結成から四半世紀を超えて、今もなお最前線で活躍する陰陽座。彼らが長らく支持されてきたのは、何よりも常にクオリティの高い音楽を創造し続けているからこそだが、その根底として、活動のすべてにおける真摯な姿勢があるのも大きい。それは制作面において一切の妥協がないのは言うまでもないが、ファンを含めて、関わる周囲の人たちへの接し方などにも及ぶものだ。「上ではなく前へ」という愚直なまでに潔い歩み方を着実に貫いてきた足跡も、結果的に陰陽座の孤高さを際立たせる要素の一つになったかもしれない。
去る8月6日にリリースされたアルバム『吟澪御前』も、そんなアティチュードを改めて示す作品だった。タイトルは前作『龍凰童子』とも連関してくるが、“吟澪”とは、吟ずることを澪とする、つまり、歌うこと、音楽を奏でることを己の道とするという意味であり、“御前”たる強力さで表現するという意思を表明したものだ。そこには屈指のシンガーである黒猫(vo)を体現する言葉であることも言い含められている。
一方で、どんなライヴにおいても圧巻たるパフォーマンスで魅せることもファンにはよく知られている。新曲をメインにしたセットとなれば、より新鮮さも加わってくるというものだ。ここでは同作を引っ提げた国内ツアー『吟澪』のうち、9月22日に行われた東京・Zepp Haneda公演の模様を振り返ってみたい。
開演予定時刻を過ぎ、暗転した場内に今回のツアーに向けて書き下ろされた重厚な響きの前奏曲「澪」が聞こえてくる中、メンバーがステージに姿を現した。最後に登場した黒猫は両手を広げて深く一礼。ほどなくして、アルバムのオープニング・トラック「吟澪に死す」のイントロに切り替わり、リフが力強く刻まれ始めると同時に瞬火(b&vo)は「東京! その魂で道を示せよ!」と高らかに叫んだ。疾走感のあるリズムに声を合わせる観客。信念を曲げずに邁進する陰陽座の在り方を明確に宣言した歌詞だけに、自ずから熱くもなる。狩姦(g)と招鬼(g)によるツイン・リードで奏でられるギター・ソロ・パートの鮮やかさなど、彼らの特性をわかりやすく集約した楽曲の一つと言っていいだろう。
そのまま赤を基調とした照明の中でゆったりと叙情旋律につながれ、曲は「深紅の天穹」へ。アップ・テンポに展開すると、瞬火は激しく髪を振り乱す。男女のツイン・ヴォーカルならではのキャラクターをより堪能できる楽曲でもあり、視線はそのつど両者に向けられる。曲名にもある青いはずの空が禍々しい深紅に見えるという比喩は、現代社会に蔓延る不穏な空気を体現するもの。昨今の世界情勢も思い浮かぶが、そのテーマ性がアグレッシヴかつヘヴィなサウンドと同調していく。
バンドのツアーとは興味深いもので、回を重ねるごとに変化も表出する。新作に伴う場合は特に顕著で、初日のKT Zepp Yokohama公演(9月11日)も完成度は高かったが、明らかにグルーヴが増しているのがわかる。おそらくそれはメンバー自身も自覚しているはずで、結果的にさらなる好循環をもたらすことになる。
ここで瞬火が今夜のツアーへの参加に対して謝意を述べ、すぐさま「鬼神に横道なきものを」をコール。この曲名は『龍凰童子』のリリース時のツアー・タイトルにも用いられていたが、これは酒吞童子が源頼光に倒された際に発した言葉と言われている。すなわち、かの屈指の強力な鬼の一生を振り返りつつ、討伐されたときの心情などを描写した物語が綴られたのがこの曲だ。まず招鬼の弾く野太いリフがダークな世界観を先導。演奏と歌で一つ一つのプロットを的確に形象化していく。しかし、いわゆる勧善懲悪とは異なる視点で描かれているのも、作詞作曲を手掛ける瞬火の理知なるところ。じっくりと聴き込んできたオーディエンスは、具体的な光景を思い浮かべながら堪能したに違いない。
陰陽座には妖怪を取り上げたマテリアルも数多いが、遊女の姿をしたと伝えられている「毛倡妓」もその一つだ。琴の音を交えた和の旋律。音源でも驚かされたが、ここでの黒猫の歌唱は群を抜く。ハード・ロックの骨太さを保ちつつ、民謡や演歌に通じる声の用い方は彼女の得意とするもので、特に今回の艷やかさを伴った表現の巧みさは、まさに粋な女性像を映し出す。シンガーとしての実力には定評があるが、こういった多彩さを備える人物はそう多くはない。
盛大な拍手が贈られる中、瞬火は「さすがはお江戸の魂、アルバム『吟澪御前』の曲、いきなり立て続けにお送りしましたが、まったくもって素晴らしい魂で受け止めてもらえて、ホントに最高です。ありがとうございます!」と挨拶し、今回は新作からすべての楽曲を披露することを改めて伝え、「黒猫さんの髪の毛がとても魅惑的な色になっていて」と黒猫に振る。
「そうなんです。東京のみなさん、お元気でしたか!」との威勢のいい言葉に続けて、彼女は「黒猫と言えば黒髪がトレードマークなんですけれども、ちょっと病気の症状が髪に出てしまいまして、このような変化(へんげ)をいたしました」と銀色のウィッグを装着した理由を説明する。事前にインスタグラムでも明かされていたとはいえ、自身の口から「それ以外はとても元気なので」と告げられたことで安堵したファンは多かっただろう。
そうとなれば、あとは楽しむのみである。そして「まだまだ飛ばして行くぜ!」との瞬火の煽りで「誰がために釜は鳴る」へ。イントロのアップ・テンポのリズムに、自然と声を合わせるオーディエンス。曲名はヘミングウェイの小説『誰がために鐘は鳴る』をもじったものだが、内容は岡山の吉備津神社で行われている鳴釜神事を元にしており、自分の思うがままに歩んでいくことが大切なのだというポジティヴなメッセージが込められている。また、最後の一節は陰陽座のライヴの光景そのものを映し出すものだけに、軽快な曲調と相まって、場内は温かな空気感になっていく。そこにつながれたのが『龍凰童子』からの「大いなる闊歩」というのもテーマ的に合点がいく。黒猫の行進するような仕草は可憐さを際立たせつつ、観客を大いに盛り上げるパフォーマンスになる。
そのまま再び新作から「星熊童子」へ。酒呑童子の配下にある四天王の1人を取り上げたものだ。その逸話を瞬火流に解釈したストーリーだが、主題は裏切りに対する怒り。スラッシュ/メロディック・デス・メタルの系譜にあるアグレッシヴなサウンドとグロウルに思わず頭を振らされる。ギター・ソロの中間部にある招鬼のストロークも効果的で、こういったアレンジを含めて、文字通りの和洋折衷さを絶妙に体現する陰陽座の持ち味を改めて感じる演目でもあった。
次のMCを担当したのはその招鬼だった。
「『吟澪御前』の楽曲をステージで演奏するのは、当然、僕らも今回のツアーが初めてということで、新鮮な、フレッシュな感じが……何で言い直したんだ?(笑)」
図らずもフロアに笑いをもたらしたが、この発言が後に愉快に効いてくることになるとは、誰も予想していなかっただろう。そして通常モードに戻り、黒猫が「次の曲、聴いてください」と「紫苑忍法帖」を導いた。瞬火が敬愛する山田風太郎の『忍法帖』作品に着想を得たシリーズ曲だ。常に死と隣り合わせにある忍者の戦いが、疾走感のあるバンド・サウンドを通して描かれていく。オーディエンスも必然的に昂揚感を覚えるマテリアルだが、身近な仲間を失っていく主人公の心の内側を想像させることで、聴き手も共感できる普遍性へと昇華させる。ライヴにおいても一過性の盛り上がりに終わらない深みが滲み出てくる場面だった。
暗転して聞こえてきたピアノのイントロは『風神界逅』(2014年)収録の「故に其の疾きこと風の如く」だった。武田信玄が掲げてきた軍旗に記された『風林火山』でよく知られる一節を配したタイトルだが、その言葉の意味を瞬火が解釈し、人生とはいかに早く過ぎ去るものか、それゆえに掛け替えのないものなのだといった見地で歌詞はまとめ上げられている。テンポ感や曲調的にも「紫苑忍法帖」に続ける楽曲として心地よい選曲だが、死生観といった観点でもテーマを締め括る繋がりを演出したのはさすがだった。黒猫と瞬火の二声によるサビの歌唱は、儚さと覚悟を並立させているようにも映る。
「故に其の疾きこと風の如く」のエンディングからシームレスに聞こえてきたピアノもまた情感を揺さぶる。それもそのはず、これは次の「地獄」へのインターヴァルとして配置されたものだったのだ。12弦ギターも用意された「地獄」は、一般的にはバラードと呼ばそうなスタイルだが、実際に起こった近年のある事件について書かれた楽曲だ。具体的に何を取り上げたのか、バンド側はあえて公言していない。ただ、<地獄はそこにある>というフレーズに象徴されるように、“この世にある地獄”が歌われている。息を呑んでじっくりと耳を澄ませる観客。序盤に抱く哀しみの感情は、非情な者たちの度重なる凄惨な所業を知るにつれ、次第に怒りへと移行していく。解釈は人それぞれあっていいが、黒猫の歌がよりエモーショナルに聞こえたのは、決して錯覚ではないだろう。
間違いなくこの日のハイライトの一つだった。いつまでも続く盛大な拍手の後、瞬火は「僕たちが一番大切にしているかもしれない気持ちを詰め込んだ曲」と振り返ったが、その重みは「地獄」を聴けば聴くほど実感するはずである。
一転して後半は狩姦のMCから快活にスタートする。
「ここの会場の最寄駅の天空橋、めちゃめちゃカッコいい!」とファンタジーの世界が広がっていそうな名前だと思ったという話から、「今日はファンタスティックなライヴを繰り広げていこうと思います!」と場内を沸かす。
そして、黒猫が「今日はあえてこう紹介させてください。組曲『鈴鹿』」と言って始まったのは、「鈴鹿御前 - 鬼式」「大嶽丸」「鈴鹿御前 - 神式」の3篇である。アルバムにおいては組曲とは謳っていないが、事実上、そう呼ぶに相応しい合計で16分に及ぶ大作だ。これは伊勢と近江の境にある鈴鹿山に住んでいた鬼女であり天女でもある鈴鹿御前について、瞬火が歴史小説のごとく、ある種の新説のような体裁でまとめ上げた創作物で、実演での聴き応えは音源以上だったと言っていい。「変化(へんげ)」をした黒猫は実は鈴鹿御前の化身を意図するものだったのではないか。そんな思いすら湧いてくる。もちろん、何の予備知識がなくとも、圧巻の構成力だけで感服しただろうが、歌詞に綴られていた場面が精緻に立体化されていく光景は、陰陽座のライヴ版組曲の醍醐味である。まさに鬼神が憑依したかのような黒猫の表現力も特筆すべき見どころだ。バンドの熱演が終わった際の大歓声で応えたオーディエンスの姿が、何よりもこの演目の説得力の高さを証明していた。
ここから終幕に向かって加速する。弦楽器隊の3人がそれぞれマイクに向かって煽り、瞬火が「その燃える魂で燃える最期をくれよ!」と「組曲『義経』〜悪忌判官」を演奏することを高らかに宣言。2004年に3部作シングルの一つとして発表された、長らく親しまれてきた人気曲ゆえ、会場の熱は瞬時に上がる。題材は源義経だが、瞬火のレトリックの見事さが如実に表れたマテリアルでもあり、これも手に取るように情景が思い浮かぶ。歌詞には書かれていない「鬨を上げよ!」(瞬火)「おぉ!」(観客)の交歓もライヴの場ならではだ。最後のサビが終わった瞬間、瞬火は物語と同調するようにスッと腰を落とす。その動作は何度観ても頷かされる究極的な美しさがある。
この躍動感を引き継いだのが「邪魅の抱擁」。『夢幻泡影』(2004年)に収録された疾走するパワー・チューンにヘッドバンギングで応えるオーディエンスも急増する。陰陽座の個性であるツイン・ヴォーカルの面白さを体現し、またシュレッディングなツイン・ギターも堪能できる点を改めて繙くならば、当時から劇的な構成美は彼らの強みの一つだった。伝統的なヘヴィ・メタルの様式を基盤にしながら、いかにパーソナリティを具現化するか。無論、クリエイターとしての探究心が前提とはいえ、自身が憧憬する音楽を進化させてきた陰陽座の歩みもふと思い起こす。
本編を締め括ったのは、言うまでもなくアルバムのエンディング・トラックでもある「三千世界の鴉を殺し」。曲名は高杉晋作が詠んだとされる都々逸の一節を冠したもの。楽曲の捉え方は十人十色だろうが、軽妙なテンポでバンドと共に歌うことで、少なくとも世の中のネガティヴな事象から離れられる。言わずもがな、そこには希望も生まれるかもしれない。陰陽座のライヴそのものの空間が一つの答ではある。お祭り騒ぎのように享楽的になれるのと同時に、彼らが結成から26年以上も存在し続けてくれていることへの感謝の念も無意識のうちに抱くことになった。
ほどなくして始まったアンコールは、陰陽座の代名詞とも言える「焔ノ鳥〜鳳翼天翔」からスタート。JUDAS PRIESTの「Hellion〜Electric Eye」をモチーフにした構成であることはファンなら周知のエピソードだろう。普段よりも若干速めに感じたが、ここは充実したライヴがメンバーの気持ちをブーストしたと解釈したい。曲が終わる段になると、瞬火は「アンコールのお呼び出し、ありがとう! 極楽地獄の門はすでに開いてるんだぜ!」と勢いよく言い放つ。“極楽地獄”とは、陰陽座のアンコールでしばしば登場する、疾走曲ばかりを連続で畳み掛けるセットのこと。演者も観客もすでに消耗しているはずの体力に抗いながら、一心不乱に楽しく駆け抜けるといった意味で名付けられたものだが、この日はその後に「蒼き独眼」「火車の轍」「羅刹」、そして客席に扇子が舞う「無礼講」と続いた。常軌を逸したといっては誤解があるが、その熱烈な盛り上がりは説明するまでもないだろう。
瞬火は来場への感謝を再度述べつつ、陰陽座としての今の思いを言葉にした。
「四半世紀を超えて活動を続けさせていただいている陰陽座がここに立っているのは、すべてみなさんのおかげなわけですが、人間にとって、時間というのは命と同義なんですね。時間が経過することによって命がそこにあるということが証明される。我々陰陽座は、自分たちが陰陽座というものをやると覚悟してやっているわけですから、作品を作るにしても公演をやるにしても、自分たちの命と等しい時間を費やす、これは当たり前のことです。しかし、その僕たちが命を削って、賭して作った作品を、誰が聴いてくれる保証があるか、ライヴをやるからといって誰が観に来てくれる保証があるか。みなさんのような熱い魂を持った方と貴重な命に等しい時間というものを共有してきた、この時間があったからこその陰陽座だったなと心から思います。陰陽座に幸せな時間をくださって、本当にありがとうございます」
そしてこうも続けた。
「この先、一体あと何曲みなさんにお届けできるか、何回ライヴでみなさんと一緒に魂を燃やせるか、一つ一つ噛み締めていかなければいけない、そういう時間に差し掛かっていますので……これからも命をかけて陰陽座をやっていきたいと思いますので、その傍らにぜひみなさんのような熱い魂を持った方に一緒に歩いていただければ心から嬉しいです。これからも陰陽座をよろしくお願いします」
期せずして、先述した「三千世界の鴉を殺し」を耳にしたときにふと湧いた感情への返答のようにも思える声明だった。音楽こそが第一義だが、すべてにおいて真摯に取り組んできたアティテュードが、陰陽座を陰陽座たらしめている側面もある。取材などを通して、長らく彼らと接してきた立場ゆえに感じるが、いまだに学ばされることは多い。それゆえにこちらの好奇心も刺激されるのだろう。
そんなことに思いを馳せるさなかに行われた二度目のアンコールは一撃必殺の「悪路王」。これもお馴染みのスラッシュ・チューンだが、オリジナル・アルバムには収録されていない、シングルのカップリング曲が愛され続けているのも、ファンの陰陽座に対する熱い支持が見て取れる。
「こんな最高のファンタスティックなみなさんに、最後のファンタスティックな挨拶ができるそんなファンタスティックな選手は、この選手しかいない!」と瞬火に指名された狩姦は「ここから観る光景はホントにファンタスティックでした。東京公演をすると千秋楽な感じがするんですよね。今日が最後だったらファイナルファンタジーでしたね」と叩きつけた超攻撃的音塊との落差で和ませる。そんな親しみやすさも陰陽座の魅力ではある。
なお、この東京公演から約1週間後、真の千秋楽となるZepp Sapporo公演(9月30日)に足を運んだ。その終演時に明らかにされた事実を一つだけ紹介しておきたい。実は黒猫の不調が発覚した際、リーダーの瞬火は黒猫の体調を第一に考えツアーの中止を進言したのだという。しかし、彼女は各地で待っている人がいるとその提案を退けたとのことだった。黒猫自身がライヴを完遂できる体力的な自信があったのだとは思うが、普段、そういった舞台裏は公にしない陰陽座が今回の件に触れたのは、それほど差し迫った状況下ながらライヴに挑んだ、彼女の奮闘ぶりに感銘を受けたゆえだろう。そんな経緯を知った観客も万感の思いで黒猫に拍手を贈った。
また、今回のグッズなどには、『The song I sang becomes a guiding light』なる一節が、『吟澪』のサブ・タイトルのように記されていた。バンド側から公式なアナウンスはなかったはずだが、これは『吟澪』が意味するところを英訳したものだ。“We”ではなく“I”が用いられたのは、吟澪御前たる黒猫に焦点を当てたと理解すればいい。歌、音楽そのものが進むべき標となる――陰陽座が貫いてきた信念が慎み深く示されたこの言葉は、ここ数年の彼らの紆余曲折のあった活動を振り返れば、なおさら崇高に映る。気になる今後の活動については然るべきときに発表されるだろうが、黒猫の療養を最優先にしつつ、これまで同様にファンの期待に応えるプランを模索していくはずである。しばらくはツアー『吟澪』の余韻を反芻しながら、新たな吉報が届けられるのを楽しみに待ちたい。
取材・文●土屋京輔
陰陽座ツアー2025『吟澪』東京公演(Zepp Haneda)
(セットリスト)
1. 吟澪に死す
2. 深紅の天穹
3. 鬼神に横道なきものを
4. 毛倡妓
5. 誰がために釜は鳴る
6. 大いなる闊歩
7. 星熊童子
8. 紫苑忍法帖
9. 故に其の疾きこと風の如く
10. 地獄
11. 鈴鹿御前 -鬼式
12. 大嶽丸
13. 鈴鹿御前 -神式
14. 組曲「義経」~悪忌判官
15. 邪魅の抱擁
16. 三千世界の鴉を殺し
En1. 鳳翼天翔
En2. 蒼き独眼
En3. 火車の轍
En4. 羅刹
En5. 無礼講
W En. 悪路王
陰陽座 第16弾オリジナルアルバム『吟澪御前』(ぎんれいごぜん)は絶賛発売中。こちらのアルバムは、タイトルの通り“吟ずることを己の澪とする強力な鬼”という意味が込められている。“吟ずること”とは歌ったり音楽を作ること、そして “澪”とは船が通った後の航跡のことで、“御前”は強力な女性の鬼の名前に付けられる言葉。口先で己を語るのではなく、音楽そのもので語るのだという陰陽座の信念が込められている。まさに陰陽座 結成25周年を越えて作られた最高傑作と言える内容となっているので、是非チェックしてみてほしい。現世に陰陽座が存在している意義と意味のすべてが詰まった新作から目が離せない!!
■リリース情報
『吟澪御前』(ぎんれいごぜん)
2025年8月6日(水)発売
<収録楽曲>
① 吟澪に死す
② 深紅の天穹
③ 鬼神に横道なきものを
④ 誰がために釡は鳴る
⑤ 星熊童子
⑥ 毛倡妓
⑦ 紫苑忍法帖
⑧ 地獄
⑨ 鈴鹿御前 -鬼式
⑩ 大嶽丸
⑪ 鈴鹿御前 -神式
⑫ 三千世界の鴉を殺し
全作詞・作曲:瞬火
初回限定特典:特製スリーブケース/カラー・フォトブックレット
定価¥3,500(税抜価格¥3,182)/品番:KICS-4208
■CD購入者特典情報はこちら→ https://www.kingrecords.co.jp/cs/t/t16325/
楽曲配信はこちら
https://king-records.lnk.to/omz_ginreigozen
『吟澪御前』SPOT CF
URL: https://youtu.be/YZajC7Xir24
