映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』OP/ED主題歌「涙のパレード/僕たちの日々」発売記念フリーイベントにfhánaと小林幸子が登場！オフィシャルレポートが到着！

京都アニメーションが贈る最新作は、心温まる家族と絆の物語ーー。

2017年にTVアニメがスタートした『小林さんちのメイドラゴン』シリーズ。原作の人気エピソードを壮大なスケールで描いた、映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』は、現在好評公開中！その主題歌を担当するfhanaと小林幸子が、7月13日（日）、作品のモデルの地でもある埼玉県の越谷にある、イオンレイクタウンmori　1F 木の広場にて、OP/ED主題歌「涙のパレード/僕たちの日々」の発売を記念したフリーイベントを開催した。

    

イベント当日に主題歌CDを購入すると手に入る優先観覧エリアの入場券は、早々に完売。イベント開始前から、ステージには多くの観客が詰めかけていた。fhanaのリハーサル中、本番ではレクチャーの時間を取れない可能性もあるからと、新曲「涙のパレード」のサビの振り付けをkevin mitsunaga（Sampler,etc.）がレクチャー。本番で、他の観客を引っ張っていってほしいとお願いをする。

    

13時になると、いよいよイベントがスタート。まずはfhanaが、TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』のOP主題歌で、彼らの代表曲でもある「青空のラプソディ」を披露し、会場を一気に盛り上げていく。towana（Vo）が、広場の上の階で見ているお客さんにも届くよう、高らかに歌声を響かせると、佐藤純一（key,cho）が鍵盤、そしてkevinが鉄琴を叩き、最高のポップチューンを奏でていく。観客も大きな声を出し、クラップをして、ライブを楽しんでいた。

    

「fhanaです」と短く挨拶をすると、続いて、TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』（第2期）のOP主題歌「愛のシュプリーム！」を披露。ゴージャスなサウンドに、towanaとkevinによる、軽快なラップが印象的な楽曲だ。目まぐるしい2人の掛け合い、クラップをしながら、みんなで音楽を楽しむことによって生まれる多幸感が心地良い

    

MCで、初めて越谷に来られたことを喜ぶメンバー。そして、「映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』を見た人？」と尋ねると、多くの人が手を挙げる。それを見た佐藤は「カンナ（CV.長縄まりあ）の涙にインスパイアされて、この曲を作りました」と伝える。そして、kevinが少しだけサビの振り付けをレクチャーすると、さっそく映画のオープニング主題歌「涙のパレード」を歌う。サビで、みんなでダンスをしながら楽しむ明るいポップスだが、どこか切なさも漂う。シリーズの主題歌を担当してきたfhanaだからこそ、心に刺さる歌詞とメロディを紡げるのだろう。途中、佐藤もダンスに加わり、ステージを盛り上げたのだが、佐藤が踊るのはこの曲のリリースイベントか、もしかしたら次のアニサマ（『Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"』）だけということで、「それ以降は踊らなくなると思います」と言って、場を和ませていた。

 

そこからエンディング主題歌のコーナーへ。作品タイトルにちなんで、みんなで「小林さーん」と呼び込むと、小林幸子が登場。これから歌うエンディング主題歌「僕たちの日々」について、「当たり前はないとわかっているけど、つい忘れてしまう。今ここで会ったのは、たまたまなのかもしれないけど、これって奇跡なんだということを忘れないで。これからも奇跡を大切に、生きていってほしいと思います」と伝える。

ステージに映える真っ赤なドレスをまとった小林幸子。優しいイントロが流れ、そこから歌声を響かせると、楽曲の世界へ一気に惹き込まれてしまう。心に染み入る歌声で、当たり前に過ぎていく日々が“きせき”なのだと歌っていく。たった数分で、感動的な映画を見たかのような気持ちにさせてくれる、素晴らしいステージだった。

みんなで盛り上がり、最後は感動的に締めくくったミニライブのあとは、fhanaによるCDサイン会が行われ、発売記念フリーイベントを終えた。

    

映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』は、大ヒット上映中！　そしてfhanaと小林幸子によるOP/ED主題歌「涙のパレード/僕たちの日々」も好評発売中！　また、今回のフリーイベントは、スマホでの写真・動画撮影がOKだったので、SNSなどで、このイベントの模様もチェックしてみてほしい。

    

    

    ライター・カメラマン：塚越淳一