』(映画「カーリングの神様」主題歌)が初披露された。センターは3期生の曽川咲葵が務める。曽川が「この楽曲は、STU48が応援大使を務めさせていただいている今年の秋公開の「カーリングの神様」という映画の主題歌になります!この映画には、私、曽川咲葵と、原田清花さんと、甲斐心愛さんが一部出演させていただいております!」とアナウンスすると会場からは祝福の拍手がおくられ、歌唱メンバーの原田清花は「主題歌になると聞いたときは、すごくびっくりしたのですが嬉しかったです。青春感あふれる楽曲なので、映画もSTU48も、この曲で私達が盛り上げていけたらいいなと思います!」と意気込んだ。

2部では開演前に、6月12日(水)リリースの1stアルバム「懐かしい明日」リード曲『愛の重さ』のMVティザー映像が会場で上映され、高校の校庭や廊下を全力で駆け抜ける中村舞の姿が映し出された。ティザー映像はSTU48公式YouTubeチャンネルで本日21:00に公開され、ミュージックビデオ本編は6月2日(日)21:00にプレミア公開される。

MCで中村舞「先程、開演前にミュージックビデオのティザー映像が公開されましたが、みなさんご覧いただけましたか~?」と呼びかけ、「本日21時に公式YouTubeチャンネルで先程のMVティザー映像が公開されます!また、本日21時にMVのプレミア公開ページもオープンされますので、6月2日(日)21時のプレミア公開まで楽しみに待っていてください!」とコメントした。

2部のアンコールでは、6月から「KLP48」に移籍が決まっている甲斐心愛の壮行会が行われた。アンコール後、客席からのWアンコールに応える形で甲斐がステージに登場。

スピーチでは「本日は甲斐心愛壮行会を開いてくださって、本当にありがとうございます!私は2ndシングルの『風を待つ』で選抜メンバーに入って、それからどんどん序列も上がっていったのですが、ふと考えるとそれは卒業して行くメンバーのポジションにスライドしてどんどん上がっていっただけで、自分には実力がないんだなと思いながら活動していました。自分の実力がどれくらいあるかはSTU48しか知らないとわからないし、外の世界も見てみたいなと思っていました。そんなときにKLP48ができたと知って、『よし、一度外に出てみよう!』と思って移籍することを決断しました。STU48とKLP48を兼任する選択やレンタル移籍という選択もあったんですけど、人生を賭けてKLP48のオーディションを受けたメンバーとこれから出会うにあたって、私もそのメンバーと同じラインに立って同じ目線で人生を賭けてクアラルンプールで全力で頑張りたいと思って完全移籍を選択しました。発表したときは皆さんを驚かせたと思うんですけど、今の私の姿を見てもらって、少しでも認めてもらって、みんなを『心愛ならできるぞ!どこまでも応援するぞ!』という気持ちにさせて、マレーシアでも全力で頑張ろうと考えています。STU48を応援してくださる皆さんがただの中学生だった私をアイドルにしてくれて、ここまで成長させてくれて、育ててくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました!ここで出会えたメンバーも本当に宝物みたいな縁で、スタッフさんも先程ビデオメッセージをいただいた方々も目の前にいるファンのみなさん、画面の前で見てくださっているファンのみなさん、家族も友達もマレーシアに行っても絶対に忘れないし、過去など忘れてとか過去を置いてという言葉もありますが、私は過去も全部持って行って、抱きかかえて、全力で羽ばたいてきます!STU48は離れても同じ48グループなので、これからも引き続き応援よろしくお願いします!本当にありがとうございました!」と感謝を伝えた。

STU48として最後のパフォーマンスとなる『ジワるDAYS』を披露し、最後はキャリーバックを手に「行ってきます。」とコメントするとメンバーや客席からは「行ってらっしゃい」のコメントと共に大きなエールが送られた。最後はメンバーから甲斐へ贈られた『大好きな人』の歌唱と共に、成田空港から旅立つ甲斐の映像、そして「7年間ありがとうございました。みんなのこと、絶対に忘れないと約束するよ。また会いましょう。STU48甲斐心愛」というメッセージがスクリーン上に映し出されて幕が下ろされた。

13歳、中学1年生でSTU48のオーディションを受け、2017年3月に結成されたSTU48の1期生となった甲斐。STU48として長く活動してきたなか、外の世界に触れて強い刺激を受けるためKLP48に移籍するという決断に迷いはなかったという。後輩にバトンを渡す時だ!そんな気持ちもあったという。「STU48でやり残した事はない。」と断言。「STU48で過ごした充実感とともに、異国の地で2回目の1期生としてグループを引っ張っていきたい。」と意気込む甲斐の背中を後押ししたい。

【KLP48とは】
2024年1月1日にAKB48グループの海外姉妹グループ、マレーシア初の姉妹グループとしてマレーシア・クアラルンプールを拠点とする「KLP48」が誕生することが発表され、KLP48の初代メンバーオーディション『KLP48 1st Generation Audition ~I shine from the Heart of Asia~』が行われた。応募資格は、満13歳~23歳の女性で、国籍は不問。「基本的にマレーシア・クアラルンプール、世界での活動になるため海外生活が可能な方」「ボーカル、ダンス経験者」などを対象とし、8月のデビューを目指す。海外で現存する48グループとしては、JKT48(2011年活動開始/ジャカルタ)、BNK48(2017年活動開始/バンコク)、MNL48(2018年活動開始/マニラ)、AKB48 Team SH(2018年活動開始/上海)、AKB48 Team TP(2018年活動開始/台北)、CGM48(2019年活動開始/チェンマイ)に続いて7組目となる。

甲斐心愛コメント
13歳でSTU48に加入して20歳になりました。この7年間では、今まで過ごしてきた人生とまるっきり変わり、多くの夢が叶いました。最初の頃は、選抜メンバーに選ばれず、ライブになかなか出演するチャンスが無く、そこからスタートした私のSTU48人生でした!活動をふりかえって、始球式やレギュラー番組ラジオ、写真集発売など沢山の夢が叶いました。一つ一つのお仕事を盛り上げて、支えてくれる方々のお陰で「やりきった!」と言える活動をすることが出来ました。感謝の気持ちを胸にKLP48へむかいます。
今は、新しいアイドル人生が幕開けるワクワク感でいっぱいです。これから出会う方々とのご縁を大切にし、世界へ飛び出しても、沢山の人を笑顔にできるアイドルになります!まだ、不安なことはありません。これから、色んな壁とぶつかるかもしれないけど、乗り越えてずっと成長し続けれるように頑張ります。
ファンのみなさん、いつも応援してくれてありがとうございます。本当に私は、ひとりでは何も出来ないただの女の子です。そんな私を受け入れて、ついてきてくださって、ありがとうございます。楽しい時間も、悲しいことも共に歩んでくださった皆さんの顔を、絶対にこれからも忘れません。また会いましょう。
次、会った時も同じように笑顔で会いたいです

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