日本テレビ系水曜ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」の主題歌「Mirror feat.斎藤宏介」を収録した、自身19枚目のシングル「Mirror」を昨日11月26日にリリースした家入レオ。そんな家入が11月27日(木)東京・LINE CUBE SHIBUYAにて全国ツアー「家入レオ TOUR 2025 〜bulb〜」のファイナル公演を開催。アンコールでは斎藤宏介氏(UNISON SQUARE GARDEN/TenTwenty)もサプライズで登場し、さらにMCでは2026年2月15日(日) 豊洲PITにて「家入レオ FANCLUB LIVE 2026 〜PIZZA 8 〜」の開催も発表され、大盛況のうちに幕を閉じた本公演のライブレポートとライブ写真が到着!本ツアーのセットリストプレイリストも公開された。

「家入レオ TOUR 2025 〜bulb〜」SETLIST PLAYLIST
https://jvcmusic.lnk.to/bulb_setlist

またライブの模様は、U-NEXTにて独占ライブ配信された。見逃し配信についても2025年12月13日(土)23:59まで視聴することができるので、見逃した方は是非チェックいただきたい。

そんな家入レオは19枚目のシングル「Mirror」を11月26日にリリース。表題曲「Mirror feat.斎藤宏介」に加えカップリングにはライブでも披露されてきたBLUE ENCOUNT・田邊駿一氏提供の、女の子のわがままに付き合ってあげている男の子目線で綴られたラブソング「ラブレター」、および2曲のインストを含む全4曲が収録されている。
パッケージ形態は完全生産限定盤、初回限定盤、通常盤の3形態。完全生産限定盤付属DVDには、本作に向けてスタジオライブ映像を撮り下ろし。「Leo Ieiri Studio Live 2025 at Victor Studio」と題し、「この世界で」「サザンカ」「もし君を許せたら」「Lady Mary」「ワルツ」の5曲を新たにアレンジし、スペシャルバージョンで収録。初回限定盤付属DVDには「Mirror feat.斎藤宏介」のMVおよびMV・アートワーク撮影に密着したメイキング映像が収録。商品形態毎のジャケット・アートワークをバックプリントにした“「Mirror」オリジナルロンT”がついた限定セットも発売されている。

photo by Kosuke Ito

<ライブレポート> 

東京・LINE CUBE SHIBUYAにてファイナルを迎えた、家入レオ約1年ぶりの全国ツアー「家入レオ TOUR 2025 〜bulb〜」。10月より埼玉・兵庫・福岡・愛知・東京の全国5箇所を巡ってきた本ツアーは、家入初のコンセプトツアーだ。そんなツアーのタイトルに掲げたのは”球根”を意味する“bulb”。セットリストから、衣装、グッズまでテーマに込めたメッセージを体現するように作り上げたという。

チケット完売、満員のLINE CUBE SHIBUYA。開演時間を迎え、ステージにSEが鳴るなか、バンドメンバー松本ジュン(Key)、玉田豊(Dr)、前田恭介(Ba)、qurosawa(Gt)、前田雄吾(Mnp)に続いて、家入が登場。虹色の照明の下ボートレース2025 TVCMタイアップソング「雨風空虹」を歌い上げ、続けて「もし君を許せたら」「未完成」「恍惚」を披露。艶やかな歌声で会場を一気に引き込んだ。

U-NEXTでの生配信もされていた今回の公演。「東京、こんばんは!bulbツアー、ファイナルスタートしましたが楽しんでるでしょうか?このライブみーんなテレビも会場も楽しんでますか?」と、挨拶がてら煽ると大きな歓声が。毒を持ちながらも美しい花を咲かせる“bulb=球根”をタイトルに名付けた本ツアー。「私は人間も、球根と同じだと思っていて。弱さ、コンプレックス、痛み、嫉み、、そういうものから目を背けずに向き合えば、いつか大きな花が咲く。毒があればあるほど個性的に美しくなれると思う。私は自分のそういう人に見せたくない部分をステージで、歌であらわにして、受け取ってくれたみんなが”完璧じゃなくてもいいんだ”って思ってもらえたら嬉しい。」とテーマに込めた想いを語ったのち、続く曲は「Neon Nights」「love & hate」。久しぶりに披露される曲を織り交ぜられているのも、今回のツアーならではだ。ドラムのビートに合わせ手拍子を煽り、エッジーなギターリフから始まったのはKing Gnu常田大希氏提供の「Overflow」。背面に組まれた鉄骨のセットと照明魅せるシンプルな演出も、生身でぶつかってくる家入の歌声やパフォーマンスを際立たせる。

ライブは中盤ではアコギ、ピアニカ、カホン、ベースのアコースティクコーナーへ。大きな会場でも音ではみんなと近くにいたいという思いから設けたという本コーナー。「これから歌う曲もめちゃめちゃ久しぶりに歌います。SNSとかスマホを見てて、今を生きることってできてますか?気づいたら過去とか未来のことばっか考えて、今日こうやってライブに来てるけど他のことに気を取られてない?学校とか家のこととか悩み事とか、全て家入レオが吹き飛ばします!」と観客に寄り添うような頼もしい言葉とともに「パパの時計」、そしてシングル「Mirror」のカップリングとしても収録されているBLUE ENCOUNT・田邊駿一氏提供の「ラブレター」をアコースティックで披露。会場の手拍子を浴び、お客さん1人1人の表情を感じ、時にバンドメンバーとお茶目なアレンジを挟みながらこの時間を楽しむよう微笑ましく歌う家入の姿が印象的で、ハートフルな空気が会場に充満した。

続いてバンドスタイルでドラマ主題歌の「君がくれた夏」「Silly」、2018年リリースアルバム「TIME」より「祈りのメロディ」とバラードを立て続いて披露。深い情感を漂わせながら一音一音を紡ぐよう届け、観客を家入と歌の世界に引き込んだかと思うと、「そしてこれから後半戦!盛り上がりたいよね!終わりたくないと思ってるだけじゃなくてさ、いろんな気持ちがあると思うけど、全部受け止めよう!あなたはあなたのままでいいんだよ!東京行けるよね!」と投げかけると、「Hello To The World」から始まり「Bless You」「Shine」「純情」とアップナンバーゾーンへ突入。言葉一つ一つを訴えかける力強い歌声と、強い眼差し。怒涛の気迫あふれるパフォーマンスに、会場の空気は一気に熱を帯びボルテージ最高潮のまま本編ラストとなる「Pain」を披露した。

拍手に答え迎えたアンコールで「ここで一つ発表があります!次のライブが決定しました!」とデビュー日2月15日(日) 豊洲PITにてFC限定ライブを行うことを発表。“家入レオ FANCLUB LIVE 2026 〜PIZZA 8 〜”と題しこれまで出した8枚のアルバムから2曲づつセレクトして披露するという。嬉しい発表に続けて、「昨日はシングル「Mirror」のリリース日でした!私自身初めて男性とフィーチャリングをさせていただきまして。今日ファイナルじゃないですか?ということで…お呼びしてもいいでしょうか!?UNISON SQUARE GARDEN/TenTwentyギターヴォーカルの斎藤宏介さんです!」と、観客の驚きの歓声に包まれるなか斎藤宏介氏がサプライズで登場!「やっぱり家入さんの歌って特別だなってすごく感じました。かっこいいし、それを楽しみにライブを見に来てる皆さん含め全部がかっこいいなと思います。」と語る斎藤に、家入は「斎藤さんの番組で私の「空と青」という曲を一緒に歌って共演した時に、芯があるけど儚さも持ち合わせた声の方だなと思って、いつかご一緒したいなと思ってお誘いして」と客演した理由を語り、日本テレビ系水曜ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」主題歌「Mirror feat.斎藤宏介」を2人で初パフォーマンス。家入初の男性アーティストとのコラボ曲となる本楽曲。暗闇の中でもがきながらも、一筋の希望の光を掴み取ろうとする切なる覚悟が込められた歌詞を、2人は繊細に語りかけるように歌い上げる。曲が終わると大きな拍手が巻き起こった。そして、最後にはデビュー曲「サブリナ」を披露。自らの弱さに向き合い、それでもそこに水を与え続ければ大輪の花を咲かすことができる。己の毒に向き合い、歌を紡ぎだしてきた家入レオの核心に迫るようなツアーは大盛況にて幕を閉じた。

■U-NEXT配信情報
家入レオ TOUR 2025 〜bulb〜
ライブ配信:2025年11月27日(木)18:30~ライブ終了まで
見逃し配信:準備出来次第~2025年12月13日(土)23:59まで

※視聴可能デバイスに関しては以下をご確認ください
 https://help.unext.jp/guide/detail/supported-devices-of-live-distribution
ライブ配信の詳細:https://t.unext.jp/r/leo_ieiri_2025
家入レオ特集はこちら:https://video.unext.jp/browse/feature/FET0010322

■ライブ情報
家入レオ FANCLUB LIVE 2026 〜 PIZZA 8 〜
[公演日程]
2026年2月15日(日) 東京・豊洲PIT

[チケット料金]
指定席 \7,500(税込)
※3歳以下入場不可/4歳以上チケット必要。
※別途ドリンク代が必要です。

家入レオ オフィシャルHP

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